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プライシングのセッション。最良推定、リスクマージン、資本コスト、の区分・枠組み。日本の会計基準やソルベンシーの枠組みでは明示的に区分けがない。 プライシングにはIFRSのほうが親和性高いのではないか。#IAJAGM
2013-11-08 15:16:28くるりの治療給付のがん、リスクとしてはニューリスクを含む(緩和ケアの痛み止めや抗がん剤など、経験が充分ない)。商品設計で10年更新とすることでリスク限定し、かつ給付限度など、結局は基本的アプローチを組み合わせ。#IAJAGM
2013-11-08 15:22:32終身医療は比較をされる競争環境のマーケット。医療のロングタームのリスクはないとの判断(30年の経験を見ても、残存者のリスク濃縮すら観察されていない)。規制のリスク評価とは外れるが、テールシナリオを設定したリスク複数発現パターンのシナリオテスティングで補完している #IAJAGM
2013-11-08 15:26:18Catモデルのセッション。USのハリケーン、USの地震などは再保キャパ大、よってリスクロードも大。小さい国のcatはリスク分散のおかげで再保険マーケットでのリスクロードは比較的小さい。再保険は期間が短いため、運用リスクに関するマージンはほぼプライシングに影響しない。#IAJAGM
2013-11-08 15:44:30再保険プライシング手法は主に4つ。レバレッジ比率プライシングはP対比の資本比率を元に値付け。運用は簡単で分散効果考慮できるが事前に比率をフィックスする必要あり #IAJAGM
2013-11-08 15:47:28SD ローディングは一番一般的手法だが、SDの推計は容易でないケースも。ローディングファクターも地域によるばらつきもあるしよく変わる #IAJAGM
2013-11-08 15:49:21IERPはVARかTVARをリスクロードとし、投資と等価な収益を産むようプライシング。リスク評価には一般的な手法。テールがファットなほどIERPによるプライシングが他の手法に比べ高くなりやすい #IAJAGM
2013-11-08 15:52:28限界サープラス法は、自然災害再保険に一般的に使われるプライシング方法。個社の分散効果が反映されるため、保険会社ごとにP水準が違うことになる #IAJAGM
2013-11-08 15:54:51アメリカの巨大災害再保険マーケットはソフト化している。理由は保険会社以外も参入してきているから(ファンドは再保険会社と資本構造が違う)。競争環境によってリスクに対するチャージは違う、ひらたくいえば競争が激しくなって価格競争が促進されるという側面がある。 #IAJAGM
2013-11-08 15:57:17経済価値ベースの理論的な整理をするセッションへ。 保険は非完備市場なので一物一価ではない(risk neutralな測度がいくつでもある)。複製できるキャッシュフローはリスク中立に評価できるが複製できないものは他の方法しかない。この併用型を「市場整合的」という #IAJAGM
2013-11-08 16:10:14日韓の違いの話。韓国の保険プライシングはアキュミュレーション方式だけになりつつある。認可は早い。年に10本新商品出せる。理由は数理的審査だけの下部機関があり、そこを通ったものだけが審査に入る(数理審査はその下部機関だけで終わり)。#IAJAGM
2013-11-08 16:21:28IASBの保険契約に関する改訂公開草案について。2010版に加えた重要な変更だけに絞って議論するため公表された。7つの質問のみ。#IAJAGM
2013-11-08 16:52:59認識の始まりは保障開始、初回P収納、契約価値が不利になった時、の一番早い時だが、契約不利の判断が一件単位というのが2010案だった。事務的にもシステム的にも個別契約単位は難しいので2013案ではポートフォリオ単位に。#IAJAGM
2013-11-08 17:01:05将来キャッシュフローは、個別リスクを反映したプライシングができる時以降は含めない。再保険など価格を個別に反映できる場合には更新以降は含めないが、生保の自動更新などは含む。新契約の個別費用を契約単位で含めるのが2010案だったが、2013ではポートフォリオ単位に。 #IAJAGM
2013-11-08 17:05:46団体医療の更新契約は個人単位のリスクは反映できないが企業単位では反映するし、そもそもアンダーライティングは企業単位で引き受けてる。2010案だとそれでも境界内に将来更新が入ってしまうので2013は入らないよう文言を変更。#IAJAGM
2013-11-08 17:08:08リスク調整技法はリストアップ方式(2010)を削除し制限なしに。分散効果を認めない方針から認める方針に転換。リスクヘッジのために保険者が払うだろう最大額、というわかりづらい表現が、要求対価へと変更に。#IAJAGM
2013-11-08 17:13:51保険料配分アプローチは短期の契約などを簡便評価するためだったのが結局複雑になっていた。強制適用を選択制に変更。新契費を繰り延べず発生時認識へとシンプルに。 #IAJAGM
2013-11-08 17:18:29新契費は費用認識と同時に同額のP収入を認識するのが2010案だったが、サービス履行前に収益認識しないという原則と矛盾。契約にそって配分収益を認識するよう変更。#IAJAGM
2013-11-08 17:28:15金利関係は変動も含め全部PL認識だったのが、ロックイン部分をPL、変動はOCIへ変更。保険部分と金利変動部分を別途表示にして保険本業成績を見えるようにするため #IAJAGM
2013-11-08 17:37:44サービスマージンで吸収しきれない前提悪化はCSMがゼロになった残りがPL通るが、それより後の期で発生率見通しが改善した場合、CSMで再び吸収する前に、かつて損失計上したぶんはPLで益認識し直してから残りをCSMに入れるべきでは、というIAAからの指摘。#IAJAGM
2013-11-08 17:47:54収益費用認識は、2013からアーンドプレミアム方式になったが、ビルディングブロックアプローチで測定した契約についてはIAA内でも統一した意見になっていない。USGAAPが要約マージンアプローチに近いのため、2010案の要約マージンアプローチを支持する者もいるとのこと#IAJAGM
2013-11-08 17:53:11