物語の世界の姿についての正しい解釈を決定しようとすることの不毛さ

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文殊堂 @monjudoh

もう相手はしないけど。反証可能って何を提出すればその仮説が否定されるかあらかじめ分かっているようなもので、仮説の提唱者を納得させる事が出来るとかそういう話じゃないですからね。

2013-11-13 13:02:32
文殊堂 @monjudoh

一つ一つの用語を明確に定義して定義についてコンセンサスを取れた状態にして、その定義された用語を使って記述もせずに反証可能な仮説も何もない。

2013-11-13 13:07:21
文殊堂 @monjudoh

後、物語・映像作品の制作は作品世界の法則と初期状態を作って時間経過していくのを記録するものではない。制作サイドが製作時に考えていたことは作品の出来上がりの一つの要因に過ぎない。から、制作サイドの主要メンバー同士で認識に齟齬があっても作品は出来上がる。

2013-11-13 13:24:40
文殊堂 @monjudoh

そういう制作サイドの発言は、想像するための材料にするのはいいが、作品の中の世界の姿についての認識の正しさを補強するためには使えない。

2013-11-13 13:27:56
文殊堂 @monjudoh

そもそも作品の中の世界の姿の正しい認識というのが何を指すのか。

2013-11-13 13:31:09
文殊堂 @monjudoh

本当に存在する世界として想定しているならその世界自体の観測をせずに正しい理解は不可能だ。我々の世界の日本でかつてあったことについて理解の精度を上げるなら歴史を研究する、歴史研究の成果を学ぶ必要があり、歴史小説や大河ドラマの描写を見てもしょうがない。

2013-11-13 13:31:35
文殊堂 @monjudoh

制作サイドが想定している世界の姿に近づくということなら、そもそも制作サイドの中での想定の総意をどう扱うのかという問題もある。また、作品を制作する上で世界のすべてを想定する必要はない。想定されていない部分の姿については近づきようもない。

2013-11-13 13:34:30
文殊堂 @monjudoh

明確な設定云々については、富野監督作品としての機動戦士ガンダムの制作当時、ガンダムセンチュリー、その後における宇宙世紀の"公式設定"あたりについて調べてみればどれほどあやふやで変わりやすいものか分かる。

2013-11-13 13:36:48
文殊堂 @monjudoh

繰り返すが、物語・映像作品の制作は作品世界の法則と初期状態を作って時間経過していくのを記録するものではない。故に事前に用意された漏れもなければその後変更されることもない設定などというのはありえない。

2013-11-13 13:38:02
文殊堂 @monjudoh

まして、登場人物たちの主観の集合体である物語の中に登場した発言等を持って明確な設定等ということは出来ない。

2013-11-13 13:40:18