吾妻渓谷を台無しにする八ッ場ダムが吾妻渓谷の景観を改善するという、ブラックユーモアのようなアンケート ( 八ッ場あしたの会 @yambatomorrow さんのツイートまとめ)
国の名勝・吾妻渓谷を台無しにする八ッ場ダムが吾妻渓谷の景観を改善するという、ブラックユーモアのような結論を導くためのアンケート http://t.co/3aywC3BGwH
2013-11-13 03:14:37ホームページに掲載した国交省関東地方整備局のアンケート、「何が言いたいのか、さっぱりわかんないよ」という意見をいただいた。「吾妻峡に水を流す取り組みに関するアンケート」と聞いて、これが八ッ場ダムを造るためのアンケートとわかる人はいないだろう。
2013-11-13 18:06:01国交省関東地方整備局による「吾妻峡に水を流す取り組みに関するアンケート」は、八ッ場ダムを事業評価する時、費用に比べて効果が何倍もあるという数字を作るために行われる。B/Cはアンケートの6~8ページの回答結果から作られる。http://t.co/6Pu1uKWZJY
2013-11-13 18:12:26アンケートでは、八ッ場ダムができると、ダムから放流することで吾妻渓谷にこれまでより水が多く流れることになると説明し、水を放流するのにいくら払う意思があるかを問う。これまでのアンケートでは、払う意思がなかったり、少ししか払わないと答えた人が多かったが、中には千円払うという人もいる。
2013-11-13 18:16:47(続き)過去のアンケートから導き出した計算はこれ→支払う意思のある金額の平均136円×12月×520,981世帯(50km圏内)。答えは85,000万円。これが八ッ場ダムからの放流に対する効果を数値化したものと解釈されるわけです。http://t.co/0Eei9BHgA0
2013-11-13 18:25:24続)八ッ場ダムからの放流なんかに、お金を払う気はない、という人が沢山いても、中には太っ腹だったり、よくわからずに、「環境にいいなら、千円払ってもいいや」という人もいて、平均したら136円になった。でも、それが八ッ場ダムの効果85,000万円と算出されるとは、誰が想像できるだろう。
2013-11-13 18:29:34アンケートは、八ッ場ダムができると、ダムからの放流で吾妻川の流量が増えると言っているが、これもウソ。1988年の発電ガイドラインにより、電力会社は水利権の更新時に、これまでのような”根こそぎ取水”を認められず、一定量を川に返さなければならなくなった。
2013-11-13 18:37:08そもそも、このアンケートは前提の説明が間違っている。吾妻川の流量が少ないのは、八ッ場ダムができていない(放流していない)からではなく、東京電力がかなりの水利権をもっていて、吾妻川の水を水力発電に使っているから。http://t.co/6Pu1uKWZJY
2013-11-13 18:33:00八ッ場ダム予定地直下の東京電力・松谷発電所は水利権の更新時期を迎え、吾妻川に水を戻すことになった。その水量は八ッ場ダムから放流することになっている水量に匹敵する。つまり、ダムができてもできなくても、吾妻川はこれからは流量が増えるのだ。
2013-11-13 18:39:03間もなく消える「吾妻川の流量維持」という八ッ場ダムの付随目的についての説明はこちら。http://t.co/aRZvyNGyVo この目的のために、国と群馬県は97億円を支払うことになっているが、目的喪失により、国は97億円を別の名目で関係都県から取り立てなければならなくなる。
2013-11-13 18:48:36国交省関東地方整備局によるアンケートは、間違った前提に立っているが、これをもとに算出した数字が「事業評価」という正式な行政手続きで使われ、八ッ場ダム事業継続妥当という結果になり、税金を投入する根拠とされている。これは欺瞞に満ちた八ッ場ダム事業の一端。
2013-11-13 18:52:48わかりにくいけれど、少しでも多くの人に知ってほしい、「吾妻峡に水を流す取り組みに関するアンケート」の愚かしさ、恐ろしさ。http://t.co/3aywC3BGwH
2013-11-13 18:55:06八ッ場ダムが建設される吾妻渓谷。
平安時代から多くの旅人が行き来した、長野・草津方面から榛名・伊香保へと向かう街道に沿って流れる吾妻川。その渓谷の景色は多くの歌人から愛されてきました。
近代では、若山牧水がこ地を旅し、その著『吾妻の渓より六里ヶ原へ』には、吾妻の渓を詠んだ短歌が数多く収録されています。
青々と渓はほそまりて岩かげにかくれゆく処落葉木は立つ
見るかぎり岩ばかりなる冬山の狭間に青み渓湛へたり
目薬の木はカエデ科。吾妻渓谷では、こんなに大きい目薬の木もある。日の当たるてっぺんの方は紅く色づいている。岩場の紅葉はピークだが、森の中はこれからが本番。 http://t.co/mJg4LXtdlx
2013-11-13 17:11:22川原湯で出土した江戸時代の墓石が共同墓地におさまっていた。埼玉からこの地を訪れた旅人の墓という。 http://t.co/J8sLqHPLYN
2013-11-13 17:18:06人の少なくなった川原湯温泉も紅葉で彩られている。正面奥は共同湯「笹湯」。もう観光客は入れないが、今も温泉が引かれている。 http://t.co/yoCfpwF2Ko
2013-11-13 17:28:09冬場、水量は減っても、美しい岩肌や冬枯れした木々とのコントラスによって、川の青さはますます深み増します。
龍の剣磨岩。昔の人は、龍がキバで岩を磨いてつくった造形美だと想像した。吾妻渓谷・鹿飛付近。岩と落ち葉と紅葉 http://t.co/ei8kowIzTI
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