丹生谷貴志ツイートまとめ(2013年11月)

丹生谷貴志氏の2013年11月分のツイートをまとめました。
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nibuya @cbfn

ノーノ『力と光の波のように』・・・しかし、彼が捧げた「階級」が現実としてこの音楽の世界を受け入れたのか、受け入れる「未来」が期待出来るのかについて、彼自身の・・・

2013-11-14 10:32:35
nibuya @cbfn

シェイクスピアが苦手は言った。でもって小田島訳でトライ・・・ですが、小田島訳が予想外に?オーソドックスなのにちょっとガッカリでしょうか。もっと伸びやかに!訳してるのかと思って、期待したんですが・・・いや、もう少しみてみますが。

2013-11-16 16:42:25
nibuya @cbfn

シェイクスピアこそは原文で・・・とかは今は問題ではなくて、端的に、端正で伸びやかな日本語が読みたいというだけの話。そんな日本語、最近みてないので・・・

2013-11-16 16:46:12
nibuya @cbfn

折口信夫がブルースブラザースみたいな2人組の姿で、片方はアプトンのゴリウォグみたいな顔をしている・・・という夢で目が覚める。まあ、他人の夢の話は退屈。ともかく、「折口信夫は二人の異人が同時に呟いているようだ」という奇妙な実感だけが残った・・・

2013-11-17 08:34:49
nibuya @cbfn

ここのところ「LGBT」について調べたいという学生が目につく。語順から言って無論?女子学生で、それはいいのですが、今やむしろフーコーの破棄された『狂気の歴史』第一序文ではないですが「ヘテロ」の世界の「異常性」のほうこそを注視する視点、それを再認整理する視線こそが必要でしょう

2013-11-17 14:48:36
nibuya @cbfn

黒沢清監督、ローマ国際映画祭監督賞、ともかく、おめでとうさん。『Seventh Code』は無論未だ見てませんが。めでたいものはめでたい。

2013-11-17 14:51:30
nibuya @cbfn

切断・沈黙・死・無関心性といったものから身を逸らし続けたかに見えるベルグソン・・・という批判は多分「哲学的に」は有り得る。しかし知的障害の一人娘と二人暮らし、ナチ間接支配下での孤独な死の覚悟、大学では既にサルトルやらの若い学生から嘲笑の扱いを受けていた孤立を思うと僕としては・・・

2013-11-17 22:37:17
nibuya @cbfn

・・・は、あまりに感傷的な擁護に聞こえてしまうでしょうが。

2013-11-17 22:38:42
nibuya @cbfn

書評仕事には独特のプレッシャーがあって何度やっても慣れないのですが、要は短いという限定から、書き終わってもまったく別の書き方で別のことが扱え得たのではないかという嫌な後味が残ってしまう。書評の仕事の途中で不意に鬱に陥って本当に鬱病になってしまったという例を少なくとも二人知っている

2013-11-20 08:32:05
nibuya @cbfn

作家を震え上がらせる?とも言われるアメリカ「随一」の書評家はミチコ・カクタニという日系二世(この呼び名に意味があるとして)。まあ、アメリカは書評そのものが一種のエンターテイメント・プロ仕事ショービジネス・・・だから何だと言うわけじゃありませんしましてや羨ましいはずもありませんが

2013-11-20 09:20:35
nibuya @cbfn

ここのところ「哲学」に飽きてるんで、私事ばかり。今日バイクで帰宅途中六甲の山、不意にフォーシズンズの『シェリー』なんて曲が頭に浮かび、異様な懐かしさの映像・・・昭和公園の出来る前の立川第五空軍基地の門前あたりの光景と匂い・・・望郷なんてない性格ですが、あそこには帰ってみたい・・・

2013-11-20 23:10:42
nibuya @cbfn

福生とか、基地の街の不思議な感じ・・・村上龍さんとか山田詠美さんとかが小説にしてますが、何か違うのですね・・・まあ「ガキ」の時の感覚ですから当たり前ですが。

2013-11-20 23:13:40
nibuya @cbfn

道元の『正法眼蔵』は間違いなく偉大な書ですが、これを例えばドゥルーズと結びつけたりするということは何ら積極的な意味を持たない・・・と、夜明け前に目が覚めてしまって、無意味なことを・・・

2013-11-21 06:28:23
nibuya @cbfn

新大阪駅に降りると柱に幾枚も三島由紀夫の市ヶ谷駐屯地での演説場面写真。何故?とおもったら、ああ「43年前の今日」っていうことですね。ともあれ今朝まで横浜で、帰阪。京都以西は、変に暖かい雨。

2013-11-25 14:24:24
nibuya @cbfn

土日と横浜赤煉瓦倉庫で室伏鴻さんプロデュースの講演。横浜駅から指定のホテルまで歩く。四キロ、知らない土地は長く感じる。チェックインして直ぐ赤煉瓦倉庫に向かう。路を間違えて横浜球場に出ててしまう。四キロくらい大回りで到着。どこでも港はとりあえずは美しく、社会を偽の劇場みたいに見せる

2013-11-25 18:47:01
nibuya @cbfn

赤煉瓦倉庫は休日で屋台村? 人群れ。肝心の講演の場所が分からない。今日は出番じゃないので適当にほっつき歩く。見つけて入ると鴻英良と鵜飼哲が対談トーク、客席には宇野邦一さんもいる。途中からなので演題は分からない。終わった後ベランダ喫煙所で鵜飼さん、宇野さんと。後ははぐれてしまい帰る

2013-11-25 20:10:06
nibuya @cbfn

ホテルで起きるのは夏の名古屋しかないから、起きてしばらく夏だと思い込む。出番は一時。早めに出て・・・出過ぎて赤煉瓦に行っても空白。仕方ないのでひたすらそこらを彷徨い回る。大桟橋。巨大にしたFree for allの舞台みたい、といって隠れる場所もない。上天気。芝生で80円拾った。

2013-11-25 20:14:19
nibuya @cbfn

赤煉瓦ではロールスロイスの展示。この車が美しいとあんまり思ったことがないけれど漫然と歩く。歩きすぎて暑くなりコートを脱ぐが下はタンクトップしか着てないので、バカみたいな風体になってしまう。手持ちの望遠鏡で港を見る。狙撃兵みたいな気分になるのは分かる。

2013-11-25 20:17:19
nibuya @cbfn

日曜日の真っ昼間の「文化講演」はかなり馬鹿げているが、室伏さんファン?の流れで二十人くらいはいる。トークの相方は鈴木創士。客席に宇野さんEP4の佐藤薫さんとかがいて緊張する。その他にも昔の知り合いが結構いたのを後で知る。二十年以上会ってない人が多いのですぐには分からない

2013-11-25 20:22:16
nibuya @cbfn

横浜の芸大映像学科の建物が豪華なのを外見から知る。黒沢さんが学部長?らしいという話。しかし、横浜の街路は意外に閑散としている。休日だから?悪くない。ここではハーレーが変に似合って、結構素敵に見える。もっとも、同じハーレー乗りに何度も出会う。周回しているのか。都会の単車乗り?

2013-11-25 20:32:15
nibuya @cbfn

土曜日夜の室伏さんの一人踊りは簡素に磨き上げられた玉のよう。感嘆する。しかし舞踏はアルトーと言うよりもやはり、美学的にはロマン主義の純粋化されたもののように感ずる。むろん欠点などではない。アルトーが屈折しながらもクローデルを愛したことを想起すること?

2013-11-25 20:40:20
nibuya @cbfn

平凡社の原稿、注文が十五枚というのを見逃し、六十枚書いてしまう。ひどい迷惑な話しで、ボツでもいいと思う。キザな意味じゃなくて、書き終わってしまうと原稿がどうなってもいいという感じになる。何故だか・・・

2013-11-25 20:52:59
nibuya @cbfn

日曜日、僕らの後は宇野さんの単独講演。じっと聞き入る。リトゥルネッロ・・・。その後打ち上げ。それこそ様々な昔の知り合いやら編集者やら・・・。赤煉瓦倉庫は明治のもの、巨大な建物の隅にあるエレベーターのモーターには昭和四年とあった。アメリカ製・・・戦争中もその刻印のまま動いていた。

2013-11-25 20:56:37
nibuya @cbfn

先日不意に、梅本さんが亡くなる一年前に元気な梅本さんと会ったことを思い出した。心臓に持病があったそうで、友人たちとの飲み会の最中に倒れられたそうだ。梅本さんの最後の肉声の思い出は安井豊作の学生時代の大暴れの話になった。いや、その後、お子さんと打ち上げの飲屋を出て行く姿か。

2013-11-25 21:03:48
nibuya @cbfn

横浜の線路端とか、関東を懐かしく感ずるのはセイタカアワダチソウの丈の高さとか関東ローム層性の丘陵の緩さの気配にすぎないような気もする。西に向かって名古屋を過ぎて、関東と異なる造山運動を持つ丘陵とかを見るとそれに気づくのだ。

2013-11-25 22:02:52