厚生労働省が規制でがんじがらめにしてビジネスを潰しまくってる。

ふろむだ @fromdusktildawn

安倍内閣vs官僚で規制緩和バトルが行われている、というのは単純すぎる見方で、現実には、産業をもり立てたい省庁v.s既得権益圧力団体を背景に規制改革を潰そうとする省庁で激しい規制緩和バトルが行われている真っ最中です、なう。

ふろむだ @fromdusktildawn

日本の政治家って「どの法律のどの条文のどの文言がどんなビジネスを妨げっているのか」というレベルで議論できる人がほぼいなくて、今、規制緩和バトルで熾烈な戦いをしてるのは改革派の30代40代の若手官僚たちだよ / “浜田内閣官房参与、…” http://t.co/9t11R7r4XH

ふろむだ @fromdusktildawn

日本の政治家が各省庁に出す規制緩和の指示は大雑把なビジョンだけなので、それを実際の法律の文言に落としこむところで官僚が細部の細部でビジネスが成立しないように細工してしまうので、結局、改革は骨抜きにされてしまう。法律の文言レベルで議論できない政治家には世の中を変える力はないよ。

ふろむだ @fromdusktildawn

政治家が書く経済効果の「外部仕様書」があいまいで大雑把なので、それを渡された官僚が、その上でビジネスがまともに動かない法律のプログラムコードに実装しても、誰のせいで改革が実現しなかったのかがよくわからないまま、経済が停滞し続けている。

ふろむだ @fromdusktildawn

この国に必要なのは、経済構造改革の精密な「外部仕様書」のかける政治家だろう。そしてそれを実装する法律の文言変更案が、ちゃんと外部仕様書通りに実装されているかどうか、文言レベルで品質検査できる能力をもった政治家のブレーン。それがないと、いつまでたってもこの国の経済改革は進まない。

ふろむだ @fromdusktildawn

まともな外部仕様書の書けないWebディレクターはリストラされるけど、経済構造改革のまともな外部仕様書の書けない政治家はいつまでたってもリストラされないので、まともな製品＝経済構造ができあがらないのもむべなるかな。

ふろむだ @fromdusktildawn

ゴールドマン・サックスから霞ヶ関官僚に職替えした若い人が、年収が数分の１になりましたよ～といいながら、規制改革バトルで戦ってたりする。まあ、給料激減しても、国家を動かせる仕事の方が面白いから、そういう生き方もありだよね。

ふろむだ @fromdusktildawn

「日本の経済は悪くない」とおっしゃる方に「この20年で日本よりも経済成長率が低かった国ってどんな国がありますか」と尋ねたら「経済成長率だけで経済は語れない」と。経済成長率がずっと低いけど経済のいい国ってたとえばどんな国だろう？経済成長率は唯一ではないが重要な指標の一つだと思うけど

ふろむだ @fromdusktildawn

C2Cビジネスって、日本だとたいてい規制でがんじがらめで新規ビジネスが立ち上がらないけど、たとえばカルフォルニア州だと自分の車でタクシーやったり自宅で食事を振る舞ったりするC2Cサービスは明確に違法じゃないので、そういうC2Cマッチングサイトは結局、アメリカから始まることになる。

ふろむだ @fromdusktildawn

安倍内閣の国家戦略特区のビジョンは「日本を世界で一番ビジネスのしやすい場所にする」だけど、この方向性自体は間違ってない。問題は、具体的な規制緩和のための法律の文言の修正の段階で官僚に骨抜きにされて、実効性のないものになってしまっている、ということだけで。

ふろむだ @fromdusktildawn

安倍内閣の国家戦略特区の法律の改正案はネットでPDFで公開されているから読んでみるといいよ。骨の抜かれ方のすさまじさがよく分かる。背骨どころか小骨まで抜かれてフニャフニャになってる。あれじゃ第三の矢はろくに飛ばんよ。

ふろむだ @fromdusktildawn

医療ビジネスにしろ、観光ビジネスにしろ、地域振興ビジネスにしろ、厚生労働省が規制でがんじがらめにしてビジネスを潰しまくってる。年金や薬害エイズのときは厚労省がルーズで害をなしたけど、規制緩和では無意味に規制を厳しく保とうとして害をなしている。