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以下、連投。RT 1.11月20日17時半~「1人1票裁判合同会見」の模様を報告ツイートします。一票の格差が最大2.43倍だった昨年12月の衆院選が違憲だとして、2つの弁護団が選挙無効を求めた上告審判決で、11月20日に最高裁判決が下され、弁護団が会見を行いました。
2013-11-22 01:44:33連投2 RT 2.升永英俊弁護士「違憲状態だという判決が言い渡されました。これは、2012年12月の衆院選で、憲法に反する選挙によって国会議員が選ばれたということを裁判所が認定したということになる。憲法常規に反する国務行為は効力を有しないと憲法98条に書いている」
2013-11-22 01:44:54連投3 RT @IWJ_ch5: 3.升永氏「しかし裁判所は憲法条文にない理屈を作って判決文を出しました。昨年12月の選挙の時点では、違憲状態の是正に必要とされる期間を経過したかの合理的期間を過ぎていなかったとして、この選挙が有効だと言っている。この判決は評価できません」
2013-11-22 01:45:16連投4 RT @IWJ_ch5: 4. 升永氏「違憲状態で選挙された国会議員であることが認定されました。その議員が法律を作ったりしているのは国家としては極めて異常な状態。国家権力である裁判所はそうした異常事態であることを認めたのです」
2013-11-22 01:45:33連投5 RT 5.升永氏「問題なのは正当性のない人たちが法律を作り行政権を握っているという緊張感が裁判所にないこと。国民という主権者が異常であることの緊張感を持たなければなりません。1票の格差が何倍であればよいというさじ加減の問題ではないと私たちは主張しています」
2013-11-22 01:46:00連投6 RT @IWJ_ch5: 6.升永氏「主権とは、国家のあり方を最終的に決める国家権力のことですが、その権力を持っているのは国民です。国会議員が主権者なのではないです」
2013-11-22 01:46:17連投7 RT @IWJ_ch5: 7.升永氏「憲法前文に“国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し”と書いています。憲法学者も裁判官も弁護士も、その条文に書いていることに気がつかないで戦後60年間を過ごしてしまった。それが今の日本の状態です」
2013-11-22 01:46:41連投8 RT @IWJ_ch5: 8.升永氏「4.99倍、20倍だった時代と比べればよくなっています。しかし、さじ加減の問題ではない。さじ加減の問題であれば国家機関が決めることができます。しかし、憲法に書いているかいないかの話です。主権者である国民が声を上げなければなりません」
2013-11-22 01:47:07連投9 RT @IWJ_ch5: 9.伊藤真弁護士「判決は問いに全く答えていません。主権者の多数決が機能しない国は国民主権の国とは言えません。憲法に主権者が行動するということが書かれています。判決ではこのことに全く触れられませんでした」
2013-11-22 01:47:27連投10 RT @IWJ_ch5: 10.伊藤氏「これは、民主主義の国にしたくないということです。エリート官僚が決めるから黙ってついてきなさい、という国にしようとしている。秘密保護法も同じです。国民には選挙権も情報も与ず、黙ってついてくればいいという意図が見えます」
2013-11-22 01:47:42連投11 RT 11. 伊藤氏「今回の判決で初めて司法権と立法権の関係について触れられました。これは国会が違憲状態を是正する責務を負わなければならないということです。これは国会に対するメッセージです。ただし、2倍未満なら許すと受け止められるような中身になっています」
2013-11-22 01:48:16連投12 RT @IWJ_ch5: 12.伊藤氏「国民主権の意義が問われています。国会議員が主権者なのではありません。秘密保護法案でも官僚が主権者であるかのように振舞っています。情報を持つものが情報を持たないものを支配することになろうとしています」
2013-11-22 01:48:34連投13 RT @IWJ_ch5: 13. 伊藤氏「主権者は国民であることを自覚しなければなりません。今回の判決は前の判決より後退していると思える部分もあります。私たちは次に向かって、言うべきことを言っていきます」
2013-11-22 01:49:07連投14 RT @IWJ_ch5: 14.久保利英明弁護士「選挙の無効請求事件では、一過性のものとして今回のような判決が出ることもあります。ただし、最高裁判事は終身ではなく変わります。最高裁を変える勇気と論理があれば変わっていきます」
2013-11-22 01:49:28連投15 RT @IWJ_ch5: 15.久保利氏「これでは日本の司法はどうなるのかと考える判事もいるはずです。こんな判決でいいのかというメッセージを送っていきたい。これは民主主義国家にしようとする革命、血を流さないでやる革命なのだから、これからも続けます」
2013-11-22 01:49:54連投16 RT @IWJ_ch5: 16.黒田健二弁護士「今回の判決で評価するべき点は、判事全員が違憲と判断したこと、国会が是正をする責務があると言って国会へのメッセージを出したこと、0増5減では不十分であることが明言されたこと」
2013-11-22 01:50:10連投17 RT @IWJ_ch5: 17.黒田氏「鬼丸裁判官は憲法前文の第一文を根拠にして、一人一票でなければならないと言いました。民主主義は国民の価値を平等にしないとならないと述べてました」
2013-11-22 01:50:32連投18 RT @IWJ_ch5: 18.黒田氏「今回の判決で評価できない点は、一人一票を憲法が規定しているという我々の主張に全く答えていないことです。また、一人一票にならない場合、ならない事情を国会が立証する責任があることが高裁では述べられていたが今回何も言及されていない」
2013-11-22 01:50:58連投19 RT @IWJ_ch5: 19.黒田氏「さらに、”選挙が行われた後の事情を考慮して合理的期間ではない”と言っています。しかし、選挙を実施するまでに是正するかどうかがポイントなのです」
2013-11-22 01:51:17連投20 RT @IWJ_ch5: 20.黒田氏「これまでの判決には人口密度や地域面積や交通事情を考慮すべきだというお決まりのフレーズがあり、平成24年の判決でそれがなくなった。ところが今回の判決でそれが戻ってきています」
2013-11-22 01:51:38連投21 RT 21.江口雄一郎弁護士「判決では一人一票の平等は重要かつ基本的であると言っていますが、 格差があっていいという理由について、国政遂行のための民意の的確な反映であると言っています。しかし、 民意の的確な反映とはまさに投票価値の平等ではないでしょうか」
2013-11-22 01:52:00連投22 RT @IWJ_ch5: 22.江口氏「判決はそもそも 国民主権と56条2項の条文の理屈に答えていないことが問題です。今回の判決を見る限り、裁判所も所詮国家権力だと思いました」
2013-11-22 01:52:20連投23 RT @IWJ_ch5: 23.江口氏「衆議院選挙時に最高裁裁判官の審査が行われます。これは国民の意思表示の手段です。国民はお願いをするのではなく、主権者として権利を持っています。一人一票でないと言っている判事は罷免すればいいのです」
2013-11-22 01:52:45連投24 RT @IWJ_ch5: 24.升永氏「アメリカでも一票の差別の問題がありました。1964年のニューハンプシャー州で格差は972倍でした。ところが連邦最高裁判決で一瞬にして人口比例選挙になったのです」
2013-11-22 01:52:59連投25 RT @IWJ_ch5: 25.黒田氏「今回の判決では違憲だといっておきながら選挙は有効だと言っています。憲法に書いていないことにもとづいて、違憲の状態を存在させていること自体が違憲です。まったく矛盾したことを言っている問題のある判決です」
2013-11-22 01:53:16