松型駆逐艦はシフト配置になってる。これが有効な処置だったとか、もっと早期にやってりゃとかいうマニアは非常に多いけど、あれはほとんど無意味です
2013-11-18 08:51:11シフト配置だから助かるような事例は、小口径砲弾・小型爆弾が少数しか当たらなかったというような場合です。つまりチープキルみたいなもんには有効な場合がある。でも沈むかどうかみたいな状況ではほとんど糞の役にも立たない
2013-11-18 09:00:25だから松型が沈みにくい艦であるというのは「全くの大嘘」でデタラメです。航行不能判定を一回逃げられるかもって差がシフト配置です
2013-11-18 09:02:27これがもっと大きな艦だと結構意味があるかもしれません。どうせ大型艦は機械も缶も色々と小分けにしてますから配置を工夫する余地もあるし、ないよりははるかにマシです。でも小型艦だと手間とか苦労の割に得るものは限定的です
2013-11-18 09:03:53それと、これも切実なんですが、第二次大戦では250kgとかの大きな爆弾や魚雷が突っ込んできます。こういう強力な破壊力にはシフト配置はあまり有効というか有意な差が無い。駆逐艦同士で軽く撃ちあってぐらいなら、まあ意味もあるかもしれない
2013-11-18 09:05:16例えばオルモック湾で桑は簡単にやられちゃった。シフト配置でも大型駆逐艦三隻の集中射撃には何の意味もなかったと。そしてクーパーもシフト配置だったけど一瞬で沈んじゃった。酸素魚雷食らったらシフト配置もクソもない
2013-11-18 09:08:58このオルモックの戦いでは竹は沈まない程度の被弾で、シフト配置で助かった例とされてますが、実質航行不能でした。復水器死んでたんで缶使えなくなったんです。同行してた輸送艦から水貰いながらの帰投でしたから、引っ張ってもらっても変わらないよねぐらいの話
2013-11-18 09:09:49つまり艦が航行不能になって見捨てられるのを避けるには多段階に条件があり、シフト配置だから違ったねというような事例というのは・・・たぶん殆ど無いのです。もちろん工夫と努力が無駄とは言いませんが、松型では差があると言い切れるようなものでもなかったと
2013-11-18 09:11:20