「『マスゴミ氏ね』と言っている連中はマスコミを信用している連中と紙一重」by烏賀陽弘道(@hirougaya)
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mtcedar1972
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こういうメディア中毒のご時世に「わたし、チリの炭坑から何人助かろうと興味ありません」「スカイツリーが点灯して何がおもろいのかわかりまへん」て言うのは勇気がいるなあ〜。笑
2010-10-14 04:34:26
@tackeyzzz そうです!「メディア」ってインターネットもマスメディアに入るのです。なぜかみなさん「マスメディア」「メディア」「マスコミ」って区別なく使う人が多いです。
2010-10-14 09:46:13
もっぺん。こういうメディア中毒のご時世に「わたし、チリの炭坑から何人助かろうと興味ありません」「スカイツリーが点灯して何がおもろいのかわかりまへん」て言うのは勇気がいるなあ〜。笑
2010-10-14 09:55:47
なんで救出当日になって(あ、救出って言葉を無意識に使ってる)テレビも新聞も大騒ぎ?ていうと、やはりこれがメディアイベントとして最高だからでしょうね。新聞がいつも「遠隔地の話だし」「日本人いないし」とニュースから外す典型なのに、一面トップだもんなあ。
2010-10-14 09:59:22
そしてなぜみなさんツイッターで「おめでとう」と反応するのかというと、これが「マスメディアでやっているから」です。やってなかったら知らない。メディアが大きく扱うから大事なことだと判断する。
2010-10-14 10:00:48
「マスコミは信用できない」って人がこういう時に「最後の一人が救出されました!」「おめでとう!!」と歓喜しているのを見ると、「あれれ?」と思うのですよ。信用できなかったんじゃないの??笑
2010-10-14 10:01:41
松田聖子の離婚記者会見のニュース速報が流れたのを見て、アエラのデスク会議が「じゃあ、来週号、聖子の離婚×ページ入れよう!」と言い出したのを横で見てびっくりした。
2010-10-14 14:40:41
次の週、テレビは「うわ!聖子の離婚、アエラまで記事にした!」とびっくり仰天、また扱いを大きくする。こういうのを「メディアのハウリング現象」と私は呼んでいました。
2010-10-14 14:42:04
ノイズがマイク→スピーカー→マイクとぐるぐるまわって増幅され、不快なノイズがまったく別に出現することが「ハウリング」です。ですから、私たちがふだんメディアで見ているものは「ハウリング的現実」にすぎないことが多いのです。
2010-10-14 14:43:26
いまや職業マスメディア従業員だけではなく、ツイッター発信者、ブロガーなど全員がマスメディア発信者なので、全員がハウリングに参加しています。
2010-10-14 14:44:39
そうそう、私はツイッターをメモ代わり、考えたことの記録として書いているので、ツイログでまとめてブログ的記録にしています。これを書きためてまたいつか本にしようと思っています。
2010-10-14 14:46:47
ハウリングは無意図な増幅ですが、意図的な増幅がまかり通っているのがいまのマスゴミの現実です。「ハウリング的現実」にすぎない、というのは問題のすり替えのように思えます。 RT @hirougaya: …私たちがふだんメディアで見ているものは「ハウリング的現実」にすぎないことが多い…
2010-10-14 14:47:09
@hirougaya @untitled_skz 意図的に悪をなすほどの能力も意思も組織力も現在の日本の企業マスコミにはないです。
2010-10-14 14:55:57
「マスコミは意図的に悪をなしている」という主張は日本の企業マスコミ(いわゆる記者クラブ系マスコミかな?何を指すのだろう?)を過大評価しています。そこにいた人間としては。
2010-10-14 14:57:23
@hirougaya なので「マスゴミは、マスゴミは」という人の意見を聞いていると「そんなに日本の企業マスコミを過大評価しちゃだめですよ」というのが多い。滑稽なんですよ、自家撞着で。笑
2010-10-14 15:00:39
たいていは「既得権益を守りたい」「今の給与条件を死守したい」「今の仕事の作業手順を変えたくない」というような消極的意思なんです。「××をしたくない」はあるけど「○○したい」がない。それを「積極的に悪をなそうとは思っていない」と表現しています。
2010-10-14 15:02:37
@hirougaya 無自覚だから暴走が止まらないということでしょうが、その暴走は常にある方向(既得権益を守るという共通の利害)に向かっています。無自覚というのはじつはウソで、多くはうすうす気づいている(基本は無意識に追いやっている)と思います。認めたくはないでしょうけれど。
2010-10-14 15:04:34
滑稽なのは、そういう企業マスコミを批判する人も「あれをするな」「これはだめだ」という現況の否定はいくらでもするのですが、自分から「こうするのがいい」という「正の選択肢」は出ない。
2010-10-14 15:07:46
これはマスコミの内部の人(〜したくないばっかり)と同じなんです。つまり思考が同じ。どっちも思考が「負の選択枝」しか提示しえないという点では同じなのです。
2010-10-14 15:09:28
批判者で「こうするのがいい」「こうするべきだ」という正の選択肢を示しうる人は、それだけでも耳を傾けるべき少数の例外になります。しかし大半はそうではない。
2010-10-14 15:10:49
負の選択肢と負の選択肢がぶつかっているというのが現況の日本企業マスコミをめぐる偽らざる姿です。これは愚かな対論の典型で、生産性がきわめて低い。もちろん、例外はあります。そういう人の意見はだいたいすでに社会的注目を浴びていますので、繰り返してあげる必要もないのですが。
2010-10-14 15:14:07