ペンシルバニア州コーツビル市のくず鉄置き場で見つかった放射線源について

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

Cesium-137 Found in Pennsylvania Scrapyard -Nuclear Street http://t.co/BbOzMiNZ6v

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2013年10月31日に、ペンシルバニア州コーツビル市のくず鉄置き場で、くず鉄搬出用トレーラーで放射能探知アラームが鳴り、小さな金属の破片が線源として見つかり、鉛のパイプに入れられ、鋼鉄の機器の後ろに隔離された。（続） http://t.co/ERFtwuXdbJ

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この金属の破片が入れられた鉛パイプの表面線量は320mR/h（3.2mSv/h）で、線源はセシウム137だと認められ、10mCi（370,000,000Bq）の放射能を含むと推定された。くず鉄の山からこの破片を探し出すのに、3人の一般市民がシャベルで掘り起こし、時間がかかったが、

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特にその3人のうちの1人が約2時間半と、最も長時間接触した。放射線源が発見された時、シャベルにのせて45−60m離れた所に運び、手でつかんで隣接した建物に運んで鉛のパイプに入れた。これには10−15分かかった。この人の線量計が示した全身被ばく量は364mR（3.64μSv）で、

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手の被ばく量は、10rad（0.1Gy=0.1Sv）と推計された。作業に携わった人達の手足から汚染は検出されなかった。そのセシウム放射線源の金属の破片が隔離された場所の周囲には立入禁止のテープが貼られ、その境界での空間線量は、60μR/h（0.06μSvh）だった。

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このコーツビルという街では、1994年に変なことが起こっていた。http://t.co/Ii9eDUneBb　ウェスティングハウス社が所有する焼却炉で、ゴミの流れをモニターするゲージが紛失しているのが発覚。このゲージ内には、鉛箱に入ったセシウム137の粒が入っていた。（続）

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ゲージそのものがゴミに混ざってしまったようで、焼却炉の改装作業に携わっていた作業員は、焼却炉から搬出された鉄くずにそのゲージが混ざっていたのを目撃したと言った。ウェスティングハウス社が、搬出先である鉄くずを圧縮する会社を調査した所、放射能がどこにも見つからなかったので、

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放射線源が鉛の箱に入ったままなのだろうと仮定された。圧縮された鉄くずが溶解される製錬所も調査されたが、鉛の箱も放射能汚染も見つからなかった。セシウムは1650℃の高熱で、165トンの溶解された金属の一部となり、気化したセシウム灰は製錬所のフィルターで捕捉されたと仮定された。

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よって、ウェスティングハウス社は、鉄くずを圧縮した施設と製錬所の2施設の周囲の住民への健康影響はないと結論づけた。しかし、製錬所では、鉄くず搬入車と溶解前の2段階で放射能検知を行っており、溶解された金属と煙道の灰の放射能検査も行われるに関わらず、放射能は検知されていなかった。

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なので、製錬所はウェスティングハウス社が結論づけたシナリオを疑っており、結局、セシウム入りの鉛箱の行方は定かではなかった。 （これ、1994年の話で、その後どうなったのか知らないけど、鉄くず処理施設の周辺には色んな汚染が有り得るのだな・・・。）