柿沢未途代議士と、ベラルーシ・ラハマノフ大使、ATOMTEX社(ベラルーシ)コゼミヤキン社長の会談まとめ【完全版】

柿沢未途代議士 @310kakizawa と、ベラルーシのラハマノフ大使、放射性物質測定機器メーカーATOMTEX社(ベラルーシ)コゼミヤキン社長の会談(2012/1/16)内容をまとめました。代議士のIAEA本部・チェルノブイリ視察に続き、「原発事故経験者」からの、さらなるメッセージ。必見です。 ※2012/7/5ツイートを追加しました(7/6)
内部被曝検査 放射能 放射性物質検査
3sisters3 15795view 3コメント
70
ログインして広告を非表示にする
  • 2012年1月16日
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-17 23:00:58
    昨日の日本サードパーティー株式会社「放射能プレミアムドックセンター」開設式の後、私の議員会館にベラルーシのラハマノフ大使、内部被曝測定機器メーカーATOMTEX社のコゼミヤキン社長が面会に来られた。重要な話だったので書いておきたい。 http://t.co/cDlxH4F1
     拡大
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-17 23:10:04
    ベラルーシのATOMTEX社、コゼミヤキン社長。ホールボディカウンターはじめ放射線測定機材のメーカーとして世界72ヵ国に輸出、原発、医療、研究機関等で利用されている。輸出が9割以上という。会社は40年以上の歴史があり、チェルノブイリ事故以前は軍事関連、宇宙関連が顧客だったと。
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-17 23:19:24
    チェルノブイリ以降、ATOMTEX社は民生用の放射線測定機器の開発を始める。事故後5、6年間は核種が多岐にわたり複雑で高価な測定機器が必要だが、その後はセシウム137が圧倒的になる。そこでセシウム137に特化した測定機器を1993年以降の5年間で4500台提供したと。
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-17 23:25:09
    測定機器4500台は、水・食品の検査機器が1500台、ホールボディカウンターが60台以上、βγスペクトルメーターが100台以上と。βγスペクトルメーターはストロンチウム90の水や食品への混入が見られたため。これらがベラルーシにおけるモニタリングネットワークの基礎となった。
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-17 23:41:25
    そして、測定結果は全て国際的に通用するサーティフィケート(証明書)として発行される。証明書のない食品は市場に流通できない仕組み。ATOMTEX社のコゼミヤキン社長「日本の方々には当初から食品の検査と体内の被曝検査が重要と言ってきた。ようやくそれに目を向けてくれるようになった」
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-17 23:48:14
    ATOMTEX社のコゼミヤキン社長「当初、日本では、一部の企業が、携帯線量計で牛乳を測定して安全性を判断できるかのようなデモンストレーションがあったと聞く」「その場で土壌検査をして地図上にプロットできる機器を開発、廃棄物の検査、鉄くずの検査等、全ての実績がある」
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-17 23:59:28
    ATOMTEX社のコゼミヤキン社長は測定・検査体制の整備を何度も強調した。日本は食品ですらサンプル検査、それでも500Bq/kgという甘い暫定規制値を超える食品が次々に出ている。政府は全量検査は不可能と考えているはず、と言ったら、「なぜですか?人の健康がかかっているのに」と。
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-18 00:06:35
    ATOMTEX社のコゼミヤキン社長は、「金属の検査」を何度も強調した。瓦礫の検査は日本でも言われるが、なぜ「金属」について特に言うのか。「鉄くず、金属くずは、溶解してリサイクルされ、再利用されるからだ。放射性物質の付着した鉄くずが再利用され、大問題になった経験から言っているのだ」
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-18 00:12:04
    それに近いケースが最近、日本でもあった。新築マンションから高い放射線が測定され、調べてみたら3月下旬に浪江町の採石場で採掘された石を使っていて、その石は建設会社19社に5200トンも販売されていたという。コゼミヤキン社長「建材の検査は重要だ。わが国には建材の基準もある」
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-18 00:26:29
    チェルノブイリの経験があり、それに対応するために測定機器を開発し、食品、金属、建材、廃棄物、あらゆるものの検査体制を整備したベラルーシという国があるのに、日本政府はその経験から学んでいないように見える。それどころか完璧な検査体制を整えるのは無理だと最初から諦めている節さえある。
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-18 00:32:42
    ラハマノフ大使「日本政府にどのような協力も情報提供もする。日本政府は米国のアドバイスを重視しているようだが、ベラルーシの経験と知見は活かせるはずだし、活かしてほしい」。結局、「日本がベラルーシより遅れているはずがない」という思い込みで目が曇っているだけなのではないか。
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-18 00:38:56
    きちんとした検査体制も整えないまま、直接、口に入る食品ですらサンプル検査でお茶を濁して、そのサンプル検査ですら甘い暫定規制値を超過する事例が相次いでいる。NHKスペシャルの魚の汚染を見るにつけ、汚染された食品がサンプル検査をすり抜けてどれだけ流通しているのか、考えてしまう。
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-18 00:43:56
    こうした中、政府は1兆円以上の巨額の費用をかけて除染の活動を進める。除染が不要だとは思わないが、国民の健康を守り安心を確保するには、それ以外に費用をかけてやるべき事があるのではないか。チェルノブイリを経験したベラルーシやウクライナに学べばその事が見えてくるのに、なぜこうなるのか。
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-18 00:49:37
    最後に。「チェルノブイリ・ハート」というドキュメンタリー映画がある。チェルノブイリ後のベラルーシで子どもの甲状腺癌だけでなく、先天性の重度障害を持って生まれる子が激増し、生まれつき心臓に穴があいている子が生まれるようになったと、衝撃的な映像とともに紹介されている。
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-18 00:57:24
    一方、国連UNSCEAR報告書では、チェルノブイリによる健康影響は甲状腺癌を除けば顕著ではないとされている。日本でも「内部被曝検査は低い値だった」「20mSvまでは住んで大丈夫」と、このまま放射性物質による健康被害は広範には生じないかのような認識になりつつあるとも感じられる。
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-18 01:02:02
    「チェルノブイリを見れば深刻な状況だ」というメッセージと、「チェルノブイリを見てもそれほど心配はない」というメッセージが同時に発信され、どう考えたら良いのか、日本の人々は混乱している。一概には言えないのは承知の上でお聞きするが、どちらが正しいのか。ラフマノフ大使が口を開いた。
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-18 01:09:15
    ラハマノフ大使、「往々にして真実は中間にあるものです」と前置きをした上で、「小児だけでなく大人も、全体に健康の悪化が見られるのは事実です。甲状腺癌に限らず、病気が多くなっている。長期にわたり影響を及ぼします。しかるべき対策を取らないと、日本でも同じ事が起きる可能性があります」
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-18 01:13:16
    ラハマノフ大使「特に危険なのはアイソトープが体内に入る事です。これは微量でも危険性があります。避けなければなりません」。大使がここまで言った事には、正直、少々、驚いた。しかもラハマノフ大使はいわゆる文系の職業外交官ではなく、前職は科学アカデミー副会長だったという科学者だ。
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-01-18 01:24:27
    私は、文系の人間であり、専門的な科学知識はないから、記者出身のスキルを活かして、人から取材して、それを通じて物事の正しい見方を見極めていくしかない。今回の面談を通じて、日本政府の対応がいかにチェルノブイリの経験から学べていないか、重ねて認識させられた思いだ。
  • 2012年7月5日
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-07-06 14:18:04
    昨日の夕方の報告を。ベラルーシ議連でラハマノフ大使の話を聞く。チェルノブイリは隣国ウクライナだが、風に乗って汚染の6割はベラルーシに広がっている。原発のない国だが1986年の事故以降、2050年までの予想図を含めた汚染マップの作成や多種多様な線量計の開発を行なってきた。
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-07-06 14:20:59
    線量計に関して言えば、個人用線量計というのはチェルノブイリ事故以前そもそも存在しなかった。ベラルーシでは今や200種類もの線量計を開発、個人携帯用だけでなく、食品検査用、内部被曝検査用、貨物検査用、廃棄物検査用、等々。言葉はマイルドだが、ラハマノフ大使は日本の遅れを指摘する。
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-07-06 14:24:20
    ラハマノフ大使曰く、日本の線量計の品質には疑問がある。経験がないと良いスペクトルメーターは作れない。貨物や廃棄物の汚染コントロールがなく瓦礫等のリサイクルに懸念。α線やβ線の核種に関する情報がない。α線核種は体内に入るとリスクが高い。測定には特別な線量計が必要だがそれがない。
  • 柿沢未途(衆議院議員) @310kakizawa 2012-07-06 16:13:57
    ラハマノフ大使、続き。ベラルーシは汚染地域からの強制避難者13.8万人、自主避難者20万人、汚染地域で生活する人が110万人。150万人が無料の健康診断を毎年受けている。日本には詳しい汚染マップがまだない。ゼロから着手したベラルーシは8年かかったが、今の技術なら直ちにできるはず。

コメント

カテゴリーからまとめを探す

「福祉・介護」に関連するカテゴリー