- uchida_kawasaki
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マーク1の致命的欠陥とされるペデスタルの切れ目は、要するに人と物資のペデスタル内への通路であって、ハッチがあるはずだが、1F1でこのハッチがどうなったかは全く判らない。ハッチが壊れると、マーク1最大の弱点であるシェルアタックが起こる。
2014-03-13 20:31:58真相がわかるのはどれだけ後になるのだろうか。僕はぜひ知りたいが、その前に寿命で死んでいるかもしれない。
2014-03-13 20:32:57ちなみに、映像資料などをみると、BWRマーク1のペデスタルの切れ目は、内外、それぞれ鉄製のハッチで仕切られている。ペデスタルの厚みは空間となっている。
2014-03-13 20:35:06ペデスタルというのは、格納容器内の圧力容器の台座。圧力容器は浮いている訳でなく、ペデスタルという格納容器内のコンクリート製?の構造物のうえにのっている。
2014-03-13 20:36:57NRCの教本は、本当に役に立つ。 http://t.co/lLI5JcUfld ←この4ページにペデスタルが描いてある。
2014-03-13 20:40:29@BB45_Colorado The vessel assembly is supported by the vessel support skirt (20) which is mounted to the reactor vessel support pedestal.
2014-03-13 20:45:22原子炉本体基礎(RPVペデスタル) 復元力特性について 平成21 年 6 月 10 日 東京電力株式会社 http://t.co/iKz4NcCduP
2014-03-13 20:46:49補足 27 = 格納容器直接接触 (シェルアタック) について 原子力規制委員会 http://t.co/UbTb5dhRoD
2014-03-13 20:49:26@BB45_Colorado リンク先変更 nsr.go.jp/data/000042933… 補足 27 = 格納容器直接接触 (シェルアタック) について 原子力規制委員会
2015-03-12 00:04:39@BB45_Colorado 念のためだが、柏崎刈羽はマーク1ではないよ。
2014-03-13 20:49:57Ⅳ.福島原子力発電所等の事故の発生・進展 官邸資料 http://t.co/Sza6nDZb90
2014-03-13 20:51:04福島第一原子力発電所 1~3号機の炉心状態について 平成 23年 11月30日 東京電力株式会社 http://t.co/42qWaykYo3
2014-03-13 20:52:27@samekichi1763 ペデスタルの切欠き(開口部)から外にコリウムが流れだすと、格納容器の床面が同一水準にあり、フラスコ型の格納容器の壁面に直接コリウムが接触する可能性があるのです。マーク2やPWRでは、そのような事が起こらないように形状管理されています。
2014-03-13 20:54:56関電がさいしょに言及したのだが、その後四電も北電もダイレクト・シェルアタックはBWRマーク1の特徴で、PWRでは起こらないという事を明記している。 http://t.co/xnOA9Ygvtb http://t.co/UOpZwH8QIv ←マーク1陣営にとっては辛いところ。
2014-03-13 20:57:37@samekichi1763 高温で、格納容器が破損すれば、放射性物質がその破損部から外に出て行きますので、非常にまずい事になります。
2014-03-13 21:18:5920131201
メルトダウンという言葉は、正式用語ではないので、僕は基本的に使わないようにしているのだけど、”炉心溶融”と”メルトダウン”は、ほぼ同意語だよ。厳密に言えば、メルトダウンは、炉心が溶融によって自立できない状態になったことを指す。
2013-12-01 00:06:09大型軽水炉の場合、よほどの例外を除き炉心溶融は、ほぼ確実に”メルトダウン”に至るため、大型軽水炉(熱出力100MW級以上)において、LOCAが発生し炉心溶融に至った場合、これはメルトダウンと称しても誤りではない。むしろ否定する方が知識の欠如からくる誤りといえる。
2013-12-01 00:08:34理由は非常に簡単で、炉心溶融はLOCAにおいて、水・ジルカロい反応が起こることによって現象として現れるのだが、これは発熱反応であって、直ちに十分な(強力な)冷却を再開できなければ加速度的に進行し、炉心構造物は中心から自立不能となって崩壊(流動化)する。
2013-12-01 00:12:18水・ジルカロイ反応は900℃を境に急速に進行し、ジルカロイ被覆管の酸化反応は周辺から酸素を引き抜く。酸素が引き抜かれるものは水と燃料焼結体であって燃料焼結体は崩壊熱と被覆管の反応熱、そして還元反応によって破壊が進行する。
2013-12-01 00:15:25炭酸ガス冷却を除く高温ガス炉や、液体金属炉の場合は一概に言えないが、軽水・重水冷却炉でLOCA(冷却喪失事故)を起こした場合、数時間程度で”メルトダウン”に至るというのは原子力工学の常識であって、これは実験と過去の事故によって得られた知見。TMIですら、”メルトダウン”だった。
2013-12-01 00:23:56なお、頑丈な原子炉建屋を大破させるような水素爆発が起きた場合、炉心構造物は大規模に(ほぼすべて)酸化されてしまっていることを意味し、炉心構造物は原形をとどめていない。これもTMIで実際に経験していること。(TMIでも格納容器内で水素爆発が観察されている。)
2013-12-01 00:33:55仮に原子炉建屋を大破させた爆発が水素爆発出なかった場合、その爆発は水蒸気爆発となるわけで、この場合、遥かに深刻なことになる。
2013-12-01 00:35:03原子炉圧力容器の健全性が次の謎となるが、TMIの場合は、原子炉圧力容器は辛うじて持ちこたえていた。その場合、注水すれば水が漏れない(水が循環し、冷却できる)ので自明となる。いくら注水しても水がたまらない(冷却できない、循環しない)ばあいは、溶け抜けている。
2013-12-01 00:38:22また同様に、冷却のために注入した水が外部に漏えいすれば、圧力容器は溶け抜けていることは自明となる。例えば、強い放射性汚水が外部に漏えいすれば自明だし、海水注入による放射化した海水が外部に漏えいすれば、原子炉は溶融燃料によって底が抜けていることを極めて強く示唆する。
2013-12-01 00:41:32