悪い男に騙される山城【解】『HAruna's waRD』二章二日目パーティー編
ドアが開かれ、羽黒さんが勢いよく飛び込んできて山城に抱き着く。 驚いてたたらを踏んでから、山城が笑顔で羽黒さんを抱き返す。
2013-11-25 19:42:50@Haguro_nrkr @harunas_ward あ、ありがとう羽黒さん! 今日は日向達と出撃してたんでしょう? 疲れてないの?
2013-11-25 19:44:30@fd_yamasiro @harunas_ward わ、私はみなさんの中では疲労とかが少ない方だったので…!大丈夫ですっ!
2013-11-25 19:47:09@Haguro_nrkr @harunas_ward そう、良かったわ。 話は聞いたわよ。羽黒さんも日向を助けてくれたのでしょう? ありがとうございます。 くすっ、額の絆創膏剥がれかかっていますよ。少しじっとして下さいね。…はい、オーケーです。
2013-11-25 19:52:40羽黒さんと至近距離でじゃれつく山城の姿に、考えていた事を一旦置いておく事にする。 同じ艦隊の仲間であっても、扶桑さんや日向以外の人に、あんな風に笑顔を向けられる性格じゃなかったはず。 山城も成長している。前向きに人と接せるようになっている。
2013-11-25 20:14:35日向が時計を見てから山城に告げる。 羽黒さんと抱き合ったまま山城が驚きを露わにする。 まぁ、日向からプレゼントとか、予想しているわけがないわよね。
2013-11-25 22:44:04ドアが開き、サカさんが可愛く包装された大きな箱を持って入ってくる。 事情を知っていた私と羽黒さんは微笑み、山城だけが目を点にして給仕の方を見詰めている。
2013-11-25 22:54:15日向のはからいに、山城が混乱しておろおろと部屋の中を右往左往する。 この場にいない扶桑さんに向けて声を掛けたりし始める。 …そう言えばしばらく扶桑さんを見ていないわね。どうしたのかしら。
2013-11-25 23:11:32山城がこの期に及んで首と手を横に振り始めたので、机に置かれた箱のフタを日向がさらっと空ける。 中から生クリームがふんだんに使われた女子であるのならば反応せずにはいられない上等なケーキが姿を現す。 サカさんから配られるフォークを受け取り、思わず私も喉を鳴らす。
2013-11-25 23:15:30羽黒さんが机にあごを乗せて、大きな瞳を子供みたいに輝かせて主役を放ってケーキを見詰めている。 よだれよだれ垂れてる垂れてる。 窓がガラリと開き、何故か既にフォークを手にしている最上さんが部屋に転がりこんでくる。 フォークがでかいフォークがでかい。ミニデーモンか貴女は。
2013-11-25 23:19:05日向がさらっと口説き文句みたいな事を言い出す。 ああいうセリフを平然と言えるのが日向の凄いところよね。 さて。 一刺しでケーキを丸ごと持っていきそうな最上さんの自前フォークを奪い取り、不思議そうな顔をしてこっちを見返してくる最上さんの後ろ襟にそれを突き刺し壁に縫い止める。
2013-11-25 23:23:05@AAC_MOGAMI @ike_hyuuga @harunas_ward うわあおいしそう!(飲み物抱えて後ろから参上)
2013-11-25 23:19:18