な)p.215 蛇は女友達、ドゥルーズの記述に於いては男性名詞。この誤訳から、結婚前の友達という「蛇」。男だか女だか分からない友達はあり得る、というのは真に受けてもよいのではないか? #現殺会
2013-12-07 16:12:42次回。はるしにゃん担当。『ミルプラ』10章。『狂人の二つの体制』とか。次々回、まつともくん、清水高志『ミシェル・セール: 普遍学からアクター・ネットワークまで』http://t.co/3MbEUcrrRG #現殺会
2013-12-07 16:53:04千葉さんの『動きすぎてはいけない』、キーワードで追ってもしょうがないというより、キーワードだけで追ってもしょうがないという話。キーワードごとの関係の作られ方の提示とその節約が重要。#現殺会
2013-12-08 12:41:58ファルスとしての1、様々な二項対立、三幅対的な三竦み的な三段論法的な三者関係、それらの掛け合わせで生み出される2×2、2×3、3×2、3×3というマトリクスを本の中から汲み取り、しかもそれが過剰になされていないことが確認できた。#現殺会
2013-12-08 12:45:21もちろん、1をファルスとだけ呼ぶのは『動きす』に対して誠実ではない。それは他者1の1であり、単なる斜線/であり、そのように読む必要もある。#現殺会
2013-12-08 12:50:12なお、それぞれの1、2、3あるいはこれらの組み合わせで生み出される関係のそれぞれは互いに還元不可能な差異を持って隔てられていてバラバラである。このバラバラさを示す「ヒビ」という概念も大事。#現殺会
2013-12-08 12:52:46動きすぎてはいけないという書名を間に受けたり自分に単に都合よく使うだけでは足りない、と読む。あとキーワードの羅列ではなく、それらの関係の提示を読む。さらにその提示のされ方を読む。ということを主張したかった。 #現殺会
2013-12-08 12:56:55千葉さんは、対象を即座に効率的に分解し(たぶん素因数分解みたいな感じ)、2項〜4項の単純な図式に即座に整理し、さくっと提示していく。「それ以上の要約を容易には許さない高密度な文体」はこうして生み出される。『動きすぎてはいけない』はこの方法が書籍全体に徹底されてて美しい。
2013-12-08 13:03:41さっき素因数分解と書いたけど、素因数じゃなくて因数分解としたほうが妥当だったのか少し悩んでる。おそらく千葉さんのなかに素数的な概念はない。すべては/によって分割可能であり、大事なのは求められている説明のための最適な「分割し過ぎない分割」を「見切る」ことなんだろうな。
2013-12-08 13:10:50多少厳密に言えば、千葉さんのなかには素数的な概念は無いが、常にその都度ごとの素数的な概念を見切るフィルターがインストールされていそうな気がする。グラニュラーシンセのイメージ。
2013-12-08 13:13:04ほどよくシェイプアップされた美しい概念、美しい図式たちによる、ほどよく淫らな乱交シーンとしての書籍。そこにおける三人の忍者の影やとんかつ、仕事に困窮するフリーライターの姿が与えられている意味、それから鞭(喜ばしい共生への拒否、半端さ不真面目さの存在)の意味を考えてる。
2013-12-08 13:31:12