福島県の被ばく推計結果とフィルムバッジの実測値の比較

まとめました。
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ふくしま復興支援フォーラム(2012年4月26日)報告集 No.3
原発事故による医療機関の被災と再生へむけてのとりくみ
生協いいの診療所 松本 純

http://www5a.biglobe.ne.jp/~tkonno/report03.pdf

( http://www5a.biglobe.ne.jp/~tkonno/report03.pdf の4ページから引用)

福島県では福島第一原発事故による全県民の初期の被ばく量として3月11日から4か月間の「行動記録」を集計している。

これまで 23 万人の線量推計値の結果によると 1 および 2 ミリシーベルト(mSv)以下の人たちで 95%を占めたとされている。

私の勤務する生協いいの診療所は福島第一原発から北西 51 キロにあり、私は 3.11 後も近隣の避難所支援や往診を行っていた。そこで自分の「行動記録」を県へ提出した結果「1.8mSv です」との推計結果が通知されてきた。

この推計結果と私が勤務中に身に着けていたフィルムバッジの実測値と照らし合わせることを試みた。3 月の一ヵ月間で0.5mSvが検出されたがその後は下降して4か月間の被ばく量の合計は1.21mSvであった。

さらに勤務時間外については車での通勤と家での時間は仮にその半分と推計してみると 0.6mSv でありこの合計は 1.81mSv となり県からの推計値とほぼ一致している。

すなわち私たち福島県民は原発事故後による被ばくを受けており、その初期の 4 カ月のうち半分近くは 3 月の 2 週間の内に受けたものであったことがわかる。

(引用終わり)

二十人のろの夢 @drsteppenwolf

生協いいの診療所 http://t.co/iO8dicv2md 福島県福島市飯野町字後川27-2。 福島第一原発から北西 51 キロ。 http://t.co/D3pcYsaW5I

2013-12-08 08:46:52
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