芝村裕吏(@siva_yuri)氏の語るヘリ空母と評価の変遷
がしかし。 イギリス本国から遠く、遠いが故に(エアカバーもないし)にわかには攻めてこれないだろうという読みで占拠したのに、イギリスは艦隊組んでやってきて、状況が変わっちゃうわけですね。
2010-10-16 23:50:01ここで一つ。軍事において大切なのは、有事に使えること。 どんなに性能あろうと、何あろうと、必要とされる状況で使えないなら、それは税金の無駄です。
2010-10-16 23:53:08次に大切なことは、カタログスペックで戦争をやっているわけではないという、単純な事実です。 マッハ2級の高速機が、その速度を生かせる高度で艦隊に突入することは、ついに一度もありませんでした。大きな対艦ミサイル装備してるから当然です。
2010-10-16 23:55:31垂直離着陸にこだわらず、短距離離着陸に運用制限を緩めれば、装備重量は大きくあがりました。 実際、ハリアーのソーティの大部分が、垂直離着陸ではない、短距離離着陸での運用です。
2010-10-17 00:00:41ハリアー2ではこの辺、明確に意識されて、基礎を短距離離着陸での運用としました。 離着陸用にあるエンジンの可変ノズルが、空戦で有用なことが見つかったのも、おおきかったですね。
2010-10-17 00:01:59結局、運用や目的(陸上基地の支援を得られない場所での活動)などを無視した、軍事専門家の意見だったんですね。人の目を曇らせていたのは、相手の事情を考えずにあーだこーだいえると考えた、その思い込みです。
2010-10-17 00:04:06最後になりますが、日本のヘリ空母について、話させてください。 こっちのヘリ空母は、中国の潜水艦脅威がむちゃくちゃに増大しているのにあわせた、完全な対潜艦です。 哨戒機の広域捜索は年々難しくなっており、また過労が問題になっています。これらへの軍事的回答です。
2010-10-17 00:06:39でまあ、遠い海外植民地とかはないですし、ハリアーなどの運用も、日本防衛に限っては必要度が薄いので、そういう処は、考えて作ってありません。これらがないと、がっかりする必要はないと思いますよ。
2010-10-17 00:09:50我が国の経済水域や領海での、挑発は何年も前から繰り返し行われていました。記憶の中にも、あると思います。 海底資源の争奪もしかり、その上で、領海はしきりに侵されております。 この辺の事情が、具体的軍事的回答となるとああなるわけですね。
2010-10-17 00:11:00@siva_yuri 奇しくも自衛隊が偽装軍船が漁民のふりした民兵を島に上陸させてきた敵に対する演習を行いましたね。
2010-10-17 00:13:04ぜひ、兵器を格好いい物とか、趣味の目で見るだけでなく、今起きている具体的な外交問題への回答の形として、見てあげてください。私はそれが、平和を長続きさせるコツではないかと、常々思っております。
2010-10-17 00:13:48@siva_yuri この危険性は相当あると考えて良いのか、それともすべて一年前から同じタイミングで行われるのを計画していたのか……尖閣で紛争をおこすぞおお~という祈り
2010-10-17 00:14:18@siva_yuri ドッグバッグ対潜型を空母に載せて外征に行ったのはもうちょっと得な方法があったのかもという感じのお得さはいただきました.あのときは潜水艦脅威があるかもだったので載せてたわけですが
2010-10-17 00:18:06@siva_yuri 自衛隊の演習は一年前から計画されていた。中国がそれを知って偽装船で衝突してきた、ということでしょうか? 尖閣の緊張はアメリカを利すると考えるのが妥当だと思いますが・・・
2010-10-17 00:18:32