サイレント・マジョリティは賛成派というわけではない
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サイレント・マジョリティ
日本の立法府は国会である。国会に法案が提出されると、概ね大勢が決まる(大勢が決まってから提出される、のかな)。大勢が決まっていない場合もあれば、審議の中で逆になることもあるけれど、それはちょっと置いといて。
2013-12-11 19:22:22大勢が決まると、国民の意見は、概ね1:1:8か2:2:6くらいに分かれるんじゃないかと思う。二つの少数派・マイノリティと、一つの多数派・マジョリティ。統計を取ったわけじゃないんで、数字が妥当かは判らないけれど。
2013-12-11 19:23:06マイノリティは、大勢に対する賛成派と反対派。法案ではなく大勢であることに注意。マジョリティは、国民によって選ばれた国会議員に判断を委ねる、委任派。与党でなく国会議員であることに注意。こう分かれていると思う。
2013-12-11 19:23:49たまに、サイレント・マジョリティという言葉を使って、「多くの人は大勢に賛成している」という人がいるけど、少なくとも立法においては実はそうでなくて、国会の議決に判断を委ねている、んだと思う。大勢が覆ることもあるから、消極的賛成とも言い切れない。
2013-12-11 19:24:23ノイジー・マイノリティ
委任派と一口に言っても、理由は人それぞれだろうけど。考えても結論は出ない、とか、選挙で義務は果たしたから後は丸投げ、とかその他諸々。これ(理由は人それぞれ)は賛成派や反対派も同じだろう。
2013-12-11 19:25:03賛成派や反対派がマイノリティだとして(実は多数だったりして(^^;)、ノイジー・マイノリティとなるのは反対派。(の一部) それはまあ当然で、賛成派は大勢側なんだから敢えて声を上げる必要もないし。
2013-12-11 19:25:43で、先にも述べたように、反対派もそれぞれ反対する理由は異なるから、みんな集まると五月蠅いだけ、ノイジー、に堕ちてしまうんじゃないのかなぁ、と思う。具体的な反対理由が出てこない原因もこれじゃないかなぁ。全員を纏めようとすると「反対!」としか言えない。
2013-12-11 19:26:25無責任とは
マジョリティ、委任派に戻って、国会に判断を委ねることは、別に無責任ではない。間接民主制・議会制民主主義ってそういうものだし。無責任なのは、参政権を放棄する、要するに選挙権を行使せずに棄権してしまうこと。
2013-12-11 19:27:01棄権するだけならまだしも、棄権した上で、賛成だの反対だのの声を上げるのは、さらに無責任。選挙権を行使しなかったんだから、意見を言う権利もその時点で放棄している。自分の心の中で考えているだけなら自由だけど。
2013-12-11 19:27:35まとめ
結論: サイレント・マジョリティは大勢に賛成してる訳でなく、国会に判断を委ねている層。 ノイジー・マイノリティは大勢に反対している層。 そう思うよ。(これだけのことに随分費やしたな(^^))
2013-12-11 19:28:53