似非原路上日記。
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寝床に入る前にメモすると、今日は公園の真ん中でモツパーティーをしていたら、どうやら公園の管理所長がわざわざ回ってきて、そのモツパーティーで「火を使うな、タバコを吸うな」と注意しに来た。路上生活仲間は「ああ、これはきっと犬を散歩しに来ている人が通報しに来たのかなと話したりしていた。
2010-11-05 02:11:40以前も某大学の学園祭で「酒が売れない、飲めない」ということに「つまんないな」と思って、公園の外で酒を振舞ったり、メシを作ったりして遊んでいたら、「一般人の方の通報があったから」ということで、警察が四人ぐらいで職務質問しに来たことがあったなーとか思い出した。
2010-11-05 02:14:31そういう公園での突付かれ方をされていると「公共圏(特に日本の)」について考えさせられるのは、決して「私的な空間を各自調節して生まれるもの」ではなく(最初はそうだったかもしれないが)それとは違う「公的な空間」があって、そこでは「一般市民」というよくわからない存在が判断を下している。
2010-11-05 02:19:09路上生活者同士でも話したけれども、「やっぱり一番怖いのは、一般人が怖い」という話があって、その「怖さ」というのは、警察や管理者の匿名性に隠れて(逆恨みによる被害を防ぐという意味では当然だが)、それがよくわからない権力を振るう正当性になっているという現状にあるよなーという気はする。
2010-11-05 02:26:32公園話で言うと「隠してある荷物」は「誰かの所持品」の筈だが、管理者は「誰の所持品でもない」みたいに扱う。一人の路上生活者は、離れていた隙に隠していた荷物が表に出されて、貴重品を泥棒に持って行かれ、「管理員は移動させておいて、なんで一時的でもいいから預からないんだ」と怒っていた。
2010-11-05 02:40:32そういえば、APECの関係上、屋台を出すことができなくて、シノギを稼ぐことが出来なかった路上生活者の人が、久しぶりに屋台を出していたので、少しだけ嬉しくなった。相手も笑顔で手を振ってくれた。
2010-11-05 03:14:27そういえば、路上生活をしながら漠然とタイムラインを見ているけど、現在のナショナリズムというのは、嫌いな相手の国の情報がヘタにネットを経由して手に入るから、お互いに煽りあうという共犯関係になることが出来るんだな、と思うと、なかなか感慨深いものがある。
2010-11-05 10:14:23新宿区役所の喫煙スペースには、心無しかわかばフィルターが多く、「やっぱりみんな安いタバコを吸うよなー」と、遠い目をしながら、わかばの煙を揺らしたりした。
2010-11-05 13:21:53