劇場版たまこらぶすとーりったー

たまこ映画の感想メモ予定
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@sawaon

劇場版たまこらぶすとーりったー

2013-12-19 01:05:12
@sawaon

『たまこラブストーリー』、あまり衝撃はない。

2013-12-19 01:01:48
@sawaon

バレンタイン、妹の初恋、商店街の仲間の結婚、父と母の馴れ初め、自分がお妃さまの候補、恋や愛のお話はたまこまの中で繰り返し出てきて、それら全てを他人事として捉えるたまこ。その揺るぎなさ・不気味さの説明としてのたまこラという側面があるし、たまこの恋を映画にする必然はそこから求められる

2014-05-07 23:49:28
@sawaon

落下する林檎、ニュートンの万有引力、この宇宙にあるもの全てが相互に引き合っているということ、気付くこと、実はそれはずっと世界にあったのに気付くことで世界が輝く、落としてしまった林檎は拾えばいいということ、映画全体を通して行われる林檎の長い長い受け渡し、恋に落ちる

2014-04-29 00:48:05

告白とその撤回について

たまこの川ポチャ

@sawaon

たまこはなぜ鴨川に落ちなければならなかったのかを考えている。

2014-05-07 23:28:20
@sawaon

どうしてたまこが川に落ちなければならなかったのか。映画内において水はなんなのか。銭湯でおっぱいに思いを馳せるシーン。告白の後、雨で波紋の浮かぶ水たまり。たまこが状況に適応できずもち蔵への応対に戸惑っている間、学校の池の水(停滞している)。

2014-05-11 00:06:21
@sawaon

落水以降の水はたまこの心が動揺し、停滞していることを暗に示しているように思われるんだけれど、そもそも驚いて川に落ちて、水底で目を見開いたままのカット、今度はたまこの視点から、水の中から地上へともち蔵に引き上げられる。このシークエンスがどうしても腑に落ちない。

2014-05-11 00:09:09
@sawaon

飛び石は「橋」なのだけれど、たまこに橋を渡る自覚はない。だから突然のことに足を滑らせて(さっきまで確かに立っているたのに、不安定になってしまった)川に落ちる。川底から引き上げられはするけれど、飛び石の上には戻らないままたまこは家に帰る。川に落ちて以来たまこはずっと橋に戻れずにいた

2014-05-11 00:58:41
@sawaon

橋の上で四人娘が進路の話をしている場面で重みで川面に触れた木の枝が二手に分かれる水の流れを描いているカット。それぞれの岐路に立っている程度の意味だけれど、人が歩くのは道であり、どんな進路を取るにせよ選択をするには橋を渡らなければならない。(続く)

2014-05-11 00:56:24
@sawaon

漠然と新幹線のプラットホームも橋だと考えていて、だから飛び石とホームが意味的には同一に見える。左岸から飛び石を渡るもち蔵は真ん中で止まって告白して、新幹線のホームでは右端(右岸)から乗り込もうとする。橋を渡り終える前に、同じ橋を渡って追いかける必要がたまこにはあった(のかなあ?)

2014-05-11 01:03:02

コミュニケーション(前置き)

飛白(アルコールの奴隷) @kasuri01

たまラブを観て思ったのは、これはコミュニケーションの話だな、と思った。糸電話や、たまこのバトンの不調(バトンは手渡すもの)は、それの分かり易すぎる暗喩だし。だからこそ、映画を観た後に、それを誰かと共有(コミュニケーション)したくなる作品だなと思った。そっと耳打ちしたい。

2014-05-08 00:02:52
ケイスケ @gkeisuke

たまこまーけっとにおけるおもちの受け渡しというのは、そのまま想いの受け渡しなのだろう。 おもちがあんことユズキのこれからを結ぶし、豆大さんとひなこさんのこれまでを繋いでいたのだし、たまことデラちゃん、史織さん、チョイちゃんの現在を作っている。  #たまこまーけっと

2013-03-07 03:25:05
@sawaon

だからさあ、たまこまーけっとで世界のあちこちにある距離や隔たりの存在はこれでもかって描写されてたわけじゃん? たまこラの糸電話とか飛行機とかさあ、そういうものが距離(物理的/心理的)を埋める・埋めることができるっていう、分かろうよ!

2014-05-05 21:34:36

告白以後のもち蔵のたまこの心の動きとたまこまにおけるコミュニケーションについて

@sawaon

もち蔵が「なかったことに」って言ったのをかんなとしおちゃんは寸劇で気まずいからって説明をしたけど、当然もち蔵は気まずいから言ったわけではないんだよな。救急車のシーンの直前に後悔の味わいの話を聴いて、飛び石に一人で行ったのだ、後悔や気まずさはあってもそれは行動の理由になり得ない

2014-05-10 14:13:59
@sawaon

「なかったことに」を「気まずくって忘れてほしい」って言うかんなちゃんとしおちゃんの解釈は一般的に正しいがあの場面では誤謬であるって話はしたっけかな。気まずくてああいうことを言うのであれば救急車のシーンの前に星とピエロによってから夜の飛び石に寄ったりしない

2014-05-12 01:25:14
@sawaon

もち蔵がたまこに対して強引さを見せるのはもち蔵とたまこの関係ではタブーなんすわ。告白の時たまこの手を強く握るところでだけその禁を破っている。あれは繰り返してはいけない。もしもち蔵が「俺は俺は」って告白の後もエゴを垣間見せていたらもち蔵をひっぱたくと思う。

2014-05-12 01:32:09
@sawaon

すごく乱暴に言うと、電話口で相手に一方的に喋られるの最悪でしょ。たとえばもち蔵が「男性らしさ」を見せてたまこをリードすることはそういうことになる。それはもち蔵絶対しないよ。

2014-05-12 01:33:38
@sawaon

たまこま見てたら上下関係で一方的な事情を押し付けるというコミュニケーションの図式が極力回避されるよう作られてるの分かるじゃないですか。あんこの博物館の件だっておとーちゃんとあんこが対立したところで問題が悪化する前にじいちゃんが裁定者になっている(あんこの意見が汲み上げられている)

2014-05-12 01:41:19
@sawaon

恋愛に関するコミュニケーションにクローズアップしたところで、たまこま世界でエゴむき出しになったり相手を考えない発言が発生すると思いますか?そんなもんやってみろ、全部台無しだぞ。

2014-05-12 01:42:40
@sawaon

もち蔵は東京に行きます。常世の世界です。死ぬんです。死ぬのが分かっている人が誰かに告白をして、答えが返ってこない、混乱させてしまった、返事を待てない、ならどうするか? あれはなかったことにしてくれませんか?というアプローチをするしかない。うやむやのまま死ぬのが一番最悪だ。

2014-05-12 01:47:08
@sawaon

これはちょっと言いすぎか。でも「コミュニケーションが途中で断絶すること、そしてそれが永久に復旧しないこと」が一番最悪な形なのはそうなんじゃないのかなあと思うんだけど。

2014-05-12 01:54:58
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