最近の授業1:チャイムの前に席につき、僕が教室に入ってきたら音がなくなる。そこから授業が始まる。僕が恐いからではない(僕に会った人はわかりますよねw)。彼らがそのような状態にできることに価値を置き、出来る自分たちを誇りに思っているから。このようにして僕のクラスはスタートします。
2010-10-18 19:46:35最近の授業2:黒板に今日の授業の目標を書き、前回の授業の反省を述べます(反省は生徒たちからのものや、僕が感じたこと)。そして今日の授業の課題と目標を皆を見ながら確認します。
2010-10-18 19:48:32最近の授業3:ここまで約10分。何分に着席するかだけを伝え、その後『学び合い』がスタートします。僕は必ず「始め!」の後に手を叩きます。生徒たちはこれを一緒に叩くことを何故か楽しんでいます。彼らも主体的に時間を区切ることをしたいのかもしれません。
2010-10-18 19:51:35最近の授業4:『学び合い』の時間は毎時間30分以上確保します。まず自分で問題を解く子、すぐグループになり一緒に解き始める子、辞書を取りに行く子、色んな方法があっていいのです。また、僕の参考書(パーフェクトコース、Forest, ロイヤル英文法)や辞書を自由に使えるようにしています
2010-10-18 19:55:33最近の授業5:10分経つと、問題が出来てしまう生徒もいます。しかし解説を書くことや解説を説明することが目標となる場合が多いので、英語活動は止まりません。
2010-10-18 19:57:15最近の授業6:『学び合い』は全員の理解を徹底します。なので、ある生徒が違う生徒を教えている姿はもちろんのこと、仲間に文法を理解させるため、類似問題を作ってしまう子もいます。このような子やクラスを廻り教えている子を徹底的に褒めます。これを『学び合い』では価値付けと言うが多いです。
2010-10-18 19:59:55最近の授業7:20分経った時に答えを黒板に書き出します。それでも生徒は活動を止めません。答えを確認し、「なぜそうなるか」を追求します。また、多くの生徒は、より詳しい文法事項を調べたり、仲が良いわけではない仲間が理解したか確認するために声をかけ始めます。
2010-10-18 20:02:41最近の授業8:そうやって30分はあっという間にすぎます。文法事項を言語化することで、inputの後すぐ、outputが可能になります。outputがうまくいかなかった(言語化できない、説明が上手く伝わらない)場合は「まだわかっていない」ことがわかります。
2010-10-18 20:05:03最近の授業9:この時が「人のため」と「自分のため」の差異が消滅してしまう瞬間です。僕が『学び合い』に可能性を感じる点はここです。「人のために動くことは自分のためになる」という教訓を授業を通して感じることができます。
2010-10-18 20:09:56最近の授業10:最後の5分が、僕のコメントの時間と生徒の授業評価の記入の時間です。授業評価は「クラスはどうだったか(クラスと生徒の行動の関係性はどうだったか)」という質問に対してのコメントをしてもらいます。僕のコメントは『学び合い』の考えに基づき授業が出来ていたかについてです。
2010-10-18 20:14:10