明石市の石碑を巡る探索

江戸時代に作られた、明石市内に残る石碑を巡る歴史話
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補足

佐藤賢一の中の人 @ke_1sato

明石の石碑を巡る探索は以上ですが、この間、探索個所は東京(東大・学習院)、長野(真田宝物館)、長崎(島原図書館)、岡山(津山市内)、新潟(高田市内)、そして最後に現地の明石市でした。別の見方をすると、これだけ広範に関連史料が各地に分散しているのが江戸時代史料の特徴と言えるのかも。

2013-12-29 18:30:00
佐藤賢一の中の人 @ke_1sato

この探索の間の副産物も色々ありまして。三宅が仕えていた阿部家の史料は、今は学習院の史料館にある。そこで調べたときは、藤田貞資という和算家が殿様に与えた免許状を見つけた。さらに三宅の同僚に横川玄悦という医者がいたことも知り、これがまた、初代の横川が和算家だったことも確認できた。

2013-12-29 18:34:43
佐藤賢一の中の人 @ke_1sato

そんでもって、横川の系列になる和算の流派が福岡藩に入ったことを確認して、福岡県立図書館で調べたら、この手の史料がごっそり出てきて面白かった。貝原益軒の弟子筋の竹田定直の所蔵史料でした。

2013-12-29 18:36:24
佐藤賢一の中の人 @ke_1sato

久しぶりに、自分の専門のことを語ってみました。お付き合いいただき、どうもありがとうございました。

2013-12-29 18:39:27