この際 自分たちで映画同好会をつくってみようじゃないか

TLで映画好きが集まってきましたので こういう話になってきました 学生さんなんかが自主企画を始めてくれるようになる 続きを読む
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いぶりぃ @iwri

「…それゆえ、リアリズムはファンタジー文学の比較的新しい一部に他ならない―ただ後者と違って、前者は自分の前提を見抜いていないだけだ―ファンタジー文学は、正直に表現できる唯一の現実は私たち自身が生み出す現実以外にはない、という事実から出発する。(続

2010-10-29 21:10:10
いぶりぃ @iwri

「リアリズムも同じことをしているが、ただ写実主義はそれを知らないか、知らない振りをしているに過ぎない。」(エンデのメモ箱所収「慣習としてのリアリズム」)

2010-10-29 21:11:22
いぶりぃ @iwri

「セネカは、代表的なヨーロッパのマニエリストに愛好される作家であるが、彼は、この方向転換を次のように言っている。「芸術家の眺めるモデルが、外部にあるか内部にあるかは、全くもってどうでもよい……」」(エンデの読本所収ルネ・ホッケ「ヨーロッパの隠れた磁場」)

2010-10-29 21:23:17
KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

エジソンのキネトスコープが1891年、リュミエール兄弟のシネマトグラフが1895年 いろいろあるが、まぁこういうこと ⇒ 榎本先生 @chimumu のトギャリスト参照 http://togetter.com/li/17684

2010-10-29 22:36:54
安藤礼二 @reiji1967

…という自分の関心と重ね合わせながら、大澤信亮『神的批評』(新潮社)を読んでいる。

2010-10-30 11:56:44
安藤礼二 @reiji1967

タイトルにも明らかなように、大澤は批評を暴力と等しいものと捉えている。

2010-10-30 11:59:11
安藤礼二 @reiji1967

対象を書くために、対象に不可避的に働きかけてしまう暴力、さらには自己自身に不可避的な変容を強いる暴力。それが批評と呼ばれる営為なのだ。

2010-10-30 12:00:31
安藤礼二 @reiji1967

冒頭に収められた宮澤賢治論では、一方的な讃美か一方的な拒否しか下されていなかった賢治のもつ「不自然な過剰さ」に内在的に肉迫しようとしている。

2010-10-30 12:03:08
安藤礼二 @reiji1967

そこで見出されるのは田中智学に由来する「暴力」である。しかも賢治はその暴力を、農と食を通じて自己破壊、「自らを滅ぼそう」という地点にまで突き詰めていく。

2010-10-30 12:05:17
安藤礼二 @reiji1967

批評という暴力を通じて、自然という暴力の只中を生きなければならない人間の姿を描き出している。

2010-10-30 12:06:41
安藤礼二 @reiji1967

おそらく、この一冊の書物からさまざまな主題が浮かび上がってくると思う。

2010-10-30 12:07:37
安藤礼二 @reiji1967

佐々木中の新著とも響き合い、批評という一つのジャンルがまったく新しく甦ろうとしていると感じる。この件については、今晩か明晩もう少し詳しく。

2010-10-30 12:09:05
榎本憲男★『サイケデリック・マウンテン』絶賛発売中!!! @chimumu

『映画芸術』のページをパラパラめくる。映芸というリングの上では荒井晴彦は無敵である。みんな遠慮するから。『パートナーズ』は我が師匠・荒井晴彦の実力からすると完全に失敗作の部類だと思うがな。

2010-10-30 13:55:55
榎本憲男★『サイケデリック・マウンテン』絶賛発売中!!! @chimumu

映画が演劇と結びつくのはフランスの『ギーズ公の暗殺』。1908年 パリの映画配給業者の会議で映画の地位向上を訴える議決をした。この時の司会はジョルジュ・メリエス 1908年 ピエールとポールのラファイエット兄弟はフィルム・ダール社というプロダクションを設立。『ギーズ公の暗殺』

2010-10-30 15:18:48
榎本憲男★『サイケデリック・マウンテン』絶賛発売中!!! @chimumu

フィルム・ダール社にはアナトール・フランス(小説家)他、アカデミー・フランセーズ(フランス学士院)所属の作家(アンリ・ラブダン等)がシナリオを執筆。コメディー=フランセーズ(フランス国立劇場)の一流舞台俳優(サラ・ベルナールなど)がいました。

2010-10-30 15:19:34
akitter2011 @akitter2011

@mittsko 学問的な研究と批評って似てるけど違うんですよねえ。僕は批評の方が難しいと思うんです。

2010-10-30 15:19:41
榎本憲男★『サイケデリック・マウンテン』絶賛発売中!!! @chimumu

その舞台をまんま映した映画『ギーズ公の暗殺』はさぞかしオモロイ映画になると期待したが、全然つまんなかったらしい(僕は未見)。ここで映画とは何かという問題が浮上するのである。

2010-10-30 15:20:48
KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

まさにそうですねッ!学問は、実はフォーマット(理論と方法論)が固定的なので、訓練さえ積めば、質の良し悪しは別にして、とにかく論文は書ける(本すら書ける) @akitter1985

2010-10-30 15:24:58
榎本憲男★『サイケデリック・マウンテン』絶賛発売中!!! @chimumu

数年後、アメリカのD.W.グリフィスが『国民の創世』を発表した。映像で物語を語る映画ならではの表現方法を確立したのである。それをロシアが研究し、映画の本質はモンタージュであると確信し、研究を続ける。そしてエイゼンシュテインが『戦艦ポチョムキン』を撮る。……きりがないからこの辺で。

2010-10-30 15:25:18
akitter2011 @akitter2011

@mittsko 何と言うか、批評は「瞬発力」が大事なのかなって。ただ、その瞬発力を養うには、実は学問的な知識が必要だと思っているんですけどねww

2010-10-30 15:30:24
榎本憲男★『サイケデリック・マウンテン』絶賛発売中!!! @chimumu

じゃあ、映画前史はどこから始めればいいのかというと、“プラトンの洞窟の比喩”というのが一般らしい。残像現象ですね。読んでませんが!

2010-10-30 15:30:53
KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

@akitter1985 「瞬発力」、とおっしゃいますと…? もうちょっと教えてくださいませ

2010-10-30 15:31:15
akitter2011 @akitter2011

@mittsko 仮に「学問的研究」が、ある対象をじっと見つめることで分析するもの、としたら、批評はある対象と「コミュニケーション」(「暴力」と呼んでも良いのですが)することで分析するものかなって思うんです。会話するには瞬発力が大事と言うか何と言うかw

2010-10-30 15:37:35
KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

@akitter1985 ありがとうございます この点については、もうちょっとお話しさせていただけませんでしょうか? ただ、外出せねばならず、また後ほど、ということでご勘弁を

2010-10-30 15:40:10
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