藝術の宗教学 【プロトタイプ】

「宗教芸術」ではなく、「宗教と芸術」という問題設定 芸術(個々の作品ではなく、芸術というカテゴリー)に対して 宗教学者がどうアプローチするか、ということ です 続きを読む
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Kyoko Nakanishi @mmktn

わたしも説明希望 RT @mittsko: @pettazzoniano 「誰かが「聖だ、聖だ」と言っている宗教学が「正しい」と思います」 ← この部分、もうちょっと説明希望です

2010-09-14 00:16:15
@pettazzoniano

@mmktn @mittsko はい。別に「聖」という言葉でなくてもいいのです。叩き台なのですから。総体的な視点ってやはり必要です。たとえ誤りを含んでいたとしても。残念なことに、宗教学は何かを説明しようとしなくなってしまった。だから他分野の人にとっては面白くも何ともない。

2010-09-14 00:19:44
Kyoko Nakanishi @mmktn

むだにりっぱなみかけでなかみからっぽな人の「美しさ」とか「みにくさ」とか、汚穢にみちた生のなかの聖性とか、どう説明したらいいんだろう どうexplicitに表現したらいいんだろうといったことは実作者としても考えざるをえません。

2010-09-14 00:20:31
KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

なるほど!ヒジョーに強く同意です!RT @pettazzoniano: @mmktn @mittsko はい。別に「聖」という言葉でなくてもいいのです。叩き台なのですから。総体的な視点ってやはり必要です。たとえ誤りを含んでいたとしても[…]

2010-09-14 00:22:41
YT @YNYNYNYNY

フーコーが死ぬ直前の講義で、要するに芸術とは、全部ひっくるめてキュニコス派だ、ディオゲネスなんだ、みたいなことを言っていたらしい。

2010-09-14 00:26:42
KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

聖フーコーの言質にせよ、バカの僕にはすぐにはピンとこない… RT @YutaNAKAO: フーコーが死ぬ直前の講義で、要するに芸術とは、全部ひっくるめてキュニコス派だ、ディオゲネスなんだ、みたいなことを言っていたらしい。

2010-09-14 00:29:34
KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

ん?と仰いますと? RT @mmktn: トリックスター的役割と考えればわかりやすいかも QT @mittsko: 聖フーコーの言質にせよ、バカの僕にはすぐにはピンとこない… RT @YutaNAKAO: フーコーが[…]

2010-09-14 00:33:59
YT @YNYNYNYNY

マウリツィオ・アルティエリなんかをみると、ピンと来る。風貌の問題ではないんだけども。

2010-09-14 00:35:00
YT @YNYNYNYNY

トリックスターであることは間違いないんだけど、ディオゲネスに真性・聖性が宿る理由は分からない。反体制的なもの、価値転倒を目論むもの全てが素晴らしい訳ではありえない。

2010-09-14 00:41:15
KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

そうなの そーゆーことッ! RT @YutaNAKAO: トリックスターであることは間違いないんだけど、ディオゲネスに真性・聖性が宿る理由は分からない。反体制的なもの、価値転倒を目論むもの全てが素晴らしい訳ではありえない。

2010-09-14 00:46:03
Kyoko Nakanishi @mmktn

ディオゲネースの樽ライフに、古代末期の砂漠の修道士たちにも通じる求道性を見る立場からすれば「聖性」は一目瞭然(都市のよき紳士としての生活を放棄して苦行に突入してまで「真理」との出会いを求める) フーコーもフランスの人、そういう話題を知らないわけじゃない。日本人はそこが弱いのよね。

2010-09-14 00:52:53
いぶりぃ @iwri

@mittsko ノヴァーリスは断章なので、なんともいえませんけど、もしかしたら「マイスター」と関連しているのかなぁって気がします。そういえば、先日読み返したのですが、クライストの「マリオネット芝居」も似たような感じかもしれないです。

2010-09-14 00:53:07
Kyoko Nakanishi @mmktn

樽ライフも砂漠ライフも当時の人からみたら捨て身の行動です。しかも捨て身の行動に出ないと「ほんとうのこと」がわからないからそうする、というところでしょうか。当然ぎょっとする人もいるし、厭だなーと思いながらも胸打たれるひともいるし、感動して飛び込んでいく人もいる。だから面白いんです。

2010-09-14 01:00:03
アブラクサス・アイオーン @Abraxas_Aeon

超歴史的キュニコス派の「戦闘的な生」、この反抗的闘士の戦闘的態度は、開かれていて普遍的で、なおかつ攻撃的な闘争性である。これは単にある個人の欠点を攻撃するものではなくて、「慣習」や「法」や「諸制度」であり、「世界を変える」ことによって「人間性一般」に責任を持つことを課題とするとか

2010-09-14 01:14:58
Kyoko Nakanishi @mmktn

なるほど、フーコーっぽくない理由がわかった。わたしの説明には「戦闘」がたりないのね

2010-09-14 01:18:33
KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

笑 大変失礼しました いや、まさにそういうことかもしれませんよww RT @mmktn: なるほど、フーコーっぽくない理由がわかった。わたしの説明には「戦闘」がたりないのね

2010-09-14 01:20:34
Kyoko Nakanishi @mmktn

@mittsko 樽ライフも砂漠ライフも一見闘ってるように見えないかもしれませんが、実は静かで過酷な闘いなのですよ。フーコーむかし読んだっきりです。「性の歴史」は面白かったですがその後ケネス・ドーヴァーとかジョン・ボズウェルとか読んで事例研究のほうがずっとおもしろいなーと(ぼそり

2010-09-14 01:40:14
KONDO Mitsuhiro 近藤光博 @mittsko

【宗教と芸術】 僕が半年かけて出した結論を、ある宗教哲学の先生にぶつけたら、即座に同意を得た 「何故にそんな初歩的なことを…?」といった感じ 僕の知らないところでは、かなりの議論の積み重なりがある模様

2010-10-04 20:12:58
Kyoko Nakanishi @mmktn

直島みました。地中美術館やはり圧巻でした。雨が降っている…

2010-10-08 17:37:08
Kyoko Nakanishi @mmktn

しっかしタレルの《オープン・スカイ》の天窓のふちからたれる雨水のしずくはすばらしかった。壁からゆるやかに続くうすあかるい空。

2010-10-09 02:14:03
Kyoko Nakanishi @mmktn

昨日直島でみたもの。神話素を並べてもそのまま神話になるわけではない。猥雑さを狙うことが必ずしも祝祭性にはつながらない。それらのアプローチがかえって陳腐な既視感しか生み出さないこともあるかもしれない。そんなこともいくつかのインスタレーションには感じた。

2010-10-09 02:19:57
Kyoko Nakanishi @mmktn

地中美術館の展示方法、宗教とアートの関係を考えたいひとは必見。おそろしく秘儀的な空間で、日本だからこそできたことだろう。日本人がだいすきなモネの睡蓮が、あんなに秘儀的な青いうすあかりの彼岸への窓に見えるとは。

2010-10-09 02:25:39
Kyoko Nakanishi @mmktn

タレル先生の彼岸の窓の空きっぷり。ひとがたくさんいてもじっとすわっているとすいこまれそう

2010-10-09 02:32:20
Kyoko Nakanishi @mmktn

地中美術館が凄すぎるので、ふつーの現代美術をふつーに並べたベネッセアートミュージアムの印象が薄い。その俗っぽさに安心するひともいるのかもだが。俗っぽいといえば、大竹伸朗の自由の女神バラックや、千住博の襖絵も芸術祭出展作品だったが、やはり印象が薄い。あちら側への窓が開いていないのだ

2010-10-09 02:39:41
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