究極の育児書『聖書』

📖サザエのお裾分け🇮🇱 @wancupmaster

聖書は究極の『育児書』でもあります。でもそれは、生後何ヶ月で◯◯が出来る、△△が食べれるようになる、〜の時は…というようなものではありません。親としての心構えというか、子どもという小さなな人間を育んでいく上で、人格形成に必要な指針が宝のようにおさめられている育児書なのです。

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創世記25:28ーイサクはエサウを愛していた。それは彼が猟の獲物を好んでいたからである。リベカはヤコブを愛していた。 これは『親の偏愛』です。同じ両親を持つ兄弟姉妹でも親の偏愛によって兄弟姉妹仲は険悪になります。ヤコブとリベカの偏愛はユダヤ人とアラブ人の紛争として今も影響してます

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偏愛の中で育ったヤコブもまた、12人いた息子の中でヨセフを偏愛しました。その結果、ヨセフは兄弟たちから妬みを買い、イシュマエル人に売り飛ばされてしまいました。 親の偏愛は負の連鎖を生みます。どこかでこの鎖を断ち切らなくてはならないのです。親として子どもを分け隔てなく愛せますように

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１サムエル記3:12~13ーその日には、エリの家についてわたしが語ったことをすべて、初めから終わりまでエリに果たそう。 わたしは彼の家を永遠にさばくと彼に告げた。それは自分の息子たちが、みずからのろいを招くようなことをしているのを知りながら、彼らを戒めなかった罪のためだ。

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祭司エリは、エルカナとハンナの子サムエルを祭司として立派に育てましたが、自分の子どもホフニとピネハスは甘やかして育てました。息子たちが罪を犯しているのを知りながら、戒める（躾）ことをしなかったのです。 子どもを躾けるのは、幼稚園や学校の先生の仕事ではありません。親の責任です。

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時々バスや電車の中でぐずり出した小さな子に「運転手さん（よその人）に『うるさい！』って怒られるよ。」と注意しているお母さんを見かけますが、怒るのは親の責任であって、他人ではありません。他人は見ず知らずの方の子どもを、そう簡単には叱ったりしませんから、この叱り方に効き目はないのです

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「やめなさい。人が見てるわよ。」という叱り方も、『人が見てなきゃいいんだ。』という解釈になってしまいます。 『いい加減にしなさい。お母さん、恥ずかしいわ。」と言うのも、ある程度の年齢になると『俺は恥ずかしくないから、関係ないね。』となってしまいます。

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ポイントは『事の善悪』を教えることにあるのであって、本人や親、他の人がどう感じるかが基準ではないのです。 事前に公共の場では静かにすることを約束してから出かけると、騒いだ時に「お約束したよね?!」と促してあげることによって、『契約の神』との関係をも理解させることに繋がるのです。

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マタイ20:21(20~23)ーイエスが彼女（ゼベタイの子たちの母）に「どんな願いですか。」と言われると、彼女は言った。「私のこのふたりの息子が、あなたの御国で、ひとりはあなたの右に、ひとりは左にすわれるようにおことばを下さい。」

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妻は自分の思いや感情の分かち合いを夫に求めていますが、夫はそのことに気付かないので、多くの場合、妻は夫に失望してしまいます。すると、自分の存在の意味を『妻』から『母親』として子どもに見い出そうとするのです。 ゼベタイの子たち、ヨハネとヤコブの母もそうだったのでしょう。

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ローマの圧政からの政治的メシアとしてイエス様を捉え、「あなたの御国で、私の息子を右大臣と左大臣にしてください。」と息子の出世を願っています。 親の期待に応えようとする子もいれば、それを負担に感じる子もいます。人は父母から自立しない限り、一人前にはなれないのです。創世記2:24

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わが子よ。あなたの父の訓戒に聞き従え。 あなたの母の教えを捨ててはならない。ー箴言1:8 聖書のみことばに従って、主から預かっている子どもを愛し育てていくことができますように。いつの日か主にお返しできるように、立派な主の『器』として御前に立つことのできる霊的成人となりますように。