前述の通り様々な魅力がボクっ娘には存在するが、それはボクっ娘の一面性に過ぎないと、筆者は考えている。 それでは、そもボクっ娘なる存在の根源とは何であろうか。 それは『姓』という物を覆い隠そうとする清らかさにある。
2014-01-09 00:17:25かつて神はアダムとイブという二人の人間、人類の祖を生み出したという。それが全ての始まりである。 以来人類は全ての動物と同じく雄雌に別れ、そして有史以来ファックを繰り返しここまでの繁栄を実現させた。 それ故に性という物は、生物が繁栄するプロセスの中で最も根本となる概念なのである。
2014-01-09 00:20:08それ故に人類はその業に抗えず、性の欲のまま、粘膜の生み出す幻想のままに、数々の悲劇が作られる事となった。 悲劇の一例をお見せしよう。 「ちょっと男子ぃー、ちゃんと掃除してよー!」 「けっ、なんだよヨッコのヤツ、マジうっせえし」
2014-01-09 00:22:53「何よタカシー!アンタいっつもそうやって馬鹿にしてー!マジメにやって!」 「うっせえし、ちょっと勉強できっからってよ!」 ドン! 「あっ!」 「あ・・・う、ウェェェェェェエエエエエン!」 「あー!タカシがヨッコなかしたー!」 「ぶつこと無いじゃない!ホント男子ってサイテー」
2014-01-09 00:26:45「ちっ、ちが・・・!ただ単にちょっと押しただけで・・・」 「せんせー!タカシくんがヨッコのことー」 「ちょっ、まっ、止めろよぉー!止め・・・ゥェェェェエエエン!」 「ウェェェェェエエエエン!」 如何であろうか。この様に性差という物は人類に少なからぬ傷痕を残してきたのである。
2014-01-09 00:29:18ボクっ娘は前述の通り、性という物を覆い隠そうとする属性である。 それは有史以来続いたこの業の束縛から逃れようとした形の一つではないか。 例えその結果が主人公にフられるとしても、噛ませ犬的ポジションになろうとも、筆者にはその生き方こそが清らかで美しい物なのではないかと思うのである。
2014-01-09 00:31:16人は産まれながらにして性を持ち、そしてその業に抗いながら生きている。 ボクっ娘。それは人が人としてあるべき本来の姿なのかもしれない。 以上、講義を終了する。
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