コレクションを巡って

17
Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs

コレクション展で、いつ、どの作品がどのように展示されていたかが記録されている(文字と画像で)というのも重要だが、それをやる余裕があるか否か。

2014-01-09 22:12:31
Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs

まあ、その種の記録をきっちり取り続けていられる館は相当限られますが、リスト、展示図面、展示風景の記録が、じわじわと影響力をもったりしますからね。@persica_note @kmzwhrs せめてリストはほしいですね。

2014-01-09 22:17:10
Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs

(やはり現代美術人ではない私は、「なにを/いかに展示するか」の話を、別の方向に脱線させてしまうな…)

2014-01-09 22:18:50
Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs

人生色々!施設も色々!コレクションも色々!展示物も色々ですよ!とか、かつてふざけていってみたことがあるが、なにしろ美術館博物館の資料のことでアツくやりとりしている状態は大いにウェルカムだ。こういう時に、偉い先生が結論めいたことを言って、若い連中の邪魔をしないことを願っている。

2014-01-09 22:35:19
在華坊 @zaikabou

でも、横浜美術館て、中の人の声が聞こえにくいよね…。都現美の藪前さんとか、東近美の保坂さんとか、東博の松嶋さんみたいな…まあ、黙して座っておらずに自ら求めよ、ではあるのでしょうが。地元なんだし

2014-01-09 22:45:23
Miyuki ENDO @myukin

今日鈴木さんと打ち合わせしてきたのに常設について感想言うの忘れてた… がーん

2014-01-09 22:52:09
せざにすむ @cezannisme

@myukin あら、それは残念ですね。機会がありがましたら、一部で話題になっているとお伝えくださいw (すでにご存じかもですが) ところで、遠藤さんは今回の展示どのような感想を持たれました?

2014-01-09 22:56:41
Miyuki ENDO @myukin

@cezannisme ですね、とても喜ばれると思うので、ぜひお伝えしたかったのですが。わたしはどなたのキュレーションか全く知らずに見ていたのですが、近代から昭和戦前期にかけての部屋をとても面白く拝見しました。とくに、雑誌の表紙やポスターといった印刷物を積極的に取り入れている点→

2014-01-09 23:03:48
Miyuki ENDO @myukin

@cezannisme →が個人的な評価のポイントです。美術作品ではなくても、大衆の目に訴えたエフェメラルなものを掬い上げる構成が良いなと。これは必ずしも美術作品を対象としない、社会学や視覚文化史に片足突っ込んだ研究者としての視点なのですが。当時の社会状況や市井の人々の営みを→

2014-01-09 23:10:09
Miyuki ENDO @myukin

@cezannisme →想像させる展示構成に、好感を持ちました。そして後で、Twitter上で担当者の名前を知り、あらまあそうでしたか、と思った次第です。クーデルカも含め再度足を運びたいなと思いつつ…。むしろTL上にクーデルカの感想ツイートがあまりなくて寂しいです。笑(おわり)

2014-01-09 23:14:47
せざにすむ @cezannisme

@myukin ありがとうございます! やはり常設でもあのようなテーマ性の強い展示なら担当者の名前は出して欲しいですよね。あの人のキュレーションなら見に行く!という人もいるでしょうし。美術品以外の印刷物を用いているのが良いというご意見は全く同感です。効果的だったと思います。続く

2014-01-09 23:25:24
齋木克裕 @ka2saiki

MoMAもたまに常設入れ換えてるけどね。ピカソなんかの定番ものはだいたい同じ部屋で、数ヶ月単位にテーマで入れ替える部屋がいくつかあってそれはそれでいいと思う。

2014-01-09 23:38:35
齋木克裕 @ka2saiki

同じ場所にずっと展示すると場所の固有性が生まれてしまうので、展示の位置なんかはむしろたまに変えた方がいいんじゃないかとおもう。同じ場所にあることより同じものが見れるという方が大事なのでは。

2014-01-09 23:42:00
透明ランナー @_k18

あれ東近美って最近有名な作品を常設展示する部屋できたよね 昔からここの常設展の企画はとてもとても楽しみなんだけどやっぱり(いつ来てもあの作品が見たいという)批判もあったんだろうな…

2014-01-09 23:49:18
kenjiro hosaka @kenjirohosaka

だそうです。 RT @Fansworth  都写美は違う。 都現美も。RT @kenjirohosaka: 続けて事実を述べれば、オープニングでキュレーターが紹介されることは日本では稀有(海外から来たアーティストは驚くのなんの)。

2014-01-09 23:52:50
雪りん @ykkykym

コレクション展示は使う作品が同じ/限られているだけに担当する学芸員の個性や問題意識が如実に表れる。そこが面白いし怖いところ。 / “コレクションを巡って - Togetterまとめ” http://t.co/WbtZom99dv

2014-01-10 00:22:48
雪りん @ykkykym

うちの課長は「よそではオープニングで担当学芸員が紹介されるのが普通なんだ。普段どんなに仲が悪くても館長がちゃんと紹介する」と言ってた。

2014-01-10 00:27:13
kenjiro hosaka @kenjirohosaka

確かに思いかえしてみればイケムラレイコ展を担当したとき、三重県美のオープニングで紹介してもらいました。東海の美術館、よいですね!@WanderHytew 「東海地方は開会式で担当した学芸員が紹介される美術館が多いのは事実です。企画したキュレーターという紹介はされませんが。」

2014-01-10 00:51:09
ton yabumae @ton0415

子供を寝かしつけてた間に、コレクション展についてのやりとりが…。実は某媒体で、蔵屋さんとコレクション展についての意見交換をしました。ただ話題がちょっと散らかってしまったという印象があり、続きがしたいねということは帰りにお話しました。あれがいつ出るのかも未定のようですが…。

2014-01-10 01:32:43
ton yabumae @ton0415

あまり大きな声でいう話ではないが近美はいろんな方がコレクション展に関わっているので羨ましい。うちの場合、新収蔵品を含む最新動向を見せるという方向性はもちろん館の方針だが、具体的な方法論は三人の担当キュレーターで、企画展との棲み分けも考えつつ試行錯誤しながらやっているという感じ。

2014-01-10 01:33:55
ton yabumae @ton0415

あと近美と違うのは、回廊型の空間なので、一度形を崩すと全部を変えなくてはならず、そして企画展二フロアに匹敵する巨大空間なので、作家の特集展示も自然に個展に近い規模になってしまう。

2014-01-10 01:34:47
ton yabumae @ton0415

そのあたりは抑制しつつ、試行錯誤してます。あくまでも収蔵品理解のための特集展示であり(となると実験的になりますますコレクション展らしくなくなることも…w)、あとは土屋さんのような意見もあると思うので、リキテンスタインなどいわゆる名品はなるべく入れるなど。

2014-01-10 01:36:25
ton yabumae @ton0415

担当について具体的には、現代美術史を再考するクロニクルは藤井亜紀さん、新収蔵品を含んだテーマ展を私という分担でやってきて、二年ほど前から鎮西芳美さんがまた違う切り口を出している。今年だと第一期二期を私、今期は一階は藤井さんと鎮西さん、三階は鎮西さん。次はクロニクルで藤井さん。

2014-01-10 01:37:34
ton yabumae @ton0415

コレクション展のキュレーターの名前を出すか出さないか問題については、私自身も葛藤があったが、責任を取るという意味で、予算をひねり出してもうちょっと厚みのあるリーフレットに変えた時に、記名するようにした。それも2011年からかな。

2014-01-10 01:38:15
ton yabumae @ton0415

今期のMOTコレクション展は、鎮西さんが過去に担当したアニュアルから冨井大裕を収蔵、既存の彫刻のコレクションや金氏、高柳という、近いようで違う方法論を持つ作家と対峙させているもので、キュレーターの主体性とコレクション形成と新たな文脈作りという点でもとても興味深い展示だと思う。

2014-01-10 01:38:47