Σと猫 鏡のホントの理由

託した鏡に込められた願いと想いは ※閲覧注意 H26.01.09
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織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 【鏡のホントの理由】Σ「ネコ…?」猫マ「…Σ」Σ「?」猫マ「…にゃんでもないニャ」Σ「…そうか。」←ポケットからTEL音 猫マ(…Σ、また戦場行っちゃうニャ…?)Σ「…あぁもう、それは断ると何度も…あ゛?お得意様?…。解った。どうにかする。」

2014-01-09 20:47:16
織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 Σ「…ッチ、あのクソ野郎が…。って、ネコ…?」猫マ「…ジグマの…」Σ「っ、ネコ…?何で泣いて…?」猫マ「ぶわぁかぁ!!」←鏡に無理矢理突き返した Σ「ッ!!ネコ…!?」←鏡の世界へ 猫マ「ひぐっ…えーん…ジグマの…バ…カァ…」←突っ伏して泣く

2014-01-09 20:51:49
織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 猫マリオ「…ぐすん…(どうしよ…あんな…嫌われちゃったかニャァ…)」←炬燵の中で泣いてる ディメーン「ボンソワ~ル♪Mr.キャット?」←炬燵捲った 猫マリオ「!!ンギャアアァァァ!!」←思いっきり引っ掻いた ディメーン「ンノオオォォォ!!」←絶叫

2014-01-09 20:56:29
織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 D「…ヒドイよ、Mr.キャット…。」←傷を自分で消毒しながら 猫マ「フーッ…!何の用ニャ、初心者マーク…!!」D「あーん、ヒドイ事ばっかりィ…。そんなこと言うと、せっかく教えてあげようと思ったこと、教えないよぉ?」←ニヤニヤ 猫マ「…ッ!?」

2014-01-09 21:04:56
織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 D「んっふっふ。知りたい?知りたいよねぇ?」猫マ「…。お…」D「…ん?」←ニヤニヤ 猫マ「教えねーともっかい引っ掻くぞゴラァ」←チャキーン D「ウップス!?もう爪は勘弁!!解った解った!教えるから!!」←あたふた 猫マ(案外簡単ニャ…)

2014-01-09 21:10:14
織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 猫マ「で?教えるって何をニャ?」D「そりゃ…Mr.Mの鏡、スペアとはいえどんな効果があるのか、知りたくなぁい?」猫マ「…え?」D「おやおやぁ?その様子だと…ただの鏡だとでも思ったのかなぁ?」猫マ「こっ、これは、Σとオレを繋ぐ、大事な道…じゃ…?」

2014-01-09 21:15:58
織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 D「ノンノン!それは…もぉっと重要な役割で…本当は本人が持たなきゃダメな物なんだよ?」猫マ「え…えっ?」D「それは…確かに道にもなる。でもそれならどの鏡でも良いんだ。その鏡は…キミを守る為に渡したつもりだろうけど…確かに守ってくれるからね。」

2014-01-09 21:18:55
織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 猫マ「…これが…オレを…?」D「そう。ただし、それも限度がある。何故なら…。」「それは“Mr.Mの心そのもの”だからね。」猫マ「……ニャ…?」D「んふ。つまりね?下手にそれを…バリーン!!とかやっちゃった暁には、ボクの大好きなお人形になるの♪」

2014-01-09 21:22:29
織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 猫マ「…そ…ニャ…」←顔が絶望色に D「んっふっふ、い〜い顔♪それと、限度があるっていうのも、キミを守る度に、鏡にはヒビが入る。そうしたらその時、Mr.Mはぼぉっとしていなかったかい?」猫マ「…!!」←尻尾が立つ D「これが真実だよ。」

2014-01-09 21:25:53
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@kinokofumari801 猫マ「…オレ…割ったり…ニャんか…」←涙がポロポロ D「絶対?本当に?」猫マ「う…うわ、あ…」←ふるふる D「…ふぅ。キミの絶望顔に満足したから、更に続けるね?」猫マ(俯いたまま)D「その鏡、今はどうなってる?」猫マ「ニャ…?」←慌てて見てみる

2014-01-09 21:29:45
織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 猫マ「あ、あれ…?前にあったヒビ…にゃい…」D「その鏡は、さっきも言ったけど特殊なんだよ。」←頬杖付きながら 「Mr.M自身が持つのは、自らの身体を維持する鏡。Mr.キャットに渡したのは、心を維持する鏡だ。心は常に変化する。良くも悪くも…ネ。」

2014-01-09 21:32:59
織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 D「だから、キミが大事にしているなら…その鏡は元に戻る。逆に粉々にする事も出来る。…それはキミに任せることにしたんじゃない?人形としての一生を一度は選んだのが、彼なんだからサ。信頼してンのサ。」猫マ「…Σが…オレを…」←鏡を抱く 「あ、あのさ…」

2014-01-09 21:36:33
織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 D「うん?」猫マ「…Σを、戦場に出さないで…」D「…出す出さないをボクはキミの意見では決めないよ。」猫マ(耳が垂れた)D「でも、今日は戦場に行く仕事じゃないよ?」猫マ「…ふえ?」Σ&L『…ただいま(ただいまー!)』猫マ「!!」←ダッシュ

2014-01-09 21:43:04
織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 L「おー、早速お出迎えか?新妻持ちは良いよなぁ〜?」←ニヤニヤ Σ「うっせぇL、さっさとディメーンに報告してこい」L「ういっす、邪魔者は消えま〜す♪」←スタコラ Σ「…ネコ、あの…」猫マ「…ごめ、ごめんニャさい!オレ、オレェ…」←ぎゅーっ

2014-01-09 21:49:35
織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 Σ「…珍しく、ディメーンに仕事行く前に言われた…」猫マ「…え?」Σ「“戦に出てることを知ってるMr.キャットが不安がらないわけないでしょ?だからこそ突き飛ばされたンデショ?自業自得じゃな〜イwww”って。」猫マ「…」Σ「言葉が足りなかったな。」

2014-01-09 21:54:00
織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 Σ「だが、聞いてくれ。今日は戦じゃなかったんだ」猫マ「…ニャ?」Σ「…今日は、物好きジジイからのライブ願いだっただけだ」猫マ「え…っ、Σって楽器弾けるの…え?」Σ「なんだその意外そうな顔は」←不機嫌そうな顔 猫マ「よ…良かったぁ…」←胸元へ寄る

2014-01-09 21:59:21
織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 Σ「…そんな不安がらせていたのか。」←撫で撫で 猫マ「…ゴロニャァ…」 Σ「…仕事は終わった。明日は休みだし、どっか行くか。」猫マ「…!ホント!?…あ、でも…」Σ「?」猫マ「Σの演奏聞きたい!!」Σ「…絶対嫌だ」猫マ「えー!?何でニャァ!?」

2014-01-09 22:04:57
織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 L「良いとこあんじゃん、ディメーン。」D「たまには…幸せそうな顔も見たくてネェ…」L「…アンタ…」D「それを見た後の絶望顔が…」←うっとり L「…ちょっと惚れ直したオレがバカだった」D「えっ!?エリリン惚れ直したの!?惚れてたの!?」←キラキラ

2014-01-09 22:10:48
織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 L「あーバカみてぇ。腹へったからカツ丼食いに行こー」ディメーン「ボクが奢ってあげよーか?」L「マジかぁ!?なら豪華定食でも食うかな〜♪」ディメーン「んっふっふ。嬉しそうな顔、ボクだーいすきだよ♪」END

2014-01-09 22:15:09
織火夏 @orihige_to_IWW

@kinokofumari801 なんか色々すいませんでした…実は前々から暖めてた設定でした…(´・ω・`) にゃんこちゃんが演奏を聞けたのかどうかは…まあご想像にお任せします(^q^)←

2014-01-09 22:32:46