#fabken ジョンソンの主張。遺伝子組換えの否定は20世紀最大の過ち。品種改良はもっとひどい、偶然に頼った手法。遺伝子組み換えはそれよりはるかに安全だ、と。BioLab で、大丈夫、みんなで微生物、どういうものができるか予めわかっている、役に立つ。最後はSocLab.
2014-01-10 17:50:45#fabken SocLab 新しい仕組みを作ろう、そういう実験ができるようになる、ソーシャル・ソリューションの段階になる。さらにその先には、連続無限次元の確立空間とアナログの世界か?
2014-01-10 17:51:31#fabken ソーシャルコミュニケーションの3意識:対抗・サブカルチャー。70年代後半からはネットワーキング運動、つながる仲間の集団が無。必ずしもコンピューターと密接不可分ではない。PCに先行、後でPCやインターネットと結びついて爆発的展開に。21世紀ソーシャルメディアが出現。
2014-01-10 17:54:002000〜2075 デジタル化とソーシャル化の突破局面。 デジタルマニュファクチャリング:突破の出現 Makers'運動、突破の突破。デジタル工作機械産業、突破の成熟。材料供給・処分インフラ。 ソーシャルファブは、FabLab運動。次にファブコミュニティ化、さらにファブ社会化。
2014-01-10 17:55:38#fabken fab には、まがいもの、という意味がある、と山崎正和さんに指摘され、しまったと思った。しかし、マニュファクチャリングという言葉にも、まがいものづくり、という意味はある。工場製手生産、その前に本物の工芸があった。それと同じ面がある。いまの3Dプリンターにも。
2014-01-10 17:57:06#fabken でも、そのうちに変わっていく。ファブリケーションが本当にファビュラスになる、のは間違いない。 ただし手放しで喜ぶわけにはいかない。成熟局面でのバブル、暴走が起こりがち。地震も、過去のデータの一部は無視されていた。それが今回の遠因。
2014-01-10 17:59:52#fabken Nicco Mele, 「ビッグの終焉」やっと翻訳、今日明日に出る。良い本だ。行き過ぎる可能性がある。プラットフォーム産業がばかでかくなってベキ法則的貧富の格差が著しく広がる可能性。ビッグデータも大きな間違いをする可能性もある。
2014-01-10 18:01:23Jaron Lanier "Who Owns the Future?" 情報社会の個人データを無料で取って一部で美味しいことを言っている。無料につられ、個人データをとられていく。産業化では、食べていけなくなる。縮小する所得・富をめがけてビッグな連中が攻撃したらどうなるか。
2014-01-10 18:02:57Sherry Turkle, "Alone Together" つながりというが食卓ではみんな下向いてスマホを。話すのが面倒だからメール、というが。ウィークタイをもてはやしている。放置してはいけない。いま立ち止まって考えることで、本当の意味のファブ社会を作る、デザインが必要だ。
2014-01-10 18:04:20#fabken 田中:壮大な話だったが。まず質問を私から。第2次情報革命は何でしょうか? 公文:端的には起こってみなければ分からない(笑)。いま想定しているのは、手段に対する目的の優位。目的が大事だとあらためて考えるようになる。そのためにまだモダンなのでどういう手段がいいか。
2014-01-10 18:05:43#fabken 公文:現在、一番酷いのは、手段の目的化。その手段を壊すことを目的にする。うっかりいうと叱られて炎上するか、、、原発を壊す、止めろというのは簡単だ。廃炉まで考えると。少なくとも安全で安い新エネルギー源をつくることに注力するより、反対するほうがはるかに楽ではないか。
2014-01-10 18:06:59#fabken 岩崎:「通品」についてもう少しイメージを。 公文:もと「通識 Sharable」を使っていた。それは考えが浅かった。モノもある。モノもシェアされるようになる。日本でも車、アメリカでは部屋などもシェアされる。通品がいいか、博報堂さんもっと良い言葉を考えてくれれば。
2014-01-10 18:08:50水野「ピア社会」の説明を。 公文 ピア社会は、もとは制度とは関係なく、お互い集まって楽しくやっていく、というのが広義の意味。産業革命、情報革命の流れからいうと、社会的仕組みまでデザイン、コントロールする(政府の集権的にではなく)、私たちが影響できる局面に至る、と考えて。
2014-01-10 18:10:18#fabken 水野「成熟」の言い換えが「制度処理」ですか? 公文 そうです。そこまで行かないところまる。フローレンスなどがやっている保育の仕組みも先駆的に、そう。残念ながら(まだ)広く広がってはいないが。
2014-01-10 18:11:13#fabken 吉村:ウェブ社会の「都市」の像を教えてほしい。大きくなってきたものが、ファブによってどのように変わるか。 公文:とても私には恐ろしく言えないが(笑)。あえて言えば,都市はもっと大きくなる。もっと密度が高くなる。郊外化の逆。途上国の研究でスラムが意外に安全快適。
2014-01-10 18:13:00#fabken 人口密度の非常に高い、モノもシェアできる社会、というのは考えてみる価値がある。スチュワート・ブランドが、「地球の論点」で書いている。 古川:過去、「デザイン志向」が叫ばれ、イノベーションが起きると取組み。一番下にレガシーで各ドメインのデザイナー。
2014-01-10 18:14:16#fabken 古川。その上に、コンピューターのアーキテクトなど。そのうえにサービス、さらにビジネス、ソーシャルインフラを考える人、、どんどん拡張しているのが現実か。 デジタル化、ソーシャル化、突破、どのような人材、教育が必要か、気になる。 ソリューションになるとさらに本格化。
2014-01-10 18:15:23#fabken どのような理念を担う人が必要か、伺いたい。 公文 少なくともいままでのような制度化された、ディシプリンに分かれている高等教育では駄目だろう。それと違うものをつくらないといけない。大学も変わろうという動きは色んなところにある。講義公開、オンライン。まだ物足りない。
2014-01-10 18:16:39#fabken 公文:こうだ、とまではとても言えない。 古川? 新しい思考法、教育法が必要。大学がメディアとして世界的にいる、、実際に起きている。 前のツイートの「古川」は「水野大二郎」さんでした。
2014-01-10 18:18:32公文 いままであるものが変わるのは本当に難しい。既存のものが変わるのではなく、新しいものが出てきていて、気がついてみたら大きくなっていく。それらを邪魔しない、こと。が必要か。
2014-01-10 18:19:03#fabken 公文さんから質問。今日の話、どの程度琴線に触れたか? 古川 デジタルとソーシャルを分けた点。たしかにいまデジタルとモノの関係、タンパク質のデジタル化、など取り組まれている。それはソーシャルの動きだと思ってきたが、先生の分析では第三次産業のほうか、と思った。
2014-01-10 18:20:43#fabken 公文;第二次情報革命で、デジタルからアナログへの回帰。ラにエー、いまのUNIX やMIDIには限界がある、しかしなかなか変えられない。ある種の行き詰まりが起き、新しく解決するデジタル、あるいは、番号を付けるだけの変数の次元ではなく無限次元の変数、第二次の情報革命か
2014-01-10 18:22:20#fabken 田中:デジタルファブリケーションという技術。情報を物質へ、物質を情報へ、双方向に変換する議論。情報を物質にすることもできる。Ebook 書籍をデジタル化することもあるが、同時に印刷・製本してくれるサービス。情報と物質が相互にどちらにも行き来できる。
2014-01-10 18:23:43#fabken ドミニク:僕はデジタルネイティブのはしりの世代。公文の情報革命、産業革命の切り分けは、目から鱗、新しい視点を与えられた気がしています。 ファブリケーション、どうしていくか。インターネットがどう広まったかを考えていた。コミュニケーションコストが限りなくゼロに。
2014-01-10 18:27:16