お花宮ちゃん誕生日2014

お花宮ちゃんの残骸 @ohanamiya_bot

……お前、今、何しやがった？ 「え？キスだけど。ごめんなさい、やっぱり左目にするべきだったかしら」 ……いや。……いい。 「えっ！？　…ま、まこちゃん？本当に、まこちゃん？お花さんが巧妙な罠を身につけたとかそういうオチは」 焦り過ぎだ、バァカ。……お前も、そのままでいろ。

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「……どうしたのかしら。らしくないわよ、まこちゃん」 そう言うなら、いい加減腕離したらどうだ？ 「嫌よ。どんなまこちゃんも、まこちゃんだもの」 そーかよ。　……んで、オレは帰りたいんだが。 「あ、私、今日宿無いのよ」 ネカフェでも探して来い。

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「このまま、まこちゃんと一夜を過ごすつもりだった私の決意はどうなるのかしら」 打ち砕かれろ。跡形もなく修復も不可能な位に。 「そんなヤワい心してないわよ、舐めてんじゃないわよ」 めんっっっどくせえ……。オマエ、マジで何で来たんだよ…？ 「お誕生日を祝う為に決まってるじゃない」

お花宮ちゃんの残骸 @ohanamiya_bot

……本気でそう言ってんなら、救いようの無いバカだな。 （気紛れ。気紛れだと、蔦が脳に絡んでいるせいだと。気持ち悪い、眼窩の奥の剥離感のせいだと。そう、後のオレは言っていた。） 玲央。 いい加減迷惑だ、離せ、付いて来い。床にでも転がしてやる。 ……特別な日、らしいからな。