2014年1月13日開催 野島断層普及講演会2014 『淡路島の地震と津波』まとめ

2014年1月13日に兵庫県淡路市の北淡震災記念公園(野島断層)にて開催された、野島断層普及講演会『淡路島の地震と津波』のまとめです。 詳細:http://www.city.awaji.lg.jp/uploaded/life/10606_21161_misc.pdf 【登壇者&講演内容】 続きを読む
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#awaji_0113 産総研 高橋氏「しかしながら地震そのものは海沿い以外の内陸でも起こりえます。例えば中越地震があります。」

2014-01-13 13:09:42
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#awaji_0113 産総研 高橋氏「地震の揺れは一般的に遠くなると弱くなりますが、関東平野では新潟県中越地震や和歌山の地震で他地域よりも揺れが大きくなるケースが有りました、具体的には長周期の場合に起きえます」

2014-01-13 13:11:11
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#awaji_0113 産総研 高橋氏「長周期の地震が防災上重要ですが、関東平野を例に取るとここは山に囲まれた厚い堆積層で出来た平野であることが重要で、このために揺れが大きくなることがあります」

2014-01-13 13:12:44
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#awaji_0113 産総研 高橋氏「関東平野での堆積が始まったのは約1650万年前、丁度日本海が拡大した時期に当たります。この時期、関東は東北日本と西南日本の境界位置に当たることから地質が複雑になっています」

2014-01-13 13:16:16
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#awaji_0113 産総研 高橋氏「日本海の拡大が終了すると、関東平野は沈降と全体の堆積を繰り返し現代に至ります。一方で大阪平野はその層の厚さが明らかに狭く浅くなっています」」

2014-01-13 13:47:17
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#awaji_0113 産総研 高橋氏「しかしそれでも大阪平野は周囲よりは厚い堆積層であることから、例えば東日本大震災の際にが、震度3ながらエレベーターが停止するようなケースも有りました」

2014-01-13 13:48:36
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#awaji_0113 最後に兵庫県、淡路県民局の藤長氏から「淡路島の地震津波対策について」

2014-01-13 13:54:40
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#awaji_0113 兵庫県 藤長氏「兵庫県の危機管理基本方針の災害として、風水害、地震災害、海上災害、原子力などが防災計画として定められており、淡路島では風水害と地震。最近言われている南海地震で県内で最初に津波が来て、大きな被害が出るのは南あわじ市の福良周辺」

2014-01-13 14:06:13
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#awaji_0113 兵庫県 藤長氏「平成25年度の県の対策としては、南海トラフ地震への対策、地域防災力の強化、そして95年の地震の教訓経験の継承と発信が主なポイント。そして東日本大震災への支援や、住宅共済制度などの復興策、さらには関西広域連合での広域防災が目下のテーマ」

2014-01-13 14:08:24
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#awaji_0113 兵庫県 藤長氏「95年の地震を踏まえた県の対策。副知事に次ぐ防災監の設置、組織体制の整備、そして災対センターを設置。淡路島の場合は神戸と橋でつながっているとはいえ、大半の幹部職員は神戸から通勤していることを踏まえる必要がある」

2014-01-13 14:10:27
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#awaji_0113 兵庫県 藤長氏「県の初動体制としては、24時間の監視体制、平成8年からの情報通信を活用した防災システムの設置があげられる。この他、コミュニティの防災力向上を目的に、自主防災組織の活性化に取り組んでいる」

2014-01-13 14:13:00
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#awaji_0113 兵庫県 藤長氏「県内には6箇所に防災拠点を設置。中心拠点が三木で、但馬丹波など各地に設置している。淡路島では備蓄規模は小さいものの南あわじ市広田に設置。95年で最も需要があったのはブルーシートで、昨年の地震でも大量に必要になった」

2014-01-13 14:15:08
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#awaji_0113 兵庫県 藤長氏「兵庫県の住宅共済制度は県平均1割に満たない中で、淡路島が2割と最も加入率が高い。しかし島内でもばらつきがある。県内各地で意識の違いが大きく出ている。県内で最も高いのは佐用が3割」

2014-01-13 14:17:14
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#awaji_0113 兵庫県 藤長氏「昨年の地震について。合計で全壊は13棟だったが、一部損壊が支援制度での扱い上約1万棟にのぼった。」

2014-01-13 14:19:13
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#awaji_0113 兵庫県 藤長氏「今回は住宅関係の被害についての取り組みが中心。資金貸付や耐震診断の無料化など。」

2014-01-13 14:21:05
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#awaji_0113 兵庫県 藤長氏「津波対策について。防潮堤で防ぐ頻度の多いレベル1、越流しても被害軽減を目指す最大クラスのレベル2、という2種の津波に分けて考えている。後者では避難などソフト的な対策が必要になる」

2014-01-13 14:23:11
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#awaji_0113 兵庫県 藤長氏「レベル1、つまり津波の越流防止としては、防潮堤の整備と至難支援のための情報提供がポイント。レベル2では越流対策から被害軽減を主眼に引波対策などを重視している。これらの対策は緊急策は平成30年度、全体対策で平成35年度の完了を目標」

2014-01-13 14:24:54
KNB @kw36_wav

#awaji_0113 兵庫県 藤長氏「淡路島内の津波対策の重点整備地区は、福良、阿万、沼島の南沿岸部に加えて、昨年の地震でも被害が出た洲本の炬口をリストアップ。」

2014-01-13 14:26:16
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#awaji_0113 兵庫県 藤長氏「今後国の想定を踏まえた確定版の整備計画を策定するが、ここでは県独自の津波シミュレーションや防潮堤の沈降を考慮して津波評価を行っている。」

2014-01-13 14:28:19
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#awaji_0113 兵庫県 藤長氏「最新の想定では南海トラフ地震で最大8mの津波が40分で南あわじ市に到達し、同市内では浸水域が900haに達すると評価。主に福良、阿万、沼島、松帆の各地区で浸水域が広くなる。」

2014-01-13 14:30:33
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#awaji_0113 兵庫県藤長氏「津波対策の一環として南あわじ市福良には津波防災ステーションを設置し、学校の学習に活用している。また福良湾口への防波堤設置も検討している」

2014-01-13 14:31:59
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#awaji_0113 Q「今回の津波想定はレベル1か2か。淡路市では津波想定以下に住宅はないとのことだが、津波高と津波浸を混合しているのでは」

2014-01-13 14:34:34
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#awaji_0113 兵庫県藤長氏「今回の想定はレベル2。浸水域と津波高、浸水深は陸上からの値」

2014-01-13 14:35:41
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#awaji_0113 Q「2mでも上に水が来れば一溜まりもない。北淡の役場は2mのはず。それで浸かる住宅がないというのはおかしい」

2014-01-13 14:38:11
KNB @kw36_wav

#awaji_0113 Q「淡路市の場合、西浦と東浦で全然違うはず。この近くの富島は相当低い土地。岩屋事務所も2.8mのところに移転しても安心と言っているがその根拠がほしい。TPという東京の値で言われても分からない。3.1mがどれぐらいかを具体的に示してほしい」

2014-01-13 14:40:50
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