140121高齢者虐待研修の抜粋
- hondaisamu
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住所地特例の有料ホーム、サービス付き高齢者住宅、住宅型有料のケース。施設所在地の市町村、利用者の保険者の市町村、都道府県が連携して対応すればよい。通常の指導監督を行えばよい。自分のところの被保険者でなくとも、住民としての被保険者も虐待を受けている場合も。 #高齢者虐待研修
2014-01-21 12:28:04虐待や身体拘束について該当するか否かの境界線(①境界は明確にできるのか、②境界がある場合単にそれを回答するだけでよいか、③回答内容として推奨されるものはあるか)についての行政からの質問。 #高齢者虐待研修
2014-01-21 12:33:44→グレーである、ということのチェック。要は発見をするかどうか、ではなく、サービスの質をどう高めるか、ということ。言葉はいつも曖昧。「虐待かどうか」を判断するのではなく、暴行を行ったか、ケアを怠ったか、という5種の事案があったかどうか、ということ。 #高齢者虐待研修
2014-01-21 12:34:08在宅(自宅)における高齢者虐待。2012年で相談通報件数23,843件(2011=25636件)、虐待判断事例15,202件(2011=16599件)。2011年から少し減った(といっても相当な件数ですが)。介護支援専門員、事業所職員による通報が約4割。 #高齢者虐待研修
2014-01-21 13:34:00通報者は、医療機関従事者からもおよそ全体の5%程度。本人1割、家族1割、民生委員・地域住民1割。通報後、65.4%は訪問調査。3割は情報収集のみ。そのうち約6割は虐待と判断するが、胃歩腕約2割は「虐待と判断にいたらず」。 #高齢者虐待研修
2014-01-21 13:37:26虐待の類型(虐待との判断された事例のなかで)。65%に「身体的虐待」、40%「心理的虐待」、23%強「ネグレクト」と「経済的虐待」。全体の2割が「身体+心理」。深刻度が重大なものは全体の1割程度。 #高齢者虐待研修
2014-01-21 13:47:13被虐待者。性別は女性が約78%で圧倒的。要愛護認定者がその68%だ。日本の高齢者人口で、要支援以上の人が17%程度なので、その割合としては、要介護者が虐待に遭いやすい。そして、被虐待者では約5割に認知症がある。 #高齢者虐待研修
2014-01-21 13:51:47認知症がある・重度の場合、ネグレクトの割合が高くなる。要介護度が高くなると、ネグレクトの割合が高くなる。明らかな関連性がある。 #高齢者虐待研修
2014-01-21 13:52:45虐待者。息子41.6%!!夫18.3%、娘16.1%。嫁は5.9%。虐待者が複数であるケースも被虐待者の約8%(一番多いのは息子夫婦!)。虐待者のうち、「息子」の4割、「娘」の3割は、未婚で親一人との同居。2人暮らしの密室性。 #高齢者虐待研修
2014-01-21 13:58:38虐待の発生要因。多いのは、虐待者の障害・疾病、介護ストレス、経済的困窮、虐待される人との人間関係、認知症の症状、知識・情報不足、虐待者の性格。 #高齢者虐待研修
2014-01-21 14:01:05養護者の虐待による死亡事例。2011年は26例(殺人10、ネグレクト9,虐待致死4)。夫の場合「心中」の割合が高め、息子の場合「虐待致死」が高め。 #高齢者虐待研修
2014-01-21 14:04:00対応について。「終結」ケースで多いのは「入院・入所」45.8%、「死亡」18.1%。その一方、「在宅での状況安定」は16.3%。また、成年後見や日常生活自立支援事業の活用は増えているが、それでも被虐待者のうちの1割程度のみ。 #高齢者虐待研修
2014-01-21 14:15:13体制整備について。3層ネットワーク=早期発見・見守り/保健医療福祉サービス介入/関係専門機関介入支援。 #高齢者虐待研修
2014-01-21 14:19:19体制整備について。「発見・見守り」以外のネットワーク整備はここ数年あまり進んでいない。虐待防止の取組が少ない自治体は「通報がない」割合が高い一方、取組をしっかりしている自治体は通報・虐待件数も多い。 #高齢者虐待研修
2014-01-21 14:19:47家族による虐待は、施設従事者による虐待と異なっている。肉親であること、関係性の違い(事例性が非常に高い)。 #高齢者虐待研修 もあと30分。後半(養護者による虐待)のディスカッションの時間になりました。会場の質問に答えます。
2014-01-21 15:38:43