為末大さん@daijapan【上か下かに囚われる】について

爲末大 Dai Tamesue　熟達論発売中 @daijapan

おはようございます。今日は【上か下かに囚われる】について

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昔綾小路きみまろさんが話していたので、うーんと感銘を受けた事がある。 ”昔キャバレーでネタをやっていた事があって今と同じような事をやっていたんですが、全然受けなかった。ところが自分が年を取ってくるとそれが受けるようになった。笑われる自分になれたんです”

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私達は、その人が自分より上か、それとも下かを敏感に感じ取っているように思う。きれいな人がぶさいくと言う事は許されないけれど、例えばオカマというジャンルの人達が言うのは許される。”笑われておくのは保険よ”とオカマバーの店主。

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ドヤ顔や上から目線等、上か下かに関する言葉が多いように思うけれど、おそらく本当は下から目線というものもある。自分は下から見ているという意識が強く、上下に敏感になってしまう。勝つか負けるか、見下すか見下されるかしかない世界。

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北野武さんが、山本もなさんを復帰させる時、かぶり物をさせたという事にとても優しさを感じる。笑い者にされた瞬間、ある程度罪は軽減される。笑わせているではなく、笑われている。社会の立ち位置がその時ずれる。

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笑わせると、笑われるでも随分違う。笑わせる事はできても、笑われるに耐えられる人は少ないんだよと芸人さん。確かにそういう側面はあるように思う。笑われる準備をしている場所ではない所を笑われると急に腹が立つ。

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【終わり】敏感に感じ取る相手との上下という関係性。社会性を持った人間の性だろうか。

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ああ、なるほど RT @nazenazeboy: 意図的に笑われてるのは、笑わせてるのとほぼ同じ。 RT @daijapan: 笑わせると、笑われるでも随分違う。笑わせる事はできても、笑われるに耐えられる人は少ないんだよと芸人さん。確かにそういう側面はあるように思う。笑われる準備