kome_komeさんの和牛肥育の問題点のお話
フォワグラに限らず、牛もかわいそうなことになっているそうです。
目が見えない牛なんて聞くと「これだから儲け主義の業者は!」と反射的に思いがちですが
消費者が知らぬ存ぜぬのまま、業者側だけ非難してていいのか、ダメだよと思いながらまとめました。
こめこめ
@kome_kome
フォアグラを取るためのガチョウ飼育は確かに極端だが、A5クラスの脂肪交雑を呈するいわゆる高級和牛と呼ばれる肉牛飼養も似たようなものだと思う。筋肉内脂肪が50%を超えるような牛の内臓がどういうことになっているか容易に想像できる。
2014-01-24 18:56:14
こめこめ
@kome_kome
脂肪交雑はビタミンAが欠乏気味の方が起こりやすいことが知られている。極端なケースでは、ビタミンA欠状態で肉牛は飼養される。何が起こるかと言うと目が見えない牛が出来上がる。
2014-01-24 18:58:43
こめこめ
@kome_kome
この際、日本の肉牛飼養のあり方も変えるべきと思う。牛肉が最も美味しいと感じられる脂肪交雑程度はいわゆる高級牛肉とされるA5ではなくA3くらいにあることは過去の研究結果からすでに明らかになっている。
2014-01-24 19:01:11
こめこめ
@kome_kome
牛肉の評価基準にちょっと触れておきたい。牛枝肉の評価基準は、脂肪色、牛肉色、交雑程度の三基準で決められ、それぞれ、BFS,BCS,BMSと名付けられている。
2014-01-24 19:20:11
こめこめ
@kome_kome
ここで問題となるのは、放牧で育てたすなわち草で育てた牛は、脂肪色に着色が見られ交雑程度がそれほど高くないという点である。若くほど良い牛肉であるにも関わらず、その評価は穀類で飼養された牛肉より低くなる傾向がある。
2014-01-24 19:29:10
こめこめ
@kome_kome
結論を言えば、牛肉評価は現状のそれとは全く合致していない。肉牛生産の効率、美味しさ、その他いろいろな点から言っても評価のあり方は変えるべきと思う。
2014-01-24 19:33:27
こめこめ
@kome_kome
もっとも、増体や交雑に優れた牛を育種してきた歴史やそれらの遺伝的効果を最大限に発揮する飼育技術を否定するものではない。フォアグラ問題にあるようにいきすぎた脂肪交雑をありがたがることをやめるべきだと思う。
2014-01-24 19:38:36