- crape_myrtle_
- 12528
- 1
- 1
- 0
@bible_go 宗教的習俗と意識せずに日本人が初詣に行くように、アメリカ人は宗教的習俗と知らずに反捕鯨運動するわけですしね…。
2014-01-26 01:51:04「金田一輝という名前からして戦前の右翼思想家北一輝に関係するに違いない!」「ええ、北一輝氏から名を取りましたがなにか」
2014-01-26 01:55:26『ふかひれスープ』販売中止運動に対する無印良品の毅然とした反論が素晴らしい(篠原 修司) - Y!ニュース http://t.co/OURefOAqrW 「準絶滅危惧種と聞くと「保護しなければ」と言う気持ちになりますが…ウナギ…など普段ボクらが食べている魚も多く含まれています」
2014-01-25 15:33:52これはうなる。捕鯨問題についてもこういう地道なデータに基づく反論を積み上げていく必要がある(というかやってはいるのだろうけど)。
2014-01-26 08:17:52各資料はどのように言っているか
【再投稿】捕鯨反対とキリスト教を結びつける珍説をツイッター検索で調べたところ発見したもの http://t.co/0Opo5dSU92
2014-01-25 22:14:40再投稿は教義と価値観は別物だという指摘を受けたため。正論である。また、今日の昼中を使ってクジラの資料を漁ったところ、どうもことは単純ではなく、煽るより情報提供を求めた方がいいと判断したので、煽りもカット。自戒も込め、今日は煽り抜きで行きます。かなり連投することになると思う。
2014-01-25 22:16:55森下丈二『なぜクジラは座礁するのか?』
捕鯨賛成派の資料
まず、捕鯨賛成派の資料、森下丈二『なぜクジラは座礁するのか?』より。《人口一〇億のインド人は、ほとんどがヒンズー教徒だ。牛を神聖視し牛肉を食べることはタブーである。明治時代以前の日本でも、それに近かった。しかし、インド人は牛肉を食べる人間を声高に非難はしない。また、イスラム教徒や
2014-01-25 22:19:38ユダヤ教徒には豚がタブーだ。神聖視とは逆の発想から、食用に供することはしない。だからといって、ブタを食用にする民族や宗教の帰依者に、彼らは抗議をしないだろう》(140~141頁)今回の「捕鯨・キリスト教論争」の最初期の話題にこれと酷似したものが見られるのが興味深い。
2014-01-25 22:22:18しかし森下はここで賢明にも、また当然にもキリスト教を非難したりはしていない。200頁では反捕鯨運動を「鯨崇拝教」と揶揄しているが、無論この鯨崇拝教をキリスト教だとは言っていない。続いて、中立的な書物、石井敦編著『解体新書「捕鯨論争」』から引こう。
2014-01-25 22:25:56補足
補則。森下丈二はキリスト教そのものを非難したりキリスト教の教義や価値観が反捕鯨だとかそういうことは言っていないが、西欧人による文化の押し付けメンタリティは批判しており、その中で「ミッション(伝道)」を例に挙げている(『なぜクジラは座礁するのか?』124ページ)
2014-01-29 00:04:44ここhttp://t.co/oYcB0YCKR3ではこんなことも《多くの国民や民族が自らの文化を広めようとし,闘争を生みました。キリスト教の布教はその一例ですが,キリスト教徒に限らず,多くの文化が自らの文化を他の文化に押し付けてきました》例示にキリスト教を持ち出す癖はあるようだ。
2014-01-29 00:06:42石井敦編著『解体新書「捕鯨論争」』
中立派
グリーンピースに勤務した経験を持つジャーナリストの佐久間淳子は1992年頃「キリスト教の教義を押しつけるのはやめろ」「知能が高いから殺すなというなら、知的障害者は殺してよいのだな」といった電話抗議に直面したという(216頁)。GPは「知能が高いから殺すな」論を説いてるのではないし
2014-01-25 22:28:38そもそもGPはキリスト教団体ではなく、こんな「抗議」を受けた佐久間に同情してしまう。ただ92年の時点で「反捕鯨はキリスト教の教義」という珍説がある程度流布していたことを証しており、今後の調査の大きな手がかりになるだろう。またこの時点でキリスト教界が反論していればと思わなくはない。
2014-01-25 22:30:59M.Danaher(2002)「Why Japan will not give up whaling」Pacifica Review 14(2)には《日本人がクジラに愛着をもっているのにクジラを捕獲するのは矛盾であるが、そうした矛盾を日本人が超越できるのは、自然の尊さを教える仏教
2014-01-25 22:33:57のなせるわざであるとする》という旨の記述まであるという(255頁)。本当に書いてあるとすれば愚論なのは贅言を要すまい。一応これは原文読む必要があると思う。なお1982年のモラトリアム提案採択に反対した国はブラジル、ペルー、アイスランド、ノルウェー、ソヴェト、大韓民国そして我が国。
2014-01-25 22:39:02これだけでもキリスト教と捕鯨反対に関係がないことが推定できよう。では文化面ではどうか。秋道智彌『クジラと人の民族誌』は、ヨブ記のリバイアサンとヨナ書の大魚に飲み込まれる話が《ベスティアリのなかで、クジラやイルカがキリスト自身やその死と復活をあらわすものとされたのである》(44頁)
2014-01-25 22:47:13秋道智彌『クジラと人の民族誌』
文化面