津田敏秀さん 講演「放射線による 発がん影響」プチまとめ その 1
広島大学の 神谷研二氏、小児科学会で 100mSv 以下の 部分を クリーム色に 塗りつぶし、100mSv 以下では がんへの 影響が わからないと 説明。
2014-01-27 20:10:35統計学の 知識があれば、この 傾きをもつ 直線 (回帰直線) は 確率分布の 山の頂き (点推定値) にあたり、100mSv 以下でも 連続していることが わかる。(津田敏秀さん)
2014-01-27 20:15:03点推定値と 区間推定値の 定義 (多くは 95% 信頼区間を 採用) pic.twitter.com/5kfiPK2HuC
2015-03-12 20:19:18グラフの タテ軸は 直線 (回帰直線) の 傾きを 表わす。 上下の 広がり (区間推定値) の 下部が ゼロに かかることを「統計的有意差が なくなる」と 表現する。(津田敏秀さん)
2014-01-27 20:34:45しかし、実際の データでは、中心点 (点推定値) は 逆に 傾きが きびしくなっていて、上に凸の 線を 描いている。(津田敏秀さん)
2014-01-27 20:38:12つまり、各データの 下限が、傾き ゼロに かかったからといって、そこから カマボコを 切ったように カットされることはない。 データの 幅 (区間推定値) が 広がっても、中心点 (点推定値) は 連続している。(津田敏秀さん)
2014-01-27 20:42:20ICRP は 広島・長崎の データから、100mSv 以下の 被曝では 有意差がないと 説明しているが、この データは 全年齢層の 平均、すべての がんの 平均値を 条件としている。(津田敏秀さん)
2014-01-27 20:59:01有意差が 出る 条件 1. 観察数が 大きくなる。 被爆者数 (曝露群) を 増やす。 たとえば、福島県の データのほうが 広島・長崎よりも 被爆者数は 多い。(津田敏秀さん)
2014-01-27 21:04:11有意差が 出る 条件 4. 対象に 感受性の 高い がんを 選択する。 白血病、脳腫瘍、甲状腺がん、乳がんなど。(津田敏秀さん)
2014-01-27 21:10:17全年齢層、すべての がんの 平均で 観察せず、特定の 年齢層、特定の がん疾患を 観察することで、有意差は あらわれてくる。(津田敏秀さん)
2014-01-27 21:13:57広島・長崎の 被曝データ分析は、LSS コホート研究 (Life Span Study) と 呼ばれ、1950年ころ 始められ、1958年に 確立。 つまり、13歳までの データは 広島・長崎には 存在しない。(津田敏秀さん)
2014-01-27 21:19:29これが 2011年 12月 22日、国の 有識者会議では、もともとの データが ないことが「年齢が 若いほど がんの 多発を 示す データは ない」と されてしまった。( 津田敏秀さん)
2014-02-01 12:57:34広島・長崎の 100mSv 以下の 被爆者数は 68,470人。 福島県 県民健康管理調査の 1mSv 以上の 被曝者数が 23% の 把握率で 148,685人。 仮りに 100% 達成したとすると 60数万人、LSS コホートの 10倍近くの 観察者数になる。(津田敏秀さん)
2014-01-27 21:46:47100mSv 以下の 低線量被曝の データは 世界中で 多数 発表されているが、12月 21日の 福島県 専門家意見交換会では、ICRP 以外の 文献を 読んでいる 人は、専門家と 呼ばれているにも かかわらず、ほとんど いなかった。(津田敏秀さん)
2014-01-27 21:53:36