@fujimoto1126氏による空自よもやま話

元エンジンショップ隊員の空自時代の興味深い経験談ツイートをまとめてみました。
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フジモン @fujimoto1126

冬季になると毎年、冬山での航空救難を想定して、搭乗員は山岳保命訓練、地上勤務員は航空機を捜索するための、山岳捜索訓練を行う。主に大日岳で訓練をしていた。山頂で無線機をセットして上空から捜索の為、飛来するC-1を誘導していたら一般のスキーヤーが珍しそうに寄ってきた。・・続く

2014-01-26 11:05:09
フジモン @fujimoto1126

今、捜索機を誘導していると教えると、皆がどの方向から来るのかと上空を見上げていた。捜索機の機長M3佐から、高山ホールドだが雲が厚くて潜れんと無線が入った。暫くして下呂の辺りに雲の隙間があるのでそこから潜ってみると再び入電。・・続く

2014-01-26 11:06:14
フジモン @fujimoto1126

その後、無線のやり取りがあり、間もなく機影が見えてきた。一般スキーヤーは相変わらず上空を見上げていたので、上じゃありませんよ。あそこですと機影が見える谷底の方向を指して教えたが誰一人、迷彩の機影を見つけることが出来なかった。・・続く

2014-01-26 11:07:37
フジモン @fujimoto1126

C-1捜索機は遥か谷底を飛んでいた。一般のスキーヤーはC-1が上昇に転じエンジン音が響きだして初めて、見つけることが出来たようだ。自衛隊さんすごいことやってんですね。と皆、呆気にとられていたのが面白かった。・・終わり

2014-01-26 11:09:54
フジモン @fujimoto1126

事故が起こったことは残念ながら…しかし、よくこの尾翼が半分無くなった機体を持って帰って来たなものだ!!ブルー操縦士の技量の高さを物語っている!!もう1機はノーズが損傷して、ピトー管も潰れている!!速度計が作動していなかったはずだ!! http://t.co/IU42kixDI3

2014-01-30 12:02:37
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