本の解説の役割とは?

本の解説は作者の経歴や、お奨め本の紹介のためにあるんでしょうか?そして電子書籍では不要になるのか、ちょっとした議論のまとめです。できたら編集者さんの意見が欲しいところ。
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らっぱ亭 @RappaTei

まあ、人生を変える解説、というのもあるのだ。

2014-02-07 10:02:13
牧眞司(shinji maki)『『けいおん!』の奇跡、山田尚子監督の世界』刊行 @ShindyMonkey

「この解説オレじゃなきゃ書けないゼ」というのは、「オレって天才、コレは芸術で永久に残る」と思っているのではない。自分の解説は間に合わせで、やがて埋もれていくだろうし、とくにそれが残念だとも思わない。 →

2014-02-07 10:02:51
牧眞司(shinji maki)『『けいおん!』の奇跡、山田尚子監督の世界』刊行 @ShindyMonkey

→ でも、いまの時点で、この作品の解説をこういうふうに書けるのは自分だけだし、その作品を読む・考えるうえでステップになると思っている。それだけです。それでじゅうぶん、やり甲斐がある。楽しい。

2014-02-07 10:03:34
堺三保/Mitsuyasu Sakai @Sakai_Sampo

ちなみに私の場合、解説を断るときは二種類。まず、ゲラで読んで、個人的に誉められるところが見つけられなかったとき。一カ所でも良いところがあると思ったらお受けしますが、全然ピンとこなかったときは辞退しちゃいます。もひとつは、自分の手に余る難解な作品の場合。バカなんで難しいものはムリ。

2014-02-07 10:04:19
牧眞司(shinji maki)『『けいおん!』の奇跡、山田尚子監督の世界』刊行 @ShindyMonkey

その気持ちもわかる RT @Sakai_Sampo 昔、三村美衣さんと話したことがあって、私と彼女にとっては、巻末解説者というのは「黒子」みたいなもんで、なるべく「透明」でありたいなあ、とか、まあ、そういうことも思ってたりもするのです。(^_^;) @tolle_et_lege

2014-02-07 10:07:30
堺三保/Mitsuyasu Sakai @Sakai_Sampo

それ以外は、ジャンルを問わず何でもお引き受けしております>解説。 ただまあ、どうしてもご依頼はSFが多くて、以下、ファンタジー、ホラー、ミステリ、って感じですが。わし、ミステリもSFやファンタジーと同じくらい好きで同じくらい読んでんだけどなあ。まあ、そういうものだ。

2014-02-07 10:08:28
牧眞司(shinji maki)『『けいおん!』の奇跡、山田尚子監督の世界』刊行 @ShindyMonkey

目くじら立ててないよ~。堺くん潔いよ。偉いよ。 RT @Sakai_Sampo まあ、その、私には強烈なペーパーバックライター願望があるので、そういう奇天烈な「二流志向」のヤツの言うことだと思って、まあそんなに目くじらたてないでやってください。@tolle_et_lege

2014-02-07 10:21:57
堺三保/Mitsuyasu Sakai @Sakai_Sampo

なんちゅうか、私には芸術とかアートとか文藝とかそういうものに対してものすごい拒絶反応を示してしまう、強烈なペーパーバックライター願望があって、何かと天の邪鬼なことを言うのですが、まあ、その、ご容赦ください。 大衆娯楽万歳。ハイアートとかって、嫌いというより水がまったくあわんのよ。

2014-02-07 10:22:56
堺三保/Mitsuyasu Sakai @Sakai_Sampo

@ShindyMonkey @tolle_et_lege いや、潔いというより、自己評価がそんなもんなので。

2014-02-07 10:26:51
牧眞司(shinji maki)『『けいおん!』の奇跡、山田尚子監督の世界』刊行 @ShindyMonkey

あ、勘違いされないように言っておこう。 ぼくは堺くんの解説はとても優れているし好きです。だから、自己評価の低い堺くんを見ていて、こう思うわけです。 「だって、こんな解説書けるの堺くんだけだよ! わたしだったら、みんなに自慢するな~」

2014-02-07 10:42:10
堺三保/Mitsuyasu Sakai @Sakai_Sampo

@kikumaco @kakansaku いや、それはないですけどね。今から新装版が出るとは思えないから。(^_^;)

2014-02-07 10:44:00
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy

訳者あとがきで内容を「解説」しなければいけない時点で、翻訳としては、「負け」かもしれない、と思うことはある。「読めばわかる」と言い切れないのは、読者を信用していない? 読み手として想定しているのは自分(=訳者)なので、自分にわかりにくかったところは、どうしても説明したくなる。

2014-02-07 10:44:54
牧眞司(shinji maki)『『けいおん!』の奇跡、山田尚子監督の世界』刊行 @ShindyMonkey

「賢明な読者はお気づきだろうが~」とか書くしかないですね。 RT @frswy 訳者あとがきで内容を「解説」しなければいけない時点で、翻訳としては、「負け」かもしれない、と思うことはある。「読めばわかる」と言い切れないのは、読者を信用していない? //

2014-02-07 11:03:31
牧眞司(shinji maki)『『けいおん!』の奇跡、山田尚子監督の世界』刊行 @ShindyMonkey

「言わずもがなだが、念のために付け加えておくと~」 「作者の筆運びがさりげないため、うっかりすると見過ごしてしまうが~」 「打ち明けて言うと、私は初読時に気づかず再読して膝をうったのだが~」 というように、読者は悪くないですよ的なエクスキューズをしながら解説するときもある。

2014-02-07 11:09:13
あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

@frswy 著書でも、あとがきはどうしても書きすぎるよね

2014-02-07 11:27:11
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy

@kikumaco 理想は、訳者あとがきも解説もない訳書です。

2014-02-07 11:28:24
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy

最近のパトリシア・コーンウェルの訳書は、訳者あとがきも解説もついていないので、おなじ文庫から訳書を出している身としては、とても羨ましい。なにもなくても(本文だけで)買っていく固定読者がたくさんついているのね。

2014-02-07 11:31:58
a nanny mouse @anannymouse

@ShindyMonkey 切り口が見事な人はいとも簡単に作品をするする剥いちゃいますよね。

2014-02-07 14:47:35
牧眞司(shinji maki)『『けいおん!』の奇跡、山田尚子監督の世界』刊行 @ShindyMonkey

剥くって感覚とはちょっと違う感じですが。面白い作品なら皮もきっと美味しいでしょうね。 RT @anannymouse 切り口が見事な人はいとも簡単に作品をするする剥いちゃいますよね。

2014-02-07 16:03:54