本の解説の役割とは?
1冊の本を紹介するのに、だいたい10冊くらいは読んでる。10冊読めばその中に一冊「これはおすすめしたい」がある感じ。他が面白くないんじゃなくて、受け手に薦めやすい本とか、タイミングとか、もろもろで。だからやっぱり何より、読む人であらねば。
2014-02-07 07:55:08未熟者なので血反吐を吐く思いだし、難しい作品の場合は私には無理ですといって断らざるを得ないことも。悲しい。 “@ShindyMonkey: 凄いすごい! RT @tolle_et_lege さんぽさんは解説書くの「ちょー簡単」なのか。すごいなあ。”
2014-02-07 08:08:36わくわくしながら書けるんですか。私は好きな作品ほど辛い思いで書いています。面白さが全然伝わっていないのが辛くて。解説、そんなに書いたことありませんが。 “@ShindyMonkey: 血反吐って!それは別な意味で凄い! ぼくは解説書くのが楽しくて、いつもワクワクします。”
2014-02-07 08:23:57断るんですか? もったいない! とはいえ、ぼくも断ったことがある。オレなんぞがその作品(超人気シリーズ)を扱うのは、熱心なファンのみなさまに申し訳ない、と。 RT @tolle_et_lege //難しい作品の場合は私には無理ですといって断らざるを得ないことも。悲しい。
2014-02-07 08:27:281回だけ、つい先日。今はどうしても無理で、泣きながら断りました。悲しい。書きたかった。 “@ShindyMonkey: 断るんですか? もったいない! とはいえ、ぼくも断ったことがある。オレなんぞがその作品(超人気シリーズ)を扱うのは、熱心なファンのみなさまに申し訳ない、と。”
2014-02-07 08:29:53@tolle_et_lege @ShindyMonkey 私は元々文才がないので時間はかかっちゃいますけど、でも、やってることはいつもおんなじだし、誰か特別な人じゃないとできないもんじゃないでしょ。批評と違って、あくまでも本体を売るための宣伝の要素も多分にある広告的文でもあるし。
2014-02-07 08:32:01@sakai_sampo @shindymonkey 「誰か特別な人じゃないとできないもんじゃない」っていえばそうかも知れないけど、気が弱い私は、書いていて手が震えることも。最初の方の語り手と最後の方の語り手は実は同じみたいな顔をしているけど、違うかも……なんて書くときとか。
2014-02-07 08:35:58@tolle_et_lege @ShindyMonkey あたしゃ訳者あとがきですら、血反吐を吐きながら書いているなあ。
2014-02-07 08:38:41@frswy @shindymonkey 訳者あとがきで、「ページは十分確保できますから、しっかりした内容でお願いします、ぜひ……」なんて云われると、血の気が引く思いで、「あ、ありがとうございます」と答えてみたり。
2014-02-07 08:41:50@sakai_sampo @shindymonkey 堺さんも、牧さんのように「この解説オレじゃなきゃ書けないゼ」と思って書くべきだと思います。Among Othersの解説はぜひそういう気持ちで書いてください。期待しています。
2014-02-07 08:47:54@tolle_et_lege @ShindyMonkey 私じゃないとできない仕事なんかどこにもないですからねえ。私は私らしい原稿を書いてみるだけです。で、編集の人の意向をできるだけ反映する。それでOKしてもらえたらミッションクリア。
2014-02-07 08:53:14@ShindyMonkey @tolle_et_lege 私はいろいろ話しますよ、編集の人と。まあ、向こうから依頼がある場合、私らしい「分かり易さ」「勢いのよさ」「読者の興味をそそるためのコピー(惹句)」が求められてるのかなあ、とは思いますが。実際、そう言う人もいるし。
2014-02-07 08:56:04@sakai_sampo @shindymonkey 編集の人といろいろ話すのは当然ですが、その中で、自分にしか書けない、判り易く、勢いがよく、読者の興味をそそるためのコピー(惹句)を書いていくんじゃないかと思います。まあ、仕事に対する姿勢は人それぞれですから、いいんですが。
2014-02-07 08:59:12電子書籍読んでて思うのは、確かに私も紙の本ならまず真っ先に巻末解説読むけど、なけりゃないで、困ったりはしないんだよなあ、ということでしょうか。(^◇^;) 確かにそれだと、読者の基礎教養の底上げとか期待できないんだけど、それも時勢なのかもなあ、とも。
2014-02-07 09:01:29もちろん、ビジネス的には「自分の代わりはいくらでもいる」んですが、 → RT @Sakai_Sampo まあ、私の換えはいくらでもいるので。(^◇^;) @tolle_et_lege
2014-02-07 09:16:18ただまあ、あんまり大上段に自分の仕事を神聖視できないというか。まあ、今でも充分マイナーだけど、たぶん死んだらあっというまに名前も仕事も忘れ去られて、ウィキペディアに短い記述が残ってるだけになるわけですからね。まあ、大衆娯楽なんだから、そういうもんだし、それでいいんだけど。
2014-02-07 09:35:09@kikumaco これは、マーベルコミックスが(たぶんほぼ素人)翻訳で全世界展開しだしたのと同じ話で、質的に代用できなくても、誰ももう気にしないんですよ。そういう時代が到来しちゃったのです。
2014-02-07 09:37:09もちろん、解説は解説なので、書くひとの「自己表現」とか「内心の吐露」は不要(むしろ悪)なので、そういう意味での個性は問題にならない。しかし、作品は透明なものではないので、さまざまなアプローチがあり得る。
2014-02-07 09:46:31紋切り型の評言や手垢のついたジャンル内位置づけに終始するのではなく(それを手際よくやるのもひとつの芸ではあるが)、自分なりのアプローチによって、読者の新鮮な興味を喚起すること、積極的な読書につながる刺激や手がかりを提示すること。それが解説を書く面白さだと、ぼくは感じています。
2014-02-07 09:47:30@ShindyMonkey @tolle_et_lege 昔、三村美衣さんと話したことがあって、私と彼女にとっては、巻末解説者というのは「黒子」みたいなもんで、なるべく「透明」でありたいなあ、とか、まあ、そういうことも思ってたりもするのです。(^_^;)
2014-02-07 09:54:32大きな影響を受けた解説といえば、やはりラファティ『子供たちの午後』か。未訳長編の怒濤のような紹介に、どうしても読みたくてネット古書店で原書を取り寄せはじめたのが「とりあえず、ラファティ」をはじめるきっかけとなった。しかし完蒐した長編の多くが積ん読状態となっているのは情けない限りw
2014-02-07 10:01:09