そう考えると代案を出す必要があるのはまず「自分が現状変更を主張しているとき」か「自分も現状を変える必要があると思っているが提示された変更案に賛成できない」ときであって,「現状を変更する必要があると思わないとき」に変更案に代案を出す必要はないと思われる。
2014-02-08 17:06:40体制が代わったのだから「前の体制で反体制だったこと」が肯定的に評価されるというわけではなく,どんな体制に反対したかは関係なく「反体制であったこと」自体が責められるという構造。
2014-02-08 17:17:41日本でも「戦争はよくなかった」と思う人が「戦争に反対して投獄された共産党」を支持するかというとそういうわけでもない。「投獄されたような人たちはやっぱり」となる。
2014-02-08 17:19:23@ynabe39 現状維持も立派な代案ですよね。提案とくらべて、よりましなら、現状維持でよいし、同じなら、現状維持でよい。ディベートでも、そういう考え方になってます。
2014-02-08 17:12:39そもそも「何にもしないよりはなにかしたほうがいいはずだ」というのが間違っている。なんにもしないほうがいい場合というのはほんとにたくさんある。
2014-02-08 17:22:38アメリカの政治の影響が強かったのでまともに支持する人が減ったんでしょうか。アメリカは岸信介を応援してたみたいで。“@ynabe39: 日本でも「戦争はよくなかった」と思う人が「戦争に反対して投獄された共産党」を支持するかというとそういうわけでもない。…
2014-02-08 17:22:18@hangium アメリカ主導で戦略的にそう言うイメージが植え付けられた部分もありますが,それ以前に「お上に楯突いたようなものはお上が間違っていたとしてもダメ」的な感覚はあったのではないでしょうか。
2014-02-08 17:23:48@shina_0613 「まだないもの」と「現にそうであるもの」を対称に考えるのは間違いだと思います。そもそも現状というのは変えなければ(変えないという意思や決断がなくても)そのままなんですから。
2014-02-08 21:40:30子どもの問題行動への対処でも改善しようとしてかえってひどくするリスクというのはとても大きいからまずは放置して様子をみるのは大事なんだけど「どうして何もせず放っておくのか」という外野からの圧力に耐えられずに動いてしまってけっきょくグダグダということは多い。
2014-02-08 21:55:59@ynabe39 →そうでなければ保守と革新のバランスが取れないように感じるのですが。(ところで、そもそも保守と革新は対称なものなのでしょうか)
2014-02-08 22:14:08@ynabe39なるほど対称ではないのか……。すみませんもう一つ。感覚的な問題なのかもしれませんが、『何かを変えよう』とする運動が起きた時点で、改革側に傾いている(現状維持が改革側の対称に位置する)ように感じるのですが、この考えはどうなのでしょうか?→
2014-02-08 22:11:51@shina_0613 それはもう「敵味方」の感覚ですね。「対案を出せ」論というのは「変えたい人が自分の主張と現状維持論とを見かけ上対称にしてしまうために用いるレトリック」であることがわかります。実際には「現状」にはもっと重みがあるわけですが。
2014-02-08 22:18:20@ynabe39 なるほど敵味方……。保守という言葉だけでイギリス議会をイメージしていたのかもしれません。もう少し自分なりに考えてみます。色々と教えていただきありがとうございました。
2014-02-08 22:33:59