プラレス3四郎感想
ただ、相手がバイオチップではなく弁当を盗んだ事に関しては、3四郎と今日子は承知した上で追って、弁当を取り返す為に戦った訳であり、これに関してバレステラが何故弁当ごときを……と言ったらお前が知らないだけで大切な物がいっぱいあるんだとの答え。
2014-02-16 19:01:54このバイオチップスと弁当に関しては、前者は自分自身の夢に対して大切なもので、後者はプラレスを楽しむ為に大切なものといった所なのかもしれない。夢と趣味でも大切な物は変わる事がなく、その大切な物の為に必死になれるのだといったような。
2014-02-16 19:03:10そういう意味で、夢を追う3四郎とプラレスを楽しむ3四郎の様子を最終回で改めて触れて終わった感じかもしれない。戦争の為にプラレスを使おうとする勢力はこちらでは滅びていないが、別に滅ぼす必要もなく自分達でプラレスを楽しむものとして行動を続けていけば問題ないじゃないか?とも感じさせる。
2014-02-16 19:04:37そして最終回の作画はやはり凄い。後ろに退きながらガニマタ気味のアクションでミサイルをぶっ放すジュピターがカッコいい。 http://t.co/Uq1iy9fZul
2014-02-16 19:06:17続いてそのミサイルアクションに加えて、左へ突っ走りながら飛び跳ねる柔王丸……やっぱり男はキンピラごぼうよ……って何?(笑) http://t.co/xoOXYrscnn
2014-02-16 19:07:31最終回だけにサービスします。 http://t.co/hHaTWY3e4A
2014-02-16 19:08:44空気を読んで「我、関せず」な柔王丸(笑) http://t.co/KwmpWzXf1r
2014-02-16 19:09:16さて……アニメ版プラレス3四郎だがこれは本当に面白かったと言わざるを得ないクオリティだった。
2014-02-16 19:10:27ストーリー5、キャラ4、メカ4、作画5。特に3四郎がプラレスを通して自分自身の夢やプラレスへの心構えを模索し続けるドラマが活かされていた点やカナメ、ネオメディア辺りの作画回にゾクゾクさせられた点も含めて101点と個人的には無茶苦茶高く評価している。
2014-02-16 19:12:42正直今のところ見た80年代のロボアニメだとダグラム、ポケ戦に続いて高く評価している作品ということになるのかもしれない。まさかここまで盛り上がれるとは想ってもいなかった。
2014-02-16 19:13:36大雑把にいうと、殆どレベルの高い作画でロボット同士のプロレスをガチンコでやっていた事からメカと作画で見る所が多かったし、それをパワーアップのドラマを心構えと絡めてプラレスに対してのそれぞれの心構えや科学技術のあり方といったドラマがしっかりしていた。
2014-02-16 19:15:07ぶっちゃけストーリー、キャラ、メカ、作画とかで欠点が特に見当たらない作品なので穴を探せと言われると難しいようなくらい贔屓しているかもしれない。正直最大の欠点になると原作と違う点が多いという所だが、それはそれとして違いを楽しめるので特に問題はない。
2014-02-16 19:16:19せいぜい、トーナメント関係のエピソードをもう少しトーナメントとして扱ってほしかった事ぐらいだが、それもまた1話完結のスタンスだったからこそテンポが良かったような所もある。
2014-02-16 19:17:01一応序盤は少々エンジンに火が付くまで時間がかかっていたかもしれない。大体マイコンとプラモとしてのパワーアップが活かされるようになっていたから盛り上がりを魅せる事が出来たのではないかと思う。
2014-02-16 19:19:29最初の方の魅力となると、マイコンでプログラム関係の調整に挑む描写と、プラモとして手作り感覚の改造で試行錯誤する様子辺りでワクワクしていた。プログラムによるパワーアップは結構新鮮な響きがあり、整髪料やプラスチックとか身近なもので改造していく描写にあぁ、プラモだなぁって感じていた
2014-02-16 19:21:40プラモを扱うロボットものとしては凄くワクワクしていたかもしれない。試行錯誤の関係では、一方がパワーアップしてももう一方がパワーダウンしてしまう欠点を抱えてなかなか一筋縄でいかない所とか凝っているなぁとも思った。
2014-02-16 19:22:31小刻み感覚でパワーアップイベントをやっている事は同じ藤川桂介さんが脚本を担当しているからなのかもしれないがマジンガーZに通じるものがあるかも。ライターの布陣がほぼ同じダンクーガにもこういうパワーアップイベントを小刻みでやるところがあったね。
2014-02-16 19:23:42何か見る前は別にそんなイメージはなかったのだが、マジンガーやゴッドマーズ、ダイラガー、ダンクーガ、あとプラレス3四郎と藤川桂介さんの作風が結構好きなのかもしれない。
2014-02-16 19:24:28このパワーアップイベントだと、柔王丸がアクション・オート・セレクト・システムを組み込まれる辺りの描写が特に秀逸だった。ここら辺から柔王丸が3四郎の心で動くような描写が盛り込まれる連れに自分の分身として戦う柔王丸を通して3四郎がどうありたいか?のドラマがしっかりしていた。
2014-02-16 19:26:30特に第20話で自分の分身が冷酷に相手を破壊するような描写に戸惑いを抱き、戦闘機と旅客機の例えで心構えの描き方が凝っていて好きだ。
2014-02-16 19:27:15そこからホビー派、武闘派、三位一体派といった流派で成田、黒崎、3四郎の3人の流派に対して向き合い練磨していき、それぞれが融和しあうまでのドラマのおかげで、スケールが大きくなってきても、プラレスの物語としての視点を失わずに済んだかもしれない。
2014-02-16 19:28:45ここら辺のドラマで成田と黒崎が原作のキャラを変えてある意味流派としてライバルのようなキャラにシフトされていて原作とは違う魅力を放っていたと思う。
2014-02-16 19:31:03それに加えて、原作と同じ3四郎には父の夢を継ぐスタンスがあり3四郎がプラレスを医療の為に使いたい想いがある故に兵器として使おうとする側と対立する理由とかも用意できていたかと。
2014-02-16 19:32:52