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ところで帰国後、母から「Thank you, very much. は今の口語では言わないらしいよ」と聞きました。でも、よくよく考えれば「口語的に自然な英語」をアジア人の観光客が話す必要もありません。「通じれば良いや」くらいのスタンスでいないと、話せる英語も話せなくなりますもの。
2014-01-21 23:17:28![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
閑話休題。 列車移動の途中で、アメリカ人らしき若いミュージシャン三人組が乗ってきました。彼らは背にケースに入れたギターを背負っており、席に座るなりポーカーを始めました。長髪の男性が、その中で一番若そうな男性に、「フラッシュは~」等とルールを説明していたのがほほえましかったです。
2014-01-21 23:23:45![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
車内販売で買ったコーラを飲みながら、車両の先頭に掲げられたTVで流れているスペイン語版「モンスターズ・ユニバーシティ」を眺めていると、先ほどの三人組が控えめにギターのチューニングを始めました。がら空きの車内とそこに漂うのどかな雰囲気に、アコースティックギターの音は合っていました。
2014-01-21 23:27:15![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
そして、チューニングの一環としてなのか、彼らは「スペインっぽい感じのメロディ弾こうぜ」と言い合い、アドリブでイスラム風の旋律をつま弾き始めました。ああ、海外だなあ……と個人的にしみじみとした次第でございます。
2014-01-21 23:31:52![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
さて、そうこうしているうちにグラナダに到着しました。泊まったホテルはグラナダ駅からすぐなので徒歩で向かったのですが、駅前の道路にあった謎の亀裂がスーツケース持ちには辛かったことをここに記しておきます。あの時の私にとって、あの隙間はクレバスに匹敵しました。
2014-01-21 23:35:08![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
グラナダ到着は午後すぐだったので、すぐにチェックインを済ませ、手近なところを回ることにしました。具体的には、カテドラルとアルカイセリア、王室礼拝堂です。いや、王室礼拝堂のつもりで入ったのですが、ガイドブックを見るとどうも違うようです。あれは一体何だったのでしょう……。
2014-01-21 23:42:01![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
私たちが王室礼拝堂のつもりで入った建物は、黒髪ショートヘアの美女と超絶フェミニストな美男がモギリとガイドを務める、イスラムとの混淆様式の建物でして、美男ガイドさんによれば昔はマドラサだったそうです。どなたかお詳しい方、私たちの行った場所を教えてくださいませ。
2014-01-21 23:44:30![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
カテドラルはこう、もう、何と言うか聖なる空間でした。日曜日ということもあって、入場は無料でした。写真禁止とは書いていないし、でも、こんなところを撮影して良いのかしらと思いつつ撮りました。 http://t.co/9nGZ39HMuQ
2014-01-21 23:47:16![](https://pbs.twimg.com/media/BeguAPuCUAIY08H.jpg:medium)
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そして、カテドラルの近くで見かけた大道芸人の銀色さん。お金を入れると、機械的な音と共にちょっと動いてくれます。辛そうなお仕事です。 http://t.co/OpnqjWDAUD
2014-01-21 23:54:56![](https://pbs.twimg.com/media/BegvwedCcAAFNVu.jpg:medium)
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ドライフルーツやスパイスなどを売っているお店です。この翌日は雨だったのですが、雨天時でもカバーもかけずに乾物を露天に並べていました。水分を含んで戻ってしまわないのでしょうか。 http://t.co/G81kOGszRk
2014-01-21 23:57:03![](https://pbs.twimg.com/media/BegwPj5CcAEMhIP.jpg:medium)
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案の定グラナダ一日目で時間切れです。グラナダの写真的メインはむしろ二日目、アルハンブラ宮殿とアルバイシンです。明日も投稿します。
2014-01-22 00:00:36![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
なかなか終わらない、いつまで続くのか、と我ながら呆れつつあるイベリア半島旅行の復習ツイートを、今夜も始めます。今夜PCに向かっていられるのは二時間弱。この時間内に、グラナダからバルセロナを経て日本の某空港に帰って来ることは出来るのでしょうか。
2014-01-22 22:18:32![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
さて、グラナダ二日目は、朝からかの有名なアルハンブラ宮殿に向かいました。事前に入場券を購入しておいてくれていた友人には、本当に感謝するしかありません。
2014-01-22 22:20:32美しきアルハンブラ宮殿。
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アルハンブラ宮殿まではバスで行こうと決めていた私たちは、「アルハンブラ・バス」と銘打たれた観光バスに乗るべく、まずはそのバスが出るというイサベル・ラ・カトリカ広場に行きました。……しかし、ないのです。どこを探しても、バス停が、ないのです。
2014-01-22 22:25:06![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
バスについてはホテルのフロントで尋ねたのですから、間違いはないはずです。ちなみにこのバス、決まった時刻表がない上、ガイドブックにある「30番のバスはアルハンブラ行き」というのもどうやら変更されていた様子。バス停が見つからず、時刻表もないバス。まさに幻のバスでございます。
2014-01-22 22:28:12![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
アルハンブラの入場券は入場可能な時間が定められていますので、私たちは幻のバスを探すことを諦め、街を流しているタクシーを拾うことといたしました。余談ですが、ポルトガルでもスペインでも、歩行者は小さなお子さん連れの方のごく一部くらいしか信号を守りません。私たちもそれにならいました。
2014-01-22 22:32:04![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
運転手さんに、「アランブラ(スペイン語はhを発音しないため、現地の方にはこちらの方が通じるそうです)までおいくらですか」とお決まりの質問をぶつけますと、「5~6ってところ」とのお答え。警戒に警戒を重ねる臆病者の私でしたが、ここでもぼったくられることはありませんでした。
2014-01-22 22:35:57