にこは自分を承認してくれる存在を求めている。階段下から穂乃果たちの様子をうかがう動作は真姫と同じで、真姫とにこが対になる存在であることが分かる。真姫は才能のあるもの、にこは才能の乏しいものとして描かれる。 #lovelive
2013-12-30 21:12:29にこ先輩は明確に「オタク」としてのキャラクターを背負っている。それは単なるアイドルマニアという点だけでなく彼女自身の人間性までもがそうである。
2014-02-13 03:32:18にこ先輩はかつてアイドルを目指してストイックに頑張ってたわけなんだけど、それについていける人がいなくなって一人になってしまった。というそこを、心地よく感じなければいけないという暗示を自らにかけていた。
2014-02-13 03:32:05にこ先輩はおそらくあの年頃ゆえにという部分もあって、「いち高校生にしては随分とアイドルに詳しく、それに比肩しうる存在になろうと周りが知らないことを責めるような姿勢になりつつもアイ活を続けていた」んだとおもわれる。それは雰囲気から興味を惹かれた周りの人間へのゆるやかな否定だった
2014-02-13 03:32:30結果として彼女についていける部員はいなくなり、一人になったわけなんだけど、3話で穂乃果がそうしたように、にこもまた泣くことはなく、逆に「私についてこれない周囲が悪い」という主張と、そういうことをしている自覚とを内面に抱えることになった。 #lovelive
2013-12-30 21:25:54要するににこ先輩は、自分より偉大なアイドルマニアなりアイドルが現れて自分をしかって貰えたらそれが一番幸せなタイプの人間なんだけど、それが叶わなかったがゆえに一人になってしまう。
2014-02-13 03:32:50そこに現れたのがμ'sで、彼女たちを見下すことで彼女の自尊心はある程度保たれたが、同時にその行為によって自身の罪の意識が加速するのも時間の問題だった。3話のライブシーンで見せたあの表情の半分はそれだっただろう。 #lovelive http://t.co/cNZaPy1SuY
2013-12-30 21:30:25ただ、人間としての素養を穂乃果に超えられてしまっていたのがにこの盲点で、彼女は「アイドル研究部の昔すごかった人」として紹介し直されることになる。これによって、自分を超えた存在に承認されるというオタク的欲求が満たされてにこは救われる。 #lovelive
2013-12-30 21:41:56翌6話ではなんとにこ先輩の才能のなさということがつぶさに語られてしまう。にこ先輩は歌も踊りも素面値では周りの部員より一歩劣っており、カリスマ性も秀でていないことが明かされる。
2014-02-13 03:33:24これはとてもかわいそうな話だけど、良くも悪くも他のメンバーにはこの件を相手にされない。というのは、他の部員からしてみれば「にこがどんな人間であろうとも私達は(受け入れるという意味で)気にしない」という態度であったかもしれない
2014-02-13 03:33:34でもにこ先輩の視点からだと、「本当の自分の実力を知られてなお目を瞑ってやると言われたようでならない」という劣等感を抱いたんじゃないだろうか…
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