20140209-15twnovel

2014.2.9-15
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幽(悠(ゆう)/切撮屋・天椿 @ghostrangea8222

同情か愛情か分からない。憎んでいるのか?欲しているのかさえも…。睨んだ眼に空は眩しいから、お前の影しか見えなくてそのまま消えてしまうんじゃないかと不安に駆られた。笑う口元が見えた。…笑うなよ。 #photonovel #twnovel http://t.co/4bjm4zdTFL

2014-02-09 18:56:25
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そら(創作の愚痴を零したり、日常の話中心) @iotu

新月の晩に天体観測をしようと約束した。どうやら果たせないようだ。気を付けていたつもりだったが、風邪をひいてしまった。うつしてしまう危険があるから、断りのメールを朦朧としながら打った。どれだけ眠ったのだろうか。メールが一通着ていた。星空の写真が添付されていた。 #twnovel

2014-02-09 19:12:30
粉粧楼bot @fenzhanglou_bot

彼の瞳に見蕩れるままに、宇宙の果ての色は、きっとこのように光っていると思うとき、微粒子の集合へと変貌してゆく私。触れられるときが来るのだとしたら、もう、そこから彼に浸透していくしかない予感に、ひとつに溶け込む恐怖と自分を失う歓喜を見つける。 #twnovel

2014-02-09 19:16:18
そら(創作の愚痴を零したり、日常の話中心) @iotu

星の歴史を知るほど古くからいる竜がいた。その竜に代々仕える巫女がいた。干ばつが酷い年があった。竜がいるせいだと村人の誰かが言い出した。そもそも竜は悪の可能性があると古い文献を引っ張り出してきた人物もいた。巫女は竜に寄り添いながら、別れが来ることに怯えていた。 #twnovel

2014-02-09 19:19:04
そら(創作の愚痴を零したり、日常の話中心) @iotu

無性にラーメンが食べたくなって、馴染みの店に向かった。ほどなく味噌ラーメンがカウンター席に届いた。どんぶりにふれて手のひらを温める。陶器越しの温もりに頬が緩む。割りばしを手に取って食べ始める。忘れない味がした。蓮華を使ってスープまで飲み干す。とても美味しかった。 #twnovel

2014-02-09 19:25:38
七歩 @naholograph

彼女と一緒の帰り道。彼氏彼女の関係なのは学校では内緒だからこの時間が一番の楽しみ。そういえば近道見つけたんだこっちなんだけど。そう言ったなら彼女、少し怒って少しでも長く一緒にいたいのにって。かわいい。#twnovel そっち本命彼氏の家の前通るじゃない。危ない危ない。

2014-02-09 19:29:33
そら(創作の愚痴を零したり、日常の話中心) @iotu

学校の廊下に貼り出されたテストの順位表を見に来た。今回は自信がある。いつも1位の白金色の頭髪の少年の点数を抜けるだろう。ドキドキしながら順位表を見る。1位のところに私の名前があった。やっと勝てた。と喜んだ束の間、少年の名前も1位に書いてあった。同率首位だった。 #twnovel

2014-02-09 19:32:05
そら(創作の愚痴を零したり、日常の話中心) @iotu

永遠の約束を誓うために、宝石店に訪れた。プラチナのシンプルな指輪が目的だった。目星をつけておいたので、すんなり会計まですんだ。彼女の左手にはめられる日が楽しみだった。それを伝えると、彼女は恥ずかしそうに、指先に爪を立てる。わずかな痛みが残る。それすら嬉しかった。 #twnovel

2014-02-09 19:39:51
そら(創作の愚痴を零したり、日常の話中心) @iotu

深夜の歩道橋とは良いものだ。人の気配がしない。夜の散策に夢中になる。ふいに階段を登ってくる音がした。音はだんだん近づいてくる。私は逃げ場所を探すが、そんな場所はない。ライトに照らしだされたのは友人だった。「久しぶり。やっぱり傷、残っちゃったんだね」友人は言った。 #twnovel

2014-02-09 19:47:12
佐藤“頭痛役”太一郎 @robonagare

『――うん』実際に昨晩のことを気にしないなんてそれは無理な相談だった。それはエゾだってよく分かっているだろう。特にあの子のことは――。ぶんぶんと頭を振り、その中身を追い払う。今だけ、今だけでいい。この心配性な使い魔と心優しい友人たちの前では、そのことは考えない。 #twnovel

2014-02-09 19:59:47
竹田康一郎 @tahtaunwa

「DNA鑑定で自分の子でないことが判った」と俳優の夫は言った。「嘘よ」と女優の妻が言った。裁判で改めて鑑定した結果は「子供は夫の子」。「バカな」夫が呆然とした。#twnovel「鑑定書は改竄しました。関係者の口もふさぎました。もう貴方の子だとはばれません。総理」

2014-02-09 20:13:22
すわぞ @suwazo

#twnovel 客(私が気づいていることに気づいていない。小さな古い喫茶店。マスターも他の客も人ではない。隠していても、ふっと角や尻尾や三つめの眼が垣間見える) マスター(彼女が気づいていないことに気づいている。この店に人は入れない。彼女は自分が人ではないことに気づいていない)

2014-02-09 20:27:31
ひなすけ🍀蘭英亭 @shindokumaru

大雪の日に貴女からお手紙が届きました。実はポストを開ける前に貴女かなと気づきました。なぜって、ポストの雪が解けていたんですよ。湯気も出て。こんな現象を巻き起こすお手紙は魔女の貴女しか綴れないですね。さ、結界も張りましたので拝読します、魔力に満ちたラブレターを。 #twnovel

2014-02-09 20:30:20
水谷なっぱ @nappa_fake

お題:飲み込んだ言葉の墓場 言いたいことはたくさんあるし、思っていることもたくさんあるんだけど、何一つとして言葉としては出てこない。ぼくの喉の奥に詰まってもがいているたくさんの言葉たち。ねえ彼らはいったいどこへ消えてしまうというのだろうね。 #twnovel

2014-02-09 20:36:13
水谷なっぱ @nappa_fake

お題:禁じられれば禁じられるほど 好きで好きでしかたないのに、それを言うことはできない。だってあなたにはきちんとした彼女がいるものね。でもそれとこれとは別問題。あなたに彼女がいようがいまいが、わたしがあなたを好きであるという事実に変わりはないのよ。 #twnovel

2014-02-09 20:37:34
水谷なっぱ @nappa_fake

お題:解けたリボン その包みの奥底に仕舞われていたのはわたしの悲しみ。だからどうか開けないで。大事に大事に封をして仕舞っておいて。そうしないとわたしはわたしの感情に振り回されてダメになってしまうから。だから仕舞って、そのことすらも忘れてちょうだい。 #twnovel

2014-02-09 20:39:07
はざまけんじ @FatherMcKengie

#twnovel 「帰らなくちゃ。迎えに行く時間だから。」白いシーツの中で甘く危険な微睡みが過ぎていく。途切れる会話。別れの言葉を探しているの?後ろめたさだけが残る午後2時。終わりにしなくちゃと心では分かっているのに。化粧を直して鏡を見る私は母親の顔になっている事に気づいた。

2014-02-09 20:49:34
青海書庫 @blue_paperback

自分とは何なのだろうと哲学的思想に入ってしまってから、かれこれ三十分程経過している。無論、答えは当の昔に出ているのだが、私はそれを答えと認めたくなかった。しばらくすると、背後で機械音がする。そろそろ時間だと思い扉から勢い良く飛び出すと、三時を告げる鐘の音が響いた。#twnovel

2014-02-09 20:53:05
内海まりお UTUMI Mario @mariouji

ドアを開けると霧が世界を覆っていた。2メートル先も見えないくらいだ。極楽京都日記: ツイストーリ304:朝霧:Morning Fog http://t.co/V9fy9A2oxA #twnovel #小説 #Fog #novel

2014-02-09 21:00:33
ミヤコバ @nick_yonyon

冷えた足元を踏みしめると、まるで地面の底まで踏み抜きそう。吹雪いた後にはお日様光る。いくつもの違った足跡で彩られた、真っ白いキャンバス。 #鳩の小箱 #twnovel

2014-02-09 21:09:09
wacpre @wacpre

「旅に出ます。探さないで下さい」そんなありふれたメッセージが、手袋や帽子と一緒に残されていた。あの子が字を書けるとは思ってなかったけど、ハッキリと書かれると寂しいものね。いっそのこと、私が北の方へ追いかけてみようかしら。どんな顔で出迎えてくれるのか楽しみだわ。 #twnovel

2014-02-09 21:14:56
Yuliet Bombshell †.⇎ノ ღڿڰۣڿ♥ℒℴѵℯڿڰۣڿღ• airbnb🫦 @LillianHanes

頭狂都...証明された  #TWNOVEL To Mega Therion 「大いなる獣」 "Samסמאלael"2  #都知事選

2014-02-09 21:21:39
キヨシロウ @kiyoshiro_aoi

#twnovel 兵士の私は敵国のとある伝染病の村を焼き払った。ところが病で誰も動けぬはずの業火の中、小屋から一人の少女が走り出て……。以来毎夜同じ夢を見る。仲間達は誰も見ていない少女。本当にいたのか、いやもし幻だったとしても私がこれからも同じ夢を見続けることに変わりはないのだ。

2014-02-09 21:31:22
しぃとろん @seatoron

雪がめったに降らない街に、数年ぶりの雪が降った。その雪の中に、チョコレートもキャンディも混ざっていた。住民は、「天のキセキ」と噂しあった。空では、雷様がバレンタインデーに向けて準備をしていたが、それをうっかり下界に落としてしまった。「しょうがない、また作るか…」 #twnovel

2014-02-09 21:32:01
miecha @miechorz

#twnovel 勢いよく鼻をかんだら耳がおかしくなった。耳の中の気圧が変わったから、ではなく。「ここ居心地いいな」「暖かいし飯あるし」ゴキブリの声が聞こえるようになってしまった。声の出所を探り殺虫剤を撒く。「ど、毒が!」「お前は逃げ、ううっ」聞こえないほうが幸せだっただろうか?

2014-02-09 21:47:58
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