咲夜さんの時間停止とレミリアの運命操作について

銅折葉 @domioriha

咲夜さんが光速より速く動けるってのは要するに時間を止めている間に動いた分は速度が無限大になるって意味だろうとおもうのだけども、時間の止まった水の上を歩けるのかどうかという部分は気になる。その辺は案外難しいんじゃないかとも。

銅折葉 @domioriha

自分の触れた無生物は時間停止が解けて動かせるようになる、時間を止めていても重力その他の物理法則は変わらない、停止した時間の中では直接他者に影響を与えられない、くらいのイメージ。運命とは一点ではなく指向性を持って流れるものなので、時間を止めている限り干渉できないのだ。

銅折葉 @domioriha

だから時間停止中に標的にナイフを投げても刺さるところまで行かず、刺さる直前の場所で固定して「時間停止解除後に刺さることを期待する」という戦法を取らざるを得ない。

銅折葉 @domioriha

今思いついたけど、時間停止中も物理法則が有効というよりも、時間を止めた瞬間から、咲夜さんだけが活動可能な「咲夜の世界」、別の時間に移動してるんじゃなかろうか。咲夜さんの時間だけが流れる以外は元の世界とまったく変わらない。

銅折葉 @domioriha

昔の考察だか同人誌だかで咲夜さんが飛ぶ方法として、時間を止めた空間のブロックをたくさん作って足場にして移動してるってのがあったなあ。文字通りのブロックというよりはそういう理解で飛んでいるってことかもしれぬが。

Die @die3035

@domioriha 個人的にはその理解ですかねぇ。時間移動中に行動可能ということは、当人の体内でエネルギー変換は起きているという事が考えられますし、能力発動の瞬間に熱力学的な「宇宙」とは全く別の孤立した系に移る、という感じの

銅折葉 @domioriha

@die3035 世界中の時間の流れを停止する能力っていうよりも、瞬間的に別の世界（別の時間）へのドアをつくってくぐり、そちらで色々作業をした後に元の世界に戻る、というイメージのほうがいろいろ安全で簡単そうなんですよね

Die @die3035

@domioriha で、元に戻った瞬間の場所と、元いた場所を一種の系として、その二つの系を入れ替えているという形で現実の「宇宙」には作用しているのかなー、という感じです

銅折葉 @domioriha

@die3035 その流れだと、どうも時間停止中は他者、意識を持ってる他の存在には直接危害を加えられないんじゃないかってあたりとも整合性取れますしね。

Die @die3035

@domioriha ですねぇ。この手の話は色んな物理学、あるいは哲学の分野で議論される「観測者」という考え方と密接に関わっているとは思います

Die @die3035

時間停止中に動ける、という事は少なくとも能力使った人間の体それ自体にはエネルギーの変換が発生している（時間に対して不可逆な変化が起きている）し、瞬間的に自分自身を孤立系に移動できるというほうが個人的にしっくりくる

銅折葉 @domioriha

ＤＩＯ様のザ・ワールドも描写としては「時の止まった世界への入門」ってあたりからしてこれに近いし、「１１秒時間を止める」ってのはあくまで停まった時の世界の中における主観的な能力の持続時間（＝能力の強度の指標）なんではないのかなとか。

銅折葉 @domioriha

逆にレミリアの運命操作は、運命というものが時間を軸に見た時に変化する流れであり、今この時点の一瞬だけを切り取っても意味をなさない。「このあと死ぬ」か「この後助かる」か選んでを決める能力なので、結果的に「今この瞬間」だけに干渉する咲夜さんには相性がよろしくないのではなかろうか。

銅折葉 @domioriha

「今この瞬間に死ぬ」って運命を相手に手繰り寄せたとして、その運命が実現するには微小ながら時間経過が必要なんじゃないのかという。

銅折葉 @domioriha

因果や運命とかに直接干渉できない咲夜さんがレミリアに千本一万本ナイフを投げても、時間停止中はレミリアには刺さらず、時間停止解除後に「このナイフが刺さるであろう」事に期待するしかない咲夜さんだと、レミリアが「死なない運命」を拾ってくるればそれが全部「偶然」外れてしまうのかな。

銅折葉 @domioriha

この「偶然助かる」の確率が低くなればなるほどレミリアもそこを打破する運命を拾ってくるのが大変になるわけで、あとはおたがいの体力が尽きるまで千日手かもしれない。