20140228

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てっすぃ~ @grief_gentleman

君の声を聞くといつも安心するんだ。何か嫌なことがあっても、君の優しい声を聞くと心が浄化されたような気持ちになるんだ。君の口から流れる愛の言葉にいつも僕は涙を流すんだ。でも、最後は必ずジョークを言って笑わせてくれるんだ。いつもありがとう。リスナーより゛愛゛を込めて。#twnovel

2014-02-21 11:01:18
七歩 @naholograph

まずは魔王を準備した。それから姫と火を噴くドラゴン。道具屋、武器屋に魔法売り。勇者を揃えた頃には王様は困っていた。唯一揃わぬものがある。それがなければこの物語ははじまることすらできぬのに。読み手はおらぬか。読み手はおらぬか。古ぼけた本の中、音なき文字がざわめく。#twnovel

2014-02-21 11:20:19
いきさつ @aliceotogi1717

#twnovel その昔、宇宙は小さな塊だった。そして小さな塊はいくつも存在した。宇宙は次から次へと生まれ、次から次へと忘れられていった。好きな者どうしでくっついて列を成す宇宙たちもたくさんいた。かっこいい宇宙には、たまに星も付いた。その頃の宇宙は、140字以内で構成されていた。

2014-02-21 11:40:53
𝕤𝕙𝕚𝕣𝕠 @yakak21

貴方にあげられるものが #twnovel 何もなくて。あの娘みたいな輝く笑顔も彼女みたいな聡明な瞳も。いつも少し引いてしまう私に「おいで」って「莫迦だな」って云って頭を撫ぜてくれる。もしも貴方に返せるものがあるとしたらいつも貴方の味方でいることだけ。貴方が天使でも悪魔でも。

2014-02-21 13:10:02
粉粧楼bot @fenzhanglou_bot

彼の瞳に見蕩れるままに、宇宙の果ての色は、きっとこのように光っていると思うとき、微粒子の集合へと変貌してゆく私。触れられるときが来るのだとしたら、もう、そこから彼に浸透していくしかない予感に、ひとつに溶け込む恐怖と自分を失う歓喜を見つける。 #twnovel

2014-02-21 13:16:17
𝕤𝕙𝕚𝕣𝕠 @yakak21

「おいで。」#twnovel 君のハートを食べてあげる。傷つくことを怖がって綺麗な包装紙で包んだ心。綺麗なリボンで隠してばかりじゃ誰も近寄れないよ?「勇気をだして。」」偽りも誤解も躊躇いもすべて僕が食べてあげるから。君はただ、すべて脱ぎ捨ててありのままの君を見せればいいんだよ。

2014-02-21 13:30:48
葵夏葉 @aoinatuha

路傍の石は憧れていたのだ、きっと、炉端の石が羨ましいと思っていたのだ、きっと、「ろぼう」と呼ばれない代わりに「ろばた」と呼ばれることに、きっと、たくさんうんざりしていたのだ、きっと、踏まれて蹴られる石よりも、きっと、温かい囲炉裏の側に生まれたかったのだ、きっと。#twnovel

2014-02-21 14:49:32
七歩 @naholograph

道具屋は困っていた。はじめはいい商売だと思っていたが最近は買い取りばかり。強くなった勇者一行は薬草なんか買いやしない。生き残る方法はもうこれしかなかった。#twnovel 最近、強い魔物が現れるようになった。今まで見たことのない機械型で、体の模様はどこか道具屋のマークと似ている。

2014-02-21 14:55:09
パイパン男子bot @paipanman69

【探偵1続き】「それはあなたがパンパンだったからですね?」「くっ…!」「さあズボンを脱いで、あなたの股間を皆に見せてください」「う……し、仕方がなかったんだ!!」「今泉君、彼に手錠を」「は、はい」「ちなみに、この陰毛は19歳の家庭教師優花さんのものでした」(完) #twnovel

2014-02-21 15:38:11
萌葱[moegi] @hmoegi

#twnovel ベッドの下を久しぶりに掃除した。埃や髪の毛、普段立ち入るわけでもないのになぜこんなにも汚れるのだろう。掃除機をかけて雑巾で拭き、ふと奥を覗くと誰かと眼が合った。ああ、道理でいやに長い髪の毛が落ちていると思ったよ。

2014-02-21 15:47:27
粉粧楼bot @fenzhanglou_bot

見透かした声をして彼は、私の欲望など受け入れられないものはないと告げるけれど、唯一累々たる願望を彼が見つめてくれる時が来ることはない。共存を許されることのない欲であるとの自覚抱いて、この飢えと乾き冷めやらぬまま立ち枯れる予感の生まれる早雪の黎明。 #twnovel

2014-02-21 16:16:20
とある所のプログラマー @nagataku0009

丘の開けた場所にある花畑。そこに立っていた。正面には見覚えのない、なのに何故か懐かしいさを感じる街並みが見下ろせ、背後には大きな樹がある。気が付くと隣に少女が立っていた。少女は言う。忘れないで、この場所を、あの街を、約束を…。目を覚ますと窓から朝日が差していた。#twnovel

2014-02-21 16:29:23
國白 @kokuha9

んんん、疲れる。まだ書き終わらない。馬鹿みたいに必死に書いている人の人生を、筆を止めて悩み始める。尊敬、憧憬…どこを?なにを?そんなこと言われても、思ってないのに書かなきゃならない。#twnovel 困ったものだと眉根を寄せて、ううむと、考え込んでしまう。先生、出さなきゃ怒るよね

2014-02-21 16:45:42
考えさせるbot @matsumotokatsu1

夜の散歩道寂しげな女性のコートから何かが落ちた。見ると好きと言う感情だった。家に持ち帰りボロボロになった感情を綺麗に洗い素敵な音楽を聞かせ素敵な絵を見せて大切に育てた。1年後落とし主の女性のコートに戻してあげた。今度は素敵な恋をして下さい。僕は星に願ってみた #twnovel

2014-02-21 17:03:17
抜け殻 @loststory021

毛布にくるまって、ごろりごろりごろり。下半身は炬燵の中。ぽわぽわと浮き沈みする意識が、嫌なことを全てさらっていく。お母さん、あなた、私に早く結婚しなさいっていいましたよね。うん、私、毛布さんと結婚します。いいでしょ? #twnovel

2014-02-21 17:13:34
狐葉由貴 @foxleaf_snow

どこへ行くの、君の霧雨のように朧げな声は、僕の黙ってて、という言葉の雹に消された。ついてきて、誰の雨の雑踏からも隔離された雪原まで。白以外何もない、雪へ。そう言うと、君の口元は三日月を描いた。何も紡がないが、満月の瞳は輝いた。僕は星屑を目から流し君と走り出す。 #twnovel

2014-02-21 17:36:36
霞草 @kasumisou7171

お題「その言葉が酷く恐ろしくて」、私は瞬きも忘れて彼を見つめ続けた。この日が来ることは分かってたのにいざ聞くと怖くて、黙り込んでしまった。また前みたいに一緒に笑いあおうよ。そしてふざけあおうよ。止まらないこの涙をぬぐってよ。それからつよく、つよくだきしめてよ。#twnovel

2014-02-21 17:44:17
Affair Story @affair_story_s

#twnovel 寒さはまだ弱まる気配を見せないが、夜の暗さは歩みを緩めたように感じる。夕焼けに目を細め、吐いた息が色付いて登るのを見ながら、過ぎ去ってしまいそうな名残を掴んだ手には『冬』の手があった。「……ねぇ」「ん?」「今晩はおでんにしましょうよ」「……あぁ、そうだな」

2014-02-21 18:08:59
白魚 京 @kujira_46

目が合うだけで顔が熱くなる。声を交わすと鼓動が速まる。手と手が触れたら、静電気みたいな小さな衝撃に手を引っ込めた。これは、身体が打ち鳴らす警鐘。キケン ダカラ ハナレテ クダサイ。きっとこれは、アレルギー反応。まさか、恋なんてあるわけないわ。 #twnovel 〈アレルギーの日〉

2014-02-21 18:20:12
黒巣真音 @catnap_7

ジャンクフードが空腹を満たす、この違和感。腹の底に、身体の根底に、化学物質が澱を作る。だんだんと、汚れて行くのだ。そして、蝕まれて行くのだ。そんな私から生まれた、この子も、きっともう、半分ほどは、穢れている。拭えない穢れは、私たちを蝕み、やがては、滅ぼすのだろう。#twnovel

2014-02-21 18:24:13
miecha @miechorz

#twnovel 神は世界を作った。光を作り、天地を作り、海が生まれ、植物を生やした。天体を浮かべ、鳥と魚を作り、獣を作り、人を作り、主人公と仲間と敵を作った。世界は無数に複製された。その傍らで別の神は新たな世界を作った。その世界も複製された。神のもたらした世界の名を、本という。

2014-02-21 18:27:39
パイパン男子bot @paipanman69

「今の彼女、パイパンが好きじゃないらしいんです」喫茶『ルフラン』でブレンドを注文した後、俺はマスターにそう言った。「別れちゃえよ」「え…?」あっさりした言い方に面食らった。「女はいくらでもいる。でも、パイパンという生き方を選べるのはお前しかいないんだぜ」(完) #twnovel

2014-02-21 19:08:12
粉粧楼bot @fenzhanglou_bot

私という存在の形を創る意識のすべてから、愛したと感じ続ける記憶の端々まで、半夏生の朝焼けの色して燃え上がり、燃えつきた思いしか抱えられなくても、なお、燃えきれずに残ってしまうものがあるのだとしたら、その残滓を恋と呼んでも、もう許されるのだろうか。 #twnovel

2014-02-21 19:16:17
佐藤“頭痛役”太一郎 @robonagare

「綾乃ちゃんはそう言いますけど、でも宿直の先生も何も見ていらっしゃらなかったのでしょう?」「それよ。宿直室がグラウンド側を向いとらんのがいけん。電気の残っとった先生は見たらしいって聞いたし、近隣の家から結構電話もあったって。あの光っとったんと音は間違いないんよ」 #twnovel

2014-02-21 19:19:46
高山 環 「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕(宝島社文庫)」より発売中 @Takuya11

#twnovel 彼女と楽しい長電話中、バッテリー警告ランプが点灯した。切れたら大変だ。電源アダプタが見当たらない。机の奥でやっと見つけてコンセントに繋ごうとしたらバッテリーが完全に切れた。「もしもし?どうしたの?」体が動かなくなり薄れゆく意識の中で彼女の声がわずかに聞こえた

2014-02-21 19:27:20
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