『ヨハネスブルグ』受賞なしの選択肢もあったが、前年大賞受賞の『盤上の夜』からいっそうの進境に達したこの作品――その評価についても議論があったのだが――を落としていいのかと検討し、けっきょく特別賞に落ちついた。
2014-03-02 11:24:22ぼく個人として、ほかにもう一作(ぼくが推すとしたら『BEATLESS』)を特別賞にしてもいいと思ったのだが、さすがにそれは受賞作が多すぎる。
2014-03-02 11:25:02二次会の話題に『ヤマト』も出ました。選考委員ではなく、世話役をしてくださった作家クラブ執行部のおひとりのなかに、このアニメへの愛着を示すかたがいらっしゃいました。 RT @Budvar_P 私は宇宙戦艦ヤマト2199が一押しでしたが//
2014-03-02 11:28:18@ShindyMonkey 過去にガメラやエヴァの受賞したことを振り返れば2199は大賞受賞に相応しいとレベルでした。しかし今年は余りにも活字SFが充実してました。最終選考のラインアップを見て、今年の日本SF大賞は文学賞になると割りきりました。選考結果は妥当だと思います。
2014-03-02 11:33:37@ShindyMonkey それにしても日本SFの充実ぶりは素晴らしいですね。読者としてはとても嬉しい。選考はたいへんなことだったと思いますが、きっと嬉しい悲鳴だったのではないかとお察しします。
2014-03-02 11:37:22あくまで私見ですが『ヤマト』はそれほどの作品に思えません。SFアニメで言えば、『翠星のガルガンティア』のほうが数段面白かった。 RT @Budvar_P 過去にガメラやエヴァの受賞したことを振り返れば2199は大賞受賞に相応しいとレベルでした。
2014-03-02 11:40:47SF評論で活躍している牧さんがヤマトはそれほどの作品ではないと評価していることがわかったので、少し嬉しくなった。 牧さんはすぐれた評論家で、その書評はいつも参考にしている。 その牧さんにちょっと勝った気分でムフッ♪ たまにはこんな日があっても良いよね〜♪ #yamat2199
2014-03-02 11:51:59いやあ、「バカめ!」と言われるんじゃないかとドキドキしましたよ。 RT @Budvar_P ふふふ、そうですか。それは残念ですなぁ。(ニヤ)
2014-03-02 11:52:03@ShindyMonkey 感動は主観的です。作品の価値は提供された作品そのものと読み手の共同作業で生まれます。しかし作品一つに対して読み手は大勢。読むと言う行為には読み手の人生が重なるので、作品の評価は自ずと一つに修練することはありません。だからと言って評論や賞の価値を(続く)
2014-03-02 11:55:01@ShindyMonkey (続き)認めないのではありません。他者による適切な評価は自分の見落としの補足や思いの強化に繋がります。なるほど思えば取り入れるし、思わなければ自分の思いが強化される。牧さんが作品を理由なく貶めるはずもなく、牧さんの批評にはいつも感心しています。
2014-03-02 12:02:29そこまで積極的に推す委員はいませんでした。 RT @mrmtdich 『BEATLESS』が受賞できなかったのが非常に惜しいと思うのですが、特別賞はそのままで、大賞を『皆勤の徒』と『BEATLESS』とはできなかったのでしょうか?//
2014-03-02 12:03:35ありがとうございます。『ヤマト』を貶めてはいませんよ。いろいろ困ったところのあるオリジナル・シリーズを、その困った感もプラスに活かしながらリファインして面白かった。 RT @Budvar_P //牧さんが作品を理由なく貶めるはずもなく、牧さんの批評にはいつも感心しています。//
2014-03-02 12:07:07誤解されないように付け加えておくと、『BEATLESS』を3番手に推したのはぼく個人で、ほかの選考委員のなかには、むしろ『Gene Mapper -full build-』や『know』のほうを高評価する声も多かった印象。
2014-03-02 12:21:34@ShindyMonkey 丁寧な経緯の説明どうもありがとうございます。個人的には『ヨハネスブルグの天使たち』は、やろうとしていることにおいて『盤上の夜』よりも上を目指していて、その達成度においてやや未完成なのではないかと思っていたので、とても興味深く結果を注視していたのでした。
2014-03-02 12:40:14@yuusakukitano 『皆勤の徒』に「同時代性」がないかのような書き方をしたのは、ぼくの間違いでした。失礼いたしました。作品に関する評価は、趣味の問題だと思うので、選評を拝読させていただいて、ぼくの価値判断と何が違うのかを考えさせていただければ、と思います。
2014-03-02 16:40:09@ShindyMonkey 日本SF大賞の問題点だと思いますが、やはり日本SFは小説が圧倒的に強く、ジャンル問わずのはずの日本SF大賞もやっぱり小説限定の文学賞になりがちです。 この自体を打破するために、来年は牧さんが評論でエントリーされ、審査員をやらせてもらえないというWWW
2014-03-02 17:47:53異なるメディアやジャンルを同列に扱うのは難しいですが、ぼくはSFの収穫はやはり小説が多いと思います。 RT @Budvar_P 日本SF大賞の問題点だと思いますが、やはり日本SFは小説が圧倒的に強く、ジャンル問わずのはずの日本SF大賞もやっぱり小説限定の文学賞になりがち//
2014-03-02 18:01:27会員投票の参考にするため「予選担当」を10年くらいやっていたのですが、そのあいだにぼくが推薦した小説以外は、各年にひとつあるかないかくらいでした。 @Budvar_P
2014-03-02 18:07:44@naoya_fujita いやそれはべつに自分の読みを提示しただけのことなんだから自由ですよ。ただあのツイートだと、同時代性やライト層への訴求力を理解できない老害SF作家の古い価値観によって選考が行われ新しいものが落ちた、という図式が印象付けられる。そこに腹を立ててるだけ。
2014-03-03 00:48:56そういうつもりはなかったとか、そんなことでもない。森元首相さんじゃないんだから。あれは、そういう印象操作を行っていると言われても仕方がないツイートだと言ってるだけ。でもまあ何を言ってるのかわからないんならそれでいいですよ。こういうのは引き受けたときからわかってたことだから。
2014-03-03 00:54:50昨日のSF大賞宴会@大将に野崎まど、宮内悠介、藤井太洋、長谷敏司の各氏が集まり、酉島伝法氏とも電話連絡がついたので、その場で全員に原稿を頼み、その5人で新生NOVAを出す計画が急浮上。タイトルは「SF大将」しかない!――と思ったら、とりさんがすでに使ってるので要再考。
2014-03-03 01:40:32