第34回日本SF大賞選考の夜

本年度から候補作が公募となった日本SF大賞。受賞作選考の経過とそれに関する討論を中心としたツイートを集めました。
書籍 文学 SF 文芸
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タニグチリウイチ:新年も三鷹でお仕事 @uranichi
NOVAの特別賞受賞を電話で受ける大森望さん。西葛西にて。 http://t.co/7ZbjtzhkNg
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大森望 @nzm
第34回SF大賞決定。大賞は 酉島伝法『皆勤の徒』、特別賞は『NOVA』全十巻(大森望責任編集)と宮内悠介『ヨハネスブルグの天使たち』でした。
nyapoona(ボスタング) @nyapoona
『皆勤の徒』にも『ヨハネスブルグの天使たち』にも悪意はないが、すでに一定の評価があるSF作品に日本SF大賞を受賞させる意義はあったのか?
大森望 @nzm
というわけで、結果は出ましたが焼肉屋の二階でまだ宴会中。なぜか、野崎まど氏も最初から一緒です。大将で大賞!という野望は破れましたが、『皆勤の徒』は大傑作なのでよかったよかった。酉島さんおめでとうございます。そして受賞者は全員、東京創元社デビューか。宮内&藤井ペアも後刻合流予定。
nyapoona(ボスタング) @nyapoona
せっかく一般公募したのに、結局ライトノベルやネット小説やその他諸々を弾き飛ばしていつもの「おきれいで高尚で文学的なSF」しか選ばれないのは芸がないよ。
nyapoona(ボスタング) @nyapoona
「SFの夏」だの「伊藤計劃以後」だの言ってる奴らは、いい加減徳間がSFから撤退して他ジャンルから作家を呼んでくることしか出来なくなってしまった今のSFの現状を見ろよ。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
受賞作にケチをつけるわけでも、選考委員に文句があるわけでもない。それでも。嘘偽らざる自分の評価を口にするのが評論家の仕事だとすれば、今回は長谷敏司さんの『BEATLESS』がダントツで、野崎まどさんの『know』と藤井大洋さんの『Gene Mapper』がそれに続くと思っていた。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
酉島伝法氏の日本SF大賞受賞作『皆勤の徒』は、少し「文学的すぎる」という感じがしていた。ぼくは、SFは独自のジャンルであり、同時代のものであることによって、結果的に文学のジャンルとしての使命を果たしうると考えていたので、少し評価できなかった。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
宮内悠介氏の『ヨハネスブルグの天使たち』は、文学性も高いが同時代性もある、という良い小説だったけれども、創元SF短編賞出身の彼は、前回、日本SF大賞を獲っている。今回、特別賞と、二連続で受賞する必要はあったのだろうか(作品や作家を貶しているわけでは、ない)。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
今回SF大賞を受賞したの酉島伝法氏は第二回創元SF短編賞を受賞している。そして今回のSF大賞。……今回の審査では、「文学的」なSFが再評価されているようで、同時代性やライト層への訴求力を持つような作品はあまり評価されなかったようだ。ぼくは、後者を評価する、と、明確に違うようだ
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
異論とはいえ、決して作品や作家さんを貶したいわけではない。あまりに自分の評価と真逆だったので、驚いたというだけ。そしてその驚きと、評価の分裂の中に、現代のSFについて考えるきっかけもあると思うので、立ち位置を示すために書きました。批判や異論もまたSFを豊かにすると信じています。
ホッタタカシ @t_hotta
『皆勤の徒』の日本SF大賞受賞はめでたいが、検索してみると、野﨑まど『know』、長谷敏司『BEATLESS』、藤井太洋『Gene Mapper』もえらく面白そうではないですか。『ヨハネスブルクの天使たち』は少し違和感あったので、『盤上の夜』を読んでみたい。
渡邊利道 @wtnbt
@t_hotta どれも傑作で、受賞にふさわしかっただろうとおもいますよー。とくに長谷さんのはエッジのきいた傑作ですー
タニグチリウイチ:新年も三鷹でお仕事 @uranichi
SF大賞待機会より離脱、宮内悠介さんと一緒に合流した藤井大洋さんの背中側で会話に耳そばだてつつ日テレ見たりしたり。長谷敏司さん合流で大賞の酉島伝法さん以外の候補者受賞者が揃う不思議な状況。面白かったぞ。
大森望 @nzm
9時半を過ぎて長谷敏司も大将宴会に合流。大森望、野崎まど、宮内悠介、藤井太洋と、今回のSF大賞候補者が、大賞作家以外全員集合に。しかし3時からやってるので、そろそろお開きです。お祝いいただいた方々ありがとうございました。
大森望 @nzm
ついに酉島伝法から電話が! 落ちた人たちと順番に会話中。長谷敏司まじめすぎだろ!
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
必要とは何かわかりませんが、 RT @naoya_fujita 宮内悠介氏の『ヨハネスブルグの天使たち』は、文学性も高いが同時代性もある、という良い小説だったけれども、創元SF短編賞出身の彼は、前回、日本SF大賞を獲っている。今回、特別賞と、二連続で受賞する必要はあったのだろうか
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
作品そのものだけをひたすら評価した結果です。2年連続だとかそういう事情を勘案するなんて、それこそ「必要」ないでしょう。 ――というのは、あくまでぼく個人の主張です。選考委員各氏からはさまざまな意見が出ました。 @naoya_fujita
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
それは大賛成。ご意見ありがとうございます! っていうか、そういう話をもっとしたい。毎月選考会したい。 RT @naoya_fujita 批判や異論もまたSFを豊かにすると信じています。
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
それは違います。 RT @wtnbt 宮内さんが特別賞なのはやっぱ二年連続はちょっとみたいな理由なのかにゃーw
渡邊利道 @wtnbt
@ShindyMonkey おお、そうですか。選評はどこに出るのでしょう?というか選考会の記録を読みたくってたまらないです。大変だったと思います、おつかれさまでしたー。
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
もちろん、規約どおりに進みます。受賞者は、本人にその意思があれば推薦人なしで、入会について作家クラブ総会にかけられます。 RT @kiichiro だが、誰もが注目していたのは受賞者は日本SF作家クラブに入会推薦される、という件なのだが、どうなるんですかね〜
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
なんらかのかたちで発表します。選考の全採録はむずかしいでしょうが。 RT @wtnbt おお、そうですか。選評はどこに出るのでしょう?というか選考会の記録を読みたくってたまらないです。大変だったと思います、おつかれさまでしたー。
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コメント

伊藤正一 @awaroba 2014年3月3日
まとめを更新しました。大森望さんの指摘を受けて、北野勇作さん他のツイートも追加しました。
垂直応力 @normal_stress 2014年3月3日
北野勇作さんのツイートはこの辺も追加しておいた方がいいと思います。 https://twitter.com/yuusakukitano/status/439895060746760192
Takaakira say @Takaakira 2014年3月4日
北野さんのツイートをさらに20個くらい追加するべきと思いました。
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