田島なおきさんによる【Why？初期スクリーニングのサボタージュ】

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期被ばくスクリーニングのサボタージュ＝１】 2/21-23のワークショップでも2/26の環境省専門家会議でも、甲状腺がんと放射線との関係を論じるうえで、きわめて大きな問題をスルーしてしまいました。それが、初期被ばくスクリーニングのサボタージュのことです。

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？スクリーニングのサボタージュ＝２】 2/21-23のワークショップでは、福島の子どもたちの甲状腺被ばく線量について、2011.3.26-30のいわゆる3市町村「測定」が、鉄板のデータであって疑いないという前提で、放射線との関係などが論じられました。

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝３】 しかし、あやふやな土台の上に、いかに精巧な家を建てても、その家の運命は危うい、といわざるを得ません。

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝４】 飯舘、いわき、川俣の3市町村での「測定」2/26-30は、フクイチ発災後およそ2週間経って行われました。ご承知のとおり、ヨウ素131の幼児の実効半減期は約7日ですから、もう約1/4になっており測定誤差も大きくなっています。

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝５】 「測定」時期のことからして、いかに精密な「測定」を行ったとしても、データは決して「鉄板」ではありません。

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝６】 そのうえ「測定」は、決して精密な「測定」ではなかったのです。実際に行った方法は、発災直後に行うべき、緊急被ばく医療のための、極めて現場処理的な「スクリーニング」だったのです。

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝７】 実際、当時の原子力安全委員会（班目春樹委員長）は、スクリーニングでは測定値の信頼性はないから、環境放射線の殆どない千葉の放医研に子どもたちを連れてきて、Ge半導体測定器を使っての「精密測定」をすることを勧告しました。

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝８】 しかしそれは、放医研の緊急放射線医療部長明石真言氏と福島県当局による強硬な反対によって、挫折しました。NHKのEテレ特集で描かれたとおりです。

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝９】 ３市町村「測定」が「遅すぎるスクリーニング」であることから来る信頼性のなさをカバーするために開かれたのが、3/26の「専門家会議」であり「核物理学者」という権威を背負ってあらわれた「新山証人」だったのです。

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝１０】 新山雅之（京大）証人が行った「スクリーニング」は、甲状腺にあてて測った「甲状腺測定値」から、着衣に当てた「着衣測定値」を引き算したものですが、結局、なぜ着衣測定値が「バックグラウンド」なのか、正当な理由は陳述されませんでした。

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝１１】 その点で新山証人が述べたことは、引き算して得られた結果が「もっとらしい」から、「測定は正しい」というものでした。どんなにか核物理の秀才かもしれませんが 、これじゃあ、開いた口がふさがりません。

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝１２】 結果が「もっとらしい」からいい、この人たちは、こんな姿勢でいつも論文を書いているのでしょうか？　データの捏造論文のことが最近新聞紙面を飾っていますが、これでは、それらをとがめることはできません。

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝１３】 話を元に戻していきます。3/26-30三市町村スクリーニングのことです。 これの目的は、「安定ヨウ素配布しなかったこと」を過失と認めないための弁明づくりだったのではないでしょうか？　なぜ？

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝１４】 初期スクリーニングのサボタージュは2011年3月14日より行われました。

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝１５】 本来は、放射性ヨウ素の内部被爆を防止するためのものであった「体表面スクリーニング」の基準が 福島県当局によって平成２３年３月１４日から 13,000cpmだったものを100,000cpmに切り上げられてしまいました。

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝１６】 ３月１４日からの切りあげ、とはこれです。 http://t.co/KHh32rdRwJ 14日の何時からなのかは不明です。

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝１７】 「お蔭様」で、スクリーニングにひっかかる人はゼロになりました。 http://t.co/w0WyAH4eKB 切り上げのおかげで、福島県は超模範的な非汚染県となったのです。

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝１８】 3月14日（の多分途中）までは実数があったのに15日からはゼロになりました。 15日は、福島市にプルームが訪れた日だ、というのにです。

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝２０】 http://t.co/w0WyAH4eKB … … おっと、当時の記録は削除されてしまったようですね。

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝２１】 毎日毎日のデータがありましたが、 いまはページ改変して月別にしてしまいました。 http://t.co/atoLU5ipMS

田島なおき（被ばく受忍返上） @ni0615

【Why？初期スクリーニングのサボタージュ＝２２】 では、そもそもの基準13,000cpmは、何によって決められていたのでしょうか？　このページも書き換えられていますが、 私は、2011-0609-2205に魚拓をとっておきました。 http://t.co/WEk5NrKZO1