「結像~くらべて・かさねて・むすぶ展~」トークセッション『編集することとデザインすること』まとめ
佐渡島 結局自分でがんばらないといけない。 #xd2014 (live at http://t.co/AwC7gm6yQz )
2014-03-02 18:08:05来場者 学校の教員は編集だと思うのですが、編集とデザインはどう違うのですか? 山中 僕自身が作家なので、僕と一緒に何かするか、自分たちで選べ、と言ってます。 #xd2014 (live at http://t.co/AwC7gm6yQz )
2014-03-02 18:10:29佐渡島 先生から言われたことをそのままやる人と、自分事としてその課題に取り組める人では、後者の人が成功すると思います。チャンスの時だけじゃなくって、いつでもそういう人は強いと思う。 #xd2014 (live at http://t.co/AwC7gm6yQz )
2014-03-02 18:12:30来場者 機能などを考慮して設計するデザインと、自分の作家性を織り込むデザインの二つのバランスはどうしているのか。 #xd2014 (live at http://t.co/AwC7gm6yQz )
2014-03-02 18:15:21佐渡島 あんまりそこがずれていることってないと思う。作家が自分を貫いたもの、つまり淀みがないもの、というものはいつでも売れている気がする。 #xd2014 (live at http://t.co/AwC7gm6yQz )
2014-03-02 18:16:24山中 その二つは反しない気がする。他の視点から見ても淀みがないようにすることで、その両方が成り立つのだと思う。#xd2014 (live at http://t.co/AwC7gm6yQz )
2014-03-02 18:18:01山中 以前、Issey Miyakeと仕事をしたことがあったが、これくらいかな、と妥協してプレゼンしたことがあった。しかし、「山中さんはそれでいいの?」と聞かれて、すぐに再考することにした。#xd2014 (live at http://t.co/AwC7gm6yQz )
2014-03-02 18:19:30佐渡島 ワインは中身で価値を判断しますよね。でも、本は必ずしもそうではない。中身の純粋なよさじゃなく、外側の部分だけで価値が決まったりしている。それをひっくり返すのはこれから数年しかない。#xd2014 (live at http://t.co/AwC7gm6yQz )
2014-03-02 18:21:04山中 一番いいプロのモデルはゴルゴ13だと思う。自分が必要になるものをきちんと見積もり、最高の仕事をきっちり行う。#xd2014 (live at http://t.co/AwC7gm6yQz )
2014-03-02 18:23:20佐渡島 経営にとって一番いいのは、自分のやった仕事によってお金をもらえるような仕組みを目指すこと。今まで出版業界は決済の仕組みが難しかった。それがインターネットで変わる可能性がある。#xd2014 (live at http://t.co/AwC7gm6yQz )
2014-03-02 18:25:07佐渡島 人がお金を本当はどういう意図で使っているのかを考えるべきかも。タクシーを使っていても、体力をセーブするためかもしれないし、時間をセーブするためかもしれない。#xd2014 (live at http://t.co/AwC7gm6yQz )
2014-03-02 18:30:41来場者 プロトタイプで価値観を変えるという話があったが、価値観を変えようと思って変えているのか、変えているものが気付いたら価値観が変わっていたのか? 山中 ほとんどは前者。後者もすこしある。#xd2014 (live at http://t.co/AwC7gm6yQz )
2014-03-02 18:32:11来場者 おもしろい、うつくしい、役に立つのどれを目指していますか? 山中 どれも、としか言いようがない。ただ、プロダクトによってそのバランスは違うので、それがデザインでもあるのかも。#xd2014 (live at http://t.co/AwC7gm6yQz )
2014-03-02 18:37:01佐渡島 おもしろくて役に立つ、ということのあとにうつくしさを目指している。なぜなら、うつくしいは個人差があるものではなく、否定することのほうがおかしい、みたいな風潮があるから。#xd2014 (live at http://t.co/AwC7gm6yQz )
2014-03-02 18:38:29佐渡島さん「面白さや役立つってことは相手が感じないと意味がないけれど、美しさって感じれないほうに後ろめたさが生じるっていう風潮があって、だからまずは面白さと役立つってところを追求してから美しさってものを付与したい」
2014-03-02 18:39:43最初に作ったものには、余計な要素がたくさん含まれてて、一番伝えたい大事なものが見えにくい。作家が細部をちびちび修正するのは、その濁りを取るプロセス。ひとつぐらい取っても変わらないように見えるけど、百個とると歴然とちがうから、 なかなかやめられない。
2014-03-02 21:16:13今日はこの言葉の明快さにしびれた。「僕は、自分から出かけて隠れた才能を発掘することはしません。見つけてもらうのを待ってるお子様の状態を脱して、自分の売り込み方を理解し、少なくともそれに目覚めて動こうとしている作家さんと、おつきあいします。」(佐渡島庸平さん)
2014-03-02 21:41:09