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はっきり記します。大学を壊す決定打の一つ 相対評価を大学まで持ち込むという、とんでもない偏差値害毒と同根の愚策。10人定員の学科でほぼ実力の等しい6人といった状況ならどうするの? http://t.co/L4rxQRCNgL『東大:「優」全学年で3割に 乱発防止へ - 毎日新聞
2014-03-04 00:51:43実は「A3割」は教養学部では長年あったルールで、正確には80点以上がAですが3割プラスマイナス1割以内に納める事、みたいなものだったと思います。何が何でも正規分布にしないと不公平だと思い込んでる教員とか居て、私は全くだめでしたね。はっきり違う方針で採点、単位を出していました。
2014-03-04 00:53:34そもそもがですよ、卑しくも自分が半期15週1350分からも直に付き合って、それで13%程度しか優の人が育てられず半分は偏差値50以下ってったら、そりゃあなた、指導者への最大の侮辱でしょう。欧米の大学なら教師の反乱がおきますよ、教育業績を評価の対象にするのだから。ところが日本は違う
2014-03-04 00:55:32僕の成績のつけ方は40%ぎりぎりまで80点以上をつけ、残りは76点以上でラージB+相当の成績しかつけなかった。当然ながら「優良濫発」なんてことは僕のすることだから絶対になく、課題は毎週裁ける限界程度出題、学期中は鬼と呼ばれ、でも成績が出て見ると大半の学生は平均点を挙げる評価を
2014-03-04 00:57:28決して甘くつけるのでなく、かなりシビアなトレーニングもさせた上で、その実力に見合った分として立派に80点でも90点でも100点Aでも、出来たものには出来ただけ単位発給する、絶対評価が大学以降の基本原則の確信がありますから。もし今回変な相対評価ルールが入るなら大学としては自殺ですね
2014-03-04 00:59:12大学の成績まで相対評価、つまり振り落とし、数字で人を見分ける便法として使う事にするというのだからもうこれは教育機関としては何もない(無為にしているから正規分布するのであって)と言ってるのと同じ、これに抗議しない教員が大半だとしたら大学全体が知の府のプライドがゼロを意味するでしょう
2014-03-04 01:01:43斉藤秀雄先生は、桐朋に入った以上は、どんなに出来が悪く、どんなに適性に不利があっても、入っちゃったんだから、きちんとそれで食べてゆけるところまでは石にかじりついても指導する、を徹底されました。それが教育ってもんでしょう?自分が担当した7割は必ずB以下?バカでしょうそんなヘボ大学。
2014-03-04 01:03:18.@paulerdosh 統計的に有為であるような母集団であればともかく、一学科10人とかしかいないようなところ(が決して少なくない)に「3割ルール」は、つまり選別ですよある種の。大学が自由な教育の場で、伸びる才能はどこまでも青空に伸びる権利を持つとすれば、こんなひどい話はない!
2014-03-04 01:11:43ツイッターで繋がってる中には昔の「情報処理」の履修者も居られ、毎週ブラインドタッチの課題とかそうとう文句言ってた人もいると思いますが、実際に使えるようになれば大学4年間の知的生産総量が1桁アップ、は嘘じゃなかったとわかる人が少なくないはず。指導って役に立つものであるべきと私は思う
2014-03-04 01:14:02履修者が2人しかいなかったら、一人優つけても3割こえますよね。2人とも十分優秀だったらどうするの? 必ず一人はBにしろって? もう、ちょっと頭つかえばありえない どうしようもない方針を 思いつきその他でぺろぺろっとやってるのが透けて見えそう。こういうのは、あ・り・え・ま・せ・ん。
2014-03-04 01:18:07.@naoshiy そうですよね。ところが「全学部全学科に3割ルール」と派手にぶちあげてみせている様子、これは企業採用側のあれこれ念頭に、学生の見分けがつきやすい方向で勇み足なのだと思われますが、率直いおろかとしか言いようがありません。教育者としてのモラルも何もあったものではなく
2014-03-04 01:20:08.@herahera00 少人数は当然でしょうし、演習科目も全部できて合格が前提ですから対象外これもあたりまえ。では普通の必修科目、例えば物理で言えば量子力学とか7割がB以下なんですか?医学部で普通に解剖や生理、病理や薬理を7割の人がB以下で医者にするんですか?おかしいでしょう?
2014-03-04 01:21:53複数指摘を頂いたので再び記しますが新聞記事でなく大学の文書で確認した上で、私なりの考えをJBP連載など140字細切れでないところに記すように考えます。演習や少人数講義は別といったエクスキューズではなく本来のディシプリン(例えば医学部における解剖や生理科目)に導入すべきものではない
2014-03-04 01:28:11.@TcHaruka 最終的に成績は悪くないものがつくので その意味でも憤懣の持って行き場がない「駒場最悪の仏教官」扱いされた逆評定を目にしたことがあります^^ 大いに溜飲を下げました^^;
2014-03-04 01:30:03今しがた公共政策大学院の院生から相対評価の話が出たので補足したいと思います。古くから存在する多くのディシプリンには、ここまでは完全でないとという部分が確立されている事が多くA3割などは明らかに有害と思います。公共政策などディシプリンが設定しにくい応用分野で相対評価はまだわかります
2014-03-04 01:35:26つまり公共政策のように「ここまでやっておけば大丈夫」という十分性のない学部学科なら相対評価導入で出来る人できない人を見分ける発想もまだ判らなくはない。でも一定閉じた系としてここまではきちんとマスターすべしという学問体系の教授にあたっては絶対評価が本来あるべき形で、相対評価は有害。
2014-03-04 01:40:00A3割ルールのもう一つ微妙な点は、できなくても3割はAにしちゃう現象、みたいなことも起こりうる事でしょう。これもよく目にしました。企業や官公庁が人事採用するにあたって「何でも優が並んでたらわからないよ」式のクレームがあればそういう答えもするのでしょうが、一言で言えば管理教育的。
2014-03-04 01:41:28もう二つ背景を言えば、一つは少子高齢化で私立大学が教育サービス産業化し、就職率を上げたい事情から何でも優みたいに成りやすい事、もう一つは日本は大学入試が厳しく、中に入ってからは殆ど問われないのでこういう相対評価を入れるとまじめに勉強するだろうという思惑でしょうが後者は酷い話で、
2014-03-04 01:45:16政府が愚策を発表しても、たいがいの賢い大人は黙って様子を見る・・・らしい。大学が間違った施策を発表しても、やはり大概の賢い大人は黙って様子を見、大勢に棹差すようなことはしないのでしょう。第二次大戦後、欧州でファシズムに協力した知識人には責任が問われましたが、日本はどうであったか?
2014-03-04 01:50:54.@herahera00 医学を念頭に考えて見て下さい。一定責任をもってプロとして当たる最低限のセットというものがあります。もちろん現実世界はそれを超えたところにありますが、基礎というのはゆえなくディシプリンに組まれているわけではありません。その範疇をいまお話しています
2014-03-04 01:52:23人の命を預かるような仕事、医師はわかりやすいと思いますが、橋を作るのでも原発を作るのでも、ここまでは必須というコアははっきりあって、それがその専門の「主要科目」を占めているはずです。演習や少人数科目は例外とし、他は一律3割ルールとはこうした学のあり方そのものの否定に近い施策では?
2014-03-04 01:55:05僕が相対評価をそうとう目のカタキにするので、びっくりされた方があるかもしれません。でもこれは僕の教育観の根幹に触れるもので、入試など定員が決まった選別試験以外の相対評価はこれを積極否定という立場、これは僕が人となりを養ってもらった私立武蔵高等学校中学校の基本方針でもあるので。
2014-03-04 02:06:40人「より」優れているとか「上位何割に入っている」とかその程度のことはすべてくだらないと子供の頃から教えられ、実際そう思うし、そのように考えて自分自身も50年ちかく生きて来たので、もうこれを変えるとかそういうことは僕の人生ではないでしょう。切捨て用以外に相対評価の意味を見出しません
2014-03-04 02:09:04張り合うなら成果そのものと、あるいはそれにトライする自分と戦うべきで、オリンピックが終わったばかりだからある意味想起しやすいですよね。他の選手がどうこう、ではない、自分との戦い。そこで絶対評価が積み重ねられ、最終的に順位は決まるけれど100点超えだってある。そういう場で人が育つ。
2014-03-04 02:10:23