ありきたりな成功者と、そうでない成功者の違い

ネット上で見かける労働や貧困問題を語る「成功者」の発言が、なぜありきたりでつまらないのか。彼らの立場ゆえの問題と、成功してもそうでない視点を保つことができている例を比べてみた。
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ポン介 @ume_pon

こういうので金を貰える名の売れた成功者の対談は、彼ら特有のありきたりなことしか語らないので退屈 / 仕事とプライベートの境目はどこにある?|人生で勝つための「働き方」とは?家入一真×木暮太一対談 @hbkr cakes(ケイクス) https://t.co/fcND2jvgqN

2014-03-04 12:31:49
赤木智弘 @T_akagi

たまに飲み会なんかで初対面の女性を紹介されるときに「有名な赤木先生」とか言われると「ああ、もうこの関係は絶対に恋愛にならないな」と呆然としてしまう。普通の男として紹介して欲しいのに、そこでハードルあげたら、後は落ちるだけだし。なんで普通の男として扱ってもらえないのだろうか?

2014-03-02 23:33:00
赤木智弘 @T_akagi

せっかく何かの出会いがあっても、そうやって紹介されて、全部ダメにされてきた感が強い。

2014-03-02 23:33:58
赤木智弘 @T_akagi

こっちは本当に女性に縁がないので、ほんのわずかな可能性にもすがりたいのに、それで全部ダメ。向こうはこちらを「何か向こう側の先生」としか認識してくれなくなってしまう。

2014-03-02 23:38:10
赤木智弘 @T_akagi

俺は有名になんてなりたくない。安定した生活と、一緒に生活を共にしてくれる相手が欲しいだけ。でも、望んでない方にどんどん進められてしまう。

2014-03-02 23:40:45
赤木智弘 @T_akagi

生きているうちに、一度でいいから、彼女と温泉旅行に言ってみたい。1泊でいいから。

2014-03-02 23:49:30
ポン介 @ume_pon

さっきの家入一真×木暮太一対談と、今連続RTした赤木発言とのギャップはどうしたものか。そう、こういった魂の言葉こそ、本当に求められてるんじゃないのかね? 資本主義社会で金になる発言ってのは有名=成功してる人間のものになるから偏らざるをえないんだろうけど、毎度同じ論調で退屈になる。

2014-03-04 12:36:38
ポン介 @ume_pon

ただまぁ、赤木さんは「赤木先生」と持ち上げられ有名になることがマイナスになるというのがなんとも悲劇的ではあるんだが、それはおそらく、オアシスの大久保佳代子とか出川哲朗なんかのブス芸人系の売れ方に似てるところがあるからかもしれないと、ふと思った。

2014-03-04 12:39:21
ポン介 @ume_pon

家入一真×木暮太一対談も、ホリエモンも、そういう人らの言う「働くことは意味がある」発言って、「働くことで成功すること」に成功した人間の意見でしか無い。全世界見渡せば絶対にそう上手く行かなかった人は多数おり、そういう人の魂の叫びが切実に求められてるんじゃないのかね?→

2014-03-04 12:42:36
ポン介 @ume_pon

→だけどそういう人が直接語ろうとしたり誰か代弁をしようとする人がいても、その行為を通じて有名になったら、その人は「成功者」になってしまうんだよね。そこにこの構造の矛盾というか、大問題があるわけ。発言力が増す、有名になる、お金を得るようになればなるほど、当事者性が失われてしまう。

2014-03-04 12:45:02
ポン介 @ume_pon

→そういう意味でも、赤木さんってのは、ご本人には本当に申し訳ないんだけど、その立ち位置が本当に絶妙というかなんというか……ある程度有名にはなってるのにそこまで有名になりきれてもないから、切実な当事者性が失われずに済んでる。『アラフォー男子の憂鬱』でも良い意味で浮いた存在だし。

2014-03-04 12:46:59
ポン介 @ume_pon

そういう意味では、イケダハヤト氏ってのもなかなか稀有な存在なんだよな。彼は明らかに成功者なんだけど、成功者はノーブレス・オブリージュを成功できない負け組や一般層に対して果たさないといけないと明言する。そこが、いわゆる家入一真×木暮太一対談とか、ホリエモンとの大きな違い。→

2014-03-04 12:50:36
ポン介 @ume_pon

→成功できなかった人間に対し副業を持てとかいろいろ試せとか言うのが、家入一真×木暮太一対談でも出てくるような「普通の成功者」の煽り方。それにくらべてイケダハヤト氏は、そういう人間が社会福祉に頼るのもありで、それを成功者はノーブレス・オブリージュで支えなければならないと説く。→

2014-03-04 12:52:40
リンク イケハヤ書店 ノブレス・オブリージュと日本人 : イケハヤ書店 「ノブレス・オブリージュ」という言葉をご存知でしょうか?直訳すれば「貴族の義務」とでもなるでしょうか。格差社会において、社会的に上位に位置する人が「義務」として、弱者に対して施しをする精神を、一般に「ノブレス・オブリージュ」といいます。格差が広がれ
ポン介 @ume_pon

→その二つ(ともかく自立しろよvs堂々と社会に頼ってもいい)の違いはほんとうに大きくてね。たいていの成功者は、自分のような人間でも成功できたからやり方次第だと思い込んでしまうのに、イケダハヤト氏は世の中うまく行かない人がいるという存在と、生存権をちゃんと認めてる。素晴らしい。

2014-03-04 12:54:32
ポン介 @ume_pon

個人的には、もっとイケダハヤト氏のような「成功者」が出てきて欲しいし、赤木さんにも(本人は望んでないかもしれないけど)有名になって豊かになってそれで飯が食えるようになったとしても、今の視点を忘れないでい続けてほしいと思う。

2014-03-04 12:57:39